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概要編集

東亜プランから1993年に発売されたアーケード用STGでメガドライブにも移植されている。ステージは縦スクロールの6面構成で、2周目は打ち返しも追加となる。

難易度も前年に発売されたドギューン!!や達人王と比べると流石に抑えられており、楽しみながらプレイできるバランスの良さから今でも根強いファンがいる。

パワーアップ方式はグラディウスに近く、パワーアップアイテムを取るたびに左端のメニューがアクティブになり、もう1回アイテムを取得するとメニューが右にスライドする選択型を採用している。オプションも最大で4機装備する事が可能で、敵の攻撃によるダメージは一切ない。


海外版はタイトルが後述の「Grind Stormer」(グラインド・ストーマー)に変更されており、仕様も日本版とは異なる。主なものとしては以下の通り。


・パワーアップ形式が通常のアイテム取得型に変更(パワーアップ名の書かれたバーに変わっており、取った時点で即時有効化)。

・日本版には無いボンバーが追加され、パワーアップメニューのインジケーター部分もボンバーストック表示になっている。

・2周目の打ち返しも拡散して飛んでくるなど日本版より難しくなっている。

※尚、日本版でもコイン投入後のタイトル画面で隠しコマンドを入力し、成功するとタイトル右下に「BOMBER VER.」と表示される。但し、コマンド成立後オートデモが始まる前にスタートしないと無効。


ちなみにMD版はオプション画面で日本版・海外版が切替えられるため、「1粒で2度美味しい」仕様となっている。


ストーリー的なもの編集

劇中の2210年に「グラインド・ストーマー」というアーケードゲームマシンが発売されたのだが、ゲーム機の中に作られた物理的な世界[1]にプレイヤーを送り込むという、今までの2D、3Dのゲームとも大きく異なる特徴があった。更にゲームのタイトルのうち5番目にあるV・V(ヴイ・ファイヴ)をクリアしないと現実世界に生還できないというとんでもない仕様になっていた。

この攻略のためにNA-00という最新鋭の戦闘機が製造されたのだが、この機体をもってしても未だにV・Vから誰一人として生還する事はなかった。事態を重く見た政府もエージェントをゲームに送り込み、V・V自体が何かしら思惑をもってこのような事件を起こしているのではないかと調査に乗り出したのである。


しかしこれは今でいう、VRゲームSAOに近い内容である。設定を考えた人物はゲーム業界の未来図を割と予想できていたとも言えるかもしれない。ちなみ、にV・V発売から1年後に初代プレイステーションソニーから発売され、東亜プラン倒産後に同年CAVEが新生する事となった。


  1. SAO.hackの様な仮想現実ではなく、ゲーム内に実物の世界が構築されており、EDを見る限りでは宇宙空間まで存在している。

関連動画編集

プレイ動画


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STG 東亜プラン

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