由来
伊予島杏の使用する必殺技の名前の一部は読書家の彼女らしく、海外文学から取られたものがある。以下、例を挙げると…
- ワザリングハイツ:嵐が丘(Wuthering Heights)
- プライド&プレジュディス:高慢と偏見(Pride and Prejudice)。
- フェアウェルトゥアームズ:武器よさらば(A Farewell to Arms)。
特に「ワザリングハイツ」はその技自体の突出した性能(プレイアブルキャラの中では唯一の全体攻撃。最近になって東郷も似たような必殺技を持つものが登場したが彼女の場合は前方のみ)とまるでアパートみたいな名前のインパクトから「ゆゆゆい」における杏の代名詞となっており、プレイヤーからは「ワザリングハイツさん」「ワザリングハイツ伊予島」とまで言われ始めている。
「ワザリングハイツ」が使えるSSRカード「思いやり 伊予島杏」はゲスト貸し出し枠に入れてくれているプレイヤーも多いため、所持していないプレイヤーも使用する機会が多く、この認識は急激に浸透しつつある。
これが公式にも届いたのか、遂には花結いの章21話スコア獲得報酬シナリオで三ノ輪銀の口から「ワザリングハイツ伊予島」と言われてしまった。
ちなみに、「ワザリングハイツ」は元ネタである小説の主な舞台となる屋敷の名前なので、アパートみたいな名前なのはある意味当然。邦題が「嵐が丘」なのは当時の訳者が折角の洋書のタイトルを卑近にしすぎないようカッコつけたのではないかと思われる。多分。
これだけなら、単なる通称で済んでいたのだが…
ストーリーにて
ストーリーでは、球子と銀にフリフリの水着を着せて「幼女って感じでかわいい」と言ったり、小学生組の変身をやはり「かわいい」と言って見に行こうとしていたりする。
「杏ちゃんはせっかくの美少女なのにその趣味で台無し感すごい」とは加賀城雀の談。
原作では見せなかった予想外の一面に衝撃を受けたファンからは間もなくロリコンとネタにされるようになり、遂には上述の必殺技をもじって「ロリリングハイツさん」などとまで言われ始めてしまった。『結城友奈は勇者であるちゅるっと!』5話では年少組の一員としてパジャマパーティーに加わっていたが、それだけでファンから「ワザリングハイツ案件」「事杏」とネタにされる事に。どうしてこうなった。
よって、Pixivでもそういう類のイラストのタグとして使われてしまっている。
注意
杏の名誉のために言っておくと、露骨な下心剥き出しの言動を作中でしている訳ではなく、不法侵入したり鼻血吹き出したりした狙撃手と比べればまだまだかわいいレベルでしかない。他の年少組との関係も至って良好である。このネタを嫌うファンも少なからずいるので、くれぐれもやりすぎには気を付けよう。
余談
ちなみに、古波蔵棗のかっこよさにイケメンアイドルを見たように浮かれて、バレンタインイベントにてチョコを渡すというミーハーな一面も見せている。とは言っても、球子が自分のヒーローである事に変わりはない(両方を兼ね備えているという考察もあるが…?)。