「やるぞ。帰るんだ、皆で。」
概要
CV:杉村憲司
『地球防衛軍6』に登場するキャラクター。人類が追い込まれた世界で主人公やプロフェッサーが立てこもる地下街のレジスタンスリーダーである。
他の荒廃世界における隊員と同じく武器はアサルトライフル、迷彩柄の服と帽子をかぶっているが、カラーは焦げ茶色なので乱戦でも見分けがつきやすい。(ただし、1ミッションのみ緑の迷彩服と茶色の帽子になり、武器もショットガンを装備している。)
生き残った仲間や民間人をこれ以上失いたくないが為に用心深い性格をしているものの、決して臆病ではなく先陣を切って襲い来る敵軍に立ち向かう勇敢さもある。
忠告を振り切って独断で地上に出た伍長の救出や、怪物が犇めく地下坑道を通ってでもリングへ接近しようとするプロフェッサーの護衛、そして大尉の主導で決行されたリング攻撃作戦に対して悪態を吐きながらも援軍に駆け付けるなど、律儀且つ義理堅い人物である。
「敵の気を逸らす! それ以上する気はないぞ!」
備考
今作における対エイリアン戦術講義は彼が担う。前任者と変わらない的確な説明であるため、一度は聞いた方がいい。
皮肉を言いつつも主人公やプロフェッサーたちを助ける様子から、プレイヤーからはとある属性を疑われている。
デジボク地球防衛軍2ではDLCにて本人として参戦。SPは目の前に爆弾を2つ配置したまま中尉自身がその場にとどまり銃撃し続ける「馬鹿げた作戦」で、まさに彼が発言していた「敵の気を逸らす」を体現している。
関連タグ
不死身の男 どれほど人類が追い込まれようと彼は死ぬことがない。
以下地球防衛軍6終盤のネタバレにつき注意!
「こんな馬鹿な作戦を立てたのは誰だ! 命を捨てる気か!?」
本部「中尉か!? 歓迎する! 手を貸してくれ!」
「敵の気を逸らす! それ以上する気はないぞ!」
終盤のリング破壊作戦の最中、特殊作戦コマンドが孤立無援当然のストームチームを援護するべく駆け付けたのと同時に、無茶な作戦に憤りながらも援軍として登場した。
荒廃世界とは打って変わって新鋭レンジャー隊長と同じ姿であり、武器もブレイザーを装備している。
人類が優勢となった世界でも彼の階級は中尉であった事から、元より士官だったようだ。
いつものように「陽動だけ」と吐きながらも、今までの歴史と同じようにリング破壊作戦に駆け付けるその姿はまさしく「EDFは仲間を見捨てない」という理念を体現した男である。
「くそっ! これが最後だ、こんな戦いに加わるのは!」
リングが墜落した直後となる最終ミッションにおいて登場する不死属性のレンジャー隊長は特に言及されていないが彼だと推測されており、その場合中尉もストームチームと一緒に生き残ったことになる。
特に中尉は荒廃・優勢のどちらの世界線においても登場し、なんだかんだ言って援護しに来てくれる頼もしい存在。リングの事故を起こす手助けを行い、リング破壊作戦においても加勢した。大尉(軍曹)やグリムリーパー、スプリガンに並び、彼もまた人類の未来に必要だった人物なのだろう。