もしかして→スパイダーマッ
→『仮面ライダーV3』の挿入歌
不死身とは……?
「不死身」とは、呼んで字の如く死なない身体を持つこと。
とくに創作作品においてはその人物の持つ一種の能力として扱われることが多い。
なお、本項で扱う「不死身の男」は戦いや不慮の事故に見舞われても生還した実績を持つ男性のキャラクターがこれに該当する。
相手がどんなに殺そうとしても絶対に死なないので、逆に言えば「不死身の男」に接触・敵対した人物はほぼ確実に死亡してしまう。そのため「歩く死亡フラグ」とも呼ばれる。
「不死身の男」の特徴
- (悪)運が強い
特別・特殊な力を持ち合わせていないが、どんなにピンチを迎えて死にそうになっても、持ち前の悪運の強さで何とか切り抜けてしまうパターン。
ただし、この場合では相手の攻撃を切り抜けていても、その身体はいつも満身創痍の状態になってることが殆ど。あと愚痴が多い。
- 特別・特殊な力を持っている
例えば身体を改造・強化していたり、あるいは先天的な超能力を持ってたりと、ピンチがピンチにならないのがこのパターン。
- 実力
特殊な種族や能力ではなく、単に鍛えただけでこの称号を得ている人。
「もの凄く強い」以外に説明がつかないので一番タチが悪い。
- そもそも舞台設定がギャグ
ギャグ作品などでは間違いなく死亡するであろう被害に見舞われても、翌回…早ければ次のページ・コマには何事もなかったかのように佇んでいることが多い。この場合、特定の一人が不死身なのではなく「登場人物全員が不死身」ということも。
パターン別主な不死身の男(またの名を関連イラスト)
悪運系
映画
上記特徴の=(悪)運が強い=の代表的な人物である。
クリスマスの日に2年連続でテロに巻き込まれて以来、何度も世界規模の大事件に遭遇した世界一運の悪い男。最終局面ではいつも運の悪さをぼやきつつ傷だらけでボロボロの状態だが死なない。
映画のタイトルからして既に「殺しても死なない男」を意味する「ダイ・ハード(DieHard)」だったりする。
ガンダムシリーズ
劇中でも貧乏くじを引く立場に多い苦労人。元々が浮浪児だった上に、牧師として生活していたL2コロニーを連合とOZに制圧された中たまたま生き残ったという生い立ちからして不幸な人物。「奇跡は見たことがないが、死人はいっぱい見た」事から死神を自称しているほど。
一度宇宙での不慣れな戦いで中破した愛機を自分もろとも自爆させようとしたが、たまたま装置が故障していて作動しなかった。月面基地で捕虜になった時はツバロフに牢獄の空気を抜かれ酸欠で殺されそうになったが、レディ・アンが反旗を翻したことで牢獄が解放されたため何とか基地を完成度70%のデスサイズヘルとともに脱出している。
また、続編のEndlessWaltzでもX-18999コロニーにヒイロと二手に分かれリーオーで突入した際、最新機のサーペントに殺されかけるが、パイロットが色々と気を遣いすぎるトロワ・バートンだったのでミサイルでとどめを刺すふりをして逃げ道を作ってくれただけだった(ちなみにヒイロが相手したのはリーオーだろうが仕留める気満々の張五飛狩るガンダムナタクである。デュオが出くわしたのがこちらだった場合確実に死んでいただろう)。
死亡フラグ回避の理由がそれなりに筋の通っている後述のヒイロと比べるとやたら運任せな面が強いため悪運の方にカテゴライズしているが、彼も生き延びるためのずる賢さは備えており、隠密行動や諜報などの技術には人一倍長けている。
パトリック・コーラサワー(機動戦士ガンダム00シリーズ)
度重なるガンダムとの戦闘で生き残った数少ない男。
作中で「不死身のコーラサワー」とも呼ばれ、何度もファンから「今度こそ死んだな」と思わせた。
しかも制作当初は「適当なところでリタイアさせる」予定だったのだが、延命させてるうちにその「適当なところ」を見失ってしまい、結果的に不死身キャラになってしまったという次元を超えた不死身の男である。
そして、この手の強運キャラのお約束として異能生存体と比喩される事があるが、彼の場合それも「毎回ほぼ無傷で生還するので本家キリコよりも強力な能力の持ち主」という扱いになっている。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険・戦闘潮流/スターダストクルセイダース/ダイヤモンドは砕けない)
歴代のジョジョの中でも特に悪運が強い男。
火山噴火に巻き込まれても海に転落し、漁船に拾われたことで九死に一生を得たり、生涯で4度飛行機事故に遭遇したものの、そのいずれにおいても生還している。
また、「ジョースター家の男性は代々短命である」というジンクスがあるが、ジョセフはこうした悪運の強さもあり、そうしたジンクスを唯一打ち破っている人物である。作者曰くPart.6の時点でも『ちょっとぼけてるけど、まだ生きてると思います』とのこと。
Part.8にて名前が登場するが、Part.7以降の世界は一巡した世界が舞台であり、Part.6以前の彼とは別人だが、ジョセフだからもしかしたらもしかするかも……。
ジャン=ピエール・ポルナレフ(ジョジョの奇妙な冒険・スターダストクルセイダース/黄金の風)
妹を殺害されたり、肉の芽に支配されたり、DIOが送り込んできたスタンド使いからは高確率で真っ先に狙われたり、便器を舐めさせられたりと何かと不運に見舞われたり貧乏くじを引かされたりしやすいキャラだが、ジョセフや後述のホル・ホースほどではないものの彼も割と強い悪運の持ち主である。
