概要
演:戸田恵梨香。
階級は警部補。警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係に所属。24歳。
数日洗っていないボサボサの髪と、ギプス固定され三角巾でつるされた左腕が特徴。
書道道具や書籍などをまるっと詰め込んだ赤いキャリーバッグを常に持ち歩き、その車輪で瀬文の足をしばしば轢いている。
京都大学理学部卒業、物理オタクでIQ200超えの頭脳を持つが、死語を連発したり非常にKYで口が悪く、舌打ちをしたりと態度も頗る悪い。
その頭脳の為に非常にカロリーを消費する所為か大食漢であり、特に餃子を偏愛する(しかし味覚音痴である)。
書道4級。
推理する時には、情報を整理する為に半紙に向かい事件のキーワードを書き連ねて結論を出す。
更に纏めた半紙を破り宙に舞い上げ、「いただきました」の言葉を皮切りに、事件のポイントやヒント、犯人の名前を新たに書き起こすという行動を取る。
ちなみに漢字には少し弱いようだ。
両親と弟を事故で亡くし、祖母と二人暮らし。
左腕の秘密
以下ネタバレが含まれます
TVシリーズ終盤で彼女自身もSPECホルダーであることが判明。
左腕はそのSPECを発動させるキーであることも判明した。
そして2012年4月1日のスペシャル版『SPEC~翔~』にて、その能力の全容が遂に解禁された。
簡潔に言うと「SPECホルダーに限定した死者召喚」。勿論呼び出した人物のSPECを行使可能(この際は当麻自身が動きをトレースすることが多い)。オリジナルである故にSPECをコピーできるSPEC等は完封できる。
別に呼び出す者は傀儡ではないため、当麻と一緒に戦ってくれるかは当人次第な欠点はあるものの、それを補って余りある強力なSPEC。劇中でも何度も「神にも悪魔もなれる能力」、「自分の知る限りでは最強(by某弟)」と言われ続けてきた。
ちなみに発現したきっかけは「事故で失った両親に会いたい」という願い。とはいえ生きていた弟はともかくとして、これを通して両親と会ったのかは追ぞ明言されなかった(本人の口ぶりを見るに多分会っていない)。
『翔』にて召喚した海野亮太の手でこのSPECは封じられたものの、完全な封印とはならなかった様で、『天』及び『結/漸ノ編』では死者の怨嗟の声に乗っ取られる事態まで発生している。
しかし『結/爻ノ編』にて非道に怒りを燃やした当麻が、遂にSPECの封印を解く。ファティマの予言に登場する「左手に火の剣を持つ天使」が覚醒した時、物語が終局へと動き出した…
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SPEC SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~