概要
演:神木隆之介
「僕は一十一。この世界の王(キング)だ。」
SPECシリーズの重要人物。
名前の漢字を組み合わせると一十一=王となり、その名の通り「この世界のキング」を自称する作中最強クラスのスペックホルダー。
とはいえ読みにくいため、もっぱら「ニノマエ」とカタカナ表記される。
当麻と過去に何らかの関わりを持つ少年。
指を鳴らすことで、時を止めるSPEC(公安調べ)を持つ。(能力の解除の際も同じく指を鳴らす)
当麻に家族を爆弾で皆殺しにされたと言い、彼女に強い憎しみを抱いている。
学校では影が薄いらしく、写真に写りたがらない上に行事にも全く参加をしない。
試験時はSPECを使用してカンニングしている為成績は優秀。
しかし授業で当てられると答えられない。
母親と二人暮らし。
右耳の後に星形の痣がある。たこ焼き鍋を平気で食べる。
この先ネタバレ注意
しかし、実際のSPECは人のスピードの数万倍の速さで動くSPECであり、指を鳴らすことをトリガーとして発動される、なお、時を止めるとは似て否なる能力であるため、自分より速いスピードで流れる電気や、熱など環境的要因は止めることが不可能、そのうえ、毒を摂取した場合は常人の数万倍のスピードで体を侵食されてしまう。最終決戦の際は当麻が仕掛けた毒の雪により致命傷を負い、治療のかいもなく死亡してしまう。
この先さらなるネタバレがあります。
最終話「癸の回」で正体は当麻紗綾の弟、陽太本人であることが明かされる。
飛行機事故で両親を失ったが、その際にSPECを発現し生き残る。
その後地居聖に記憶を書き換えられていた。
「天」ではマダム陰・陽や伊藤淳史といったSPECホルダーたちを束ね組織化しその盟主として君臨。世界征服のためのテロを仕掛けていくも、その正体は、ブブゼラリーマンズに盗まれた遺体から作り出されたクローンでプロフェッサーJによって作成されたものであった。その後、伊藤淳史が釘が仕込まれた爆弾が仕込まれたキャリーバックを貫いてしまったことにより、能力を使用し、回避しようとするも、さらに電流が流れる仕掛けが仕込まれており、それによって死亡する。
さらに4体のクローンが出現するも、すべてセカイによって存在を消される。