終盤のヴァニラ・アイス戦ではモハメド・アヴドゥルとイギーの命と引き換えに2度も救われており、自身も「悲しい友情運」と表現している。このため3部ではジョースター家以外で唯一生存。
3〜5部間の時系列では5部のラスボスと交戦しており目や足などを失う重傷を負い崖から落下するが奇跡的に生き延びており5部開始まで隠居生活を送っていた。
5部終盤で再びラスボスと交戦し肉体的には死亡するものの、死の直前に発動したシルバー・チャリオッツ・レクイエムによりスタンド使いの亀と魂が入れ替わる。本来ならレクイエムが解除されればポルナレフの魂は成仏するはずだったが、亀のスタンドの魂を引き込むパワーが強かったおかげで亀のスタンド内に残留し、全身をスタンドから出さない限り魂が不死身な男となって生き延びた。
ホル・ホース(ジョジョの奇妙な冒険・スターダストクルセイダース)
ジョースター一行と二度交戦、DIOに一度反発、さらに自らのスタンド『皇帝』の弾丸を二度食らっても生存しているという敵版ジョセフとも呼ぶべき悪運の強さを持った男。このため前半に出た悪役でDIO側に着いたままで唯一エジプト編にも登場している。
J・ガイルとタッグを組んだ初戦では逃げるポルナレフと花京院をJ・ガイルだけが追跡したため共殺しにされずに済み、その後J・ガイルが殺害されたとも知らずにポルナレフ達の前に現れてもアヴドゥルの敵討ちに殺されかかった時にネーナに庇われうまいこと逃走の機転を作る。その後エンヤ婆回でも登場し、息子であるJ・ガイルを見殺しにしたと恨む彼女のスタンド『正義』に操られる形で自らの弾丸で自害(自滅)させられそうになるも、発砲直前ギリギリにスタンドを引っ込めたため軽傷に済む。
エジプト編突入後は、独断でDIOの部屋に潜入し、DIOを殺害しようとしたが、むしろその時の冷静さを気に入られたため殺されずに済んでいる。ボインゴとタッグを組んだ時も反撃する前にポルナレフに背後を取られるがアヴドゥルが生きていた事で憎しみが消え去っていたため命は見逃されている。
最後は複数の自らの弾丸を受けて急所から1cm逸れたため命に別状はなかったものの重傷を負いリタイアとなるが、この頃のDIOは自分の手下が誰一人ジョースター一行を殺害出来ずにいる事から相当ご立腹状態で次に始末出来なければ彼に殺されかねない状況だった事も考えると皮肉にも最も安泰な退場の仕方をしたとも言える。
護衛チームの中ではギャングの道を進む事になった理由が「人助けをしたのに、それが『自身は無傷でありながら3人のチンピラから拳銃を奪い取り、更に "4発" の銃弾で返り討ちにした』という異常な状況であり、助けた相手からの証言も証拠もなかったため正当防衛が認められず殺人と見なされ禁固30年の刑を受けたから」というもっとも可哀想なキャラ。(他にも「ガキの頃4匹の子猫を貰った家の子供が猫に眼を抉られて失明した」等の話をしている事から昔から4という数字に忌避感自体は感じていた模様)
6人の中でも特に毎回戦闘をするたびに死にかかっている事が多かったり、シルバー・チャリオッツ・レクイエムで全員の精神と身体が入れ替わった時はまさかの紅一点のトリッシュ・ウナと入れ替わってしまいワキガの事をボロクソに言われてしまった。
しかし悪運は強いが人運に恵まれているのも事実であり、人望の強いブチャラティに拾われた事や、上述のように本来なら死んでいたシチュエーションで生きて帰って来れたのもたまたまその時の共闘相手が回復能力持ちのジョルノだったからというのも大きい。
最終決戦終了後の護衛チームがジョルノに会う以前が描かれたエピローグに至っては「その場に居る者の中で自分だけは近い将来死ぬ事を予告されていない」ことから運命を逆手に取り、高層ビルの窓から飛び降りてスタンドを破壊するという無茶振りまでやっている。こちらもちょうど真下にパンナコッタ・フーゴの車が通りかかったためルーフが落下のダメージを軽減し怪我は負ったが命には別状はなかった。
そんなこんなで護衛チームでは主人公のジョルノと離反したフーゴを除けば唯一生存したキャラであり、パッショーネ改編後に組織のNo.3(本来ならNo.2であるところを「2は乗ずると4になる」と避けているらしいが、No.2の人選的に建前に過ぎないと思われる)にまで昇格するなどまさに人生山あり谷ありを地で行ってるような男である。奇しくも同じく悪運の強いホル・ホースとは銃使いという点でも共通している。(ちなみにホルホースのスタンド「皇帝」のタロットナンバーは4)
実在した人物
「空の魔王」「戦車撃破王」「アンサイクロペディアに嘘を書かせなかった男」として知られる、ドイツ軍のスーパーエース。そして30回も撃墜された被撃墜王でもある、とんでもない御仁。
そもそも撃墜されて生き残る確率自体高くないのに、それを30回も達成する辺り異能生存体であってもおかしくない。とは言え脚を失ったり重傷は負っているが。
その他作品
コーラサワー同様ギャグ補正がかかったキャラクター。敵の戦闘能力を勘違いしセルゲームに殴り込むものの、生還(しかも世間的には彼の手柄となっている)。さらなる強敵魔人ブウ出現時には平和的に解決しようと友好関係を築いたことが幸いし、地球人が皆殺しにされる中で唯一生存。しかも地球破壊された際に咄嗟に悟空に助けられ、たまたまであるがこれが最終決戦