ワるきゅーレ
わるきゅーれ
CV:緒方恵美(ワルキューレ:18歳時)、望月久代(ワるきゅーレ:8歳時)
ヴァルハラ星8大皇女の1人でヴァルハラ星の神器・刻の鍵の継承者であり、白き皇女とも呼ばれている。
淑やかで優しい性格と天女のような美しい姿から、優れた戦闘能力を持ち、学業も優秀。それゆえ、学園惑星時代は同級生や下級生から憧れの的であった。一方、料理の腕前はかなりよろしくない(家事などは皇族には本来必要の無い分野であるため、学ぶ機会に恵まれなかった)。
政略結婚から逃げだした際、時野和人を死なせて、魂を分け与えた為、8歳の子供の姿にパワーダウン。それに伴い、性格も天真爛漫でわがままなトラブルメーカーと化している。
和人とキスすることで一時的に元の姿に戻ることが可能でアニメ版では帽子以外の衣服が透明になるように消えていき、裸になった後、成長過程は乳房の膨らみだけを描写するという数ある急成長でも特に巨乳化にこだわったものとなっている。
経緯は異なるが、アニメ版と漫画版それぞれでワルキューレは分離し、アニメ版では「ワルキューレ」と「ワるきゅーレ」に…漫画版では「ワルキューレ」と「ワるきゅーレ(漫画版の表記はわるきゅーれ)」と「ちびQ」の姿に別れている。その為、和人との関係は分離問題が終わるまでそれ以上進展出来ない状態である(アニメ版では結婚式の途中で分離した為、中止となり恋人関係を維持。漫画版では結婚式を終えた直後に分離した為、夫婦ではあるがそれ以上の営みは保留中)。
なお、本編におけるワるきゅーレはパワーダウン時の方を指しており、本来の姿の場合はワルキューレと区別されており、一人称もワるきゅーレは「ワルちゃん」ワルキューレは「私(わたし)」なっている。漫画版では手乗りサイズの「ちびQ」の姿にもなった(思考まで幼児の為、言葉を喋る事が出来ない)。
※ここから先は原作のネタバレになるので未読の方は注意。
ワルキューレが子供の頃、メームに連れられてヴァルハラ皇家から密かに禊の湯と呼ばれていた時之湯に来ていた。和人とはその時に出会い、両想いになり、色々な約束を交わした。だが楽しかったのも束の間、ワルキューレが和人に対して犯した過ちが原因でワルキューレは最初の償いをし、メームの手によって皇女として育つ為に邪魔なものとされた一連の記憶が封印されることになった(物語序盤で和人とワルキューレが初対面の振る舞い方だった原因である)。
時は流れ、ワルキューレに政略結婚の話が来ていたが初恋の記憶を封印されても『約束』だけが心残りになるなど、彼女の中には想いは残り続けていた。真田さんのサポートでヴァルハラ星を脱出し、まっすぐ地球に向かい、運命の再会を果たした。