概要
顔料にアラビアゴム等を混合して作られた水溶性絵具と言う点では透明水彩と同じだが、透明水彩よりも顔料の比率が高い為、被覆力(紙の地や下の色を隠す力)が高く、発色が非常に鮮やかである。
乾いても再び水に溶ける上、塗膜が脆いので、制作途中並び完成品の保存は十分気をつける事。
その代り、アクリル絵の具やアクリルガッシュと違い、筆を傷めにくく、結果筆を選ばないのが特長。但し、使用後は必ずきちんと洗う事。
油絵具に使う様な高級な顔料を使用したものは別名をガッシュ(グワッシュ)と言い、耐光性に優れる。また安価な派生品として、発色の良さを優先したポスターカラーや安全性を優先した学童用絵具などがある。
pixivでは
CGはもちろん、アナログでもアクリル絵の具やアクリルガッシュに押され気味である。
また、ガッシュと言うと、マンガのキャラクターと混同しやすいので、タグとしては不透明水彩が用いられている。
しかし近年、NHK教育の「趣味工房」でアニメーターの増山/修がガッシュを用いた背景画のテクニックを披露した所、これが好評で、少しずつファンが増えつつある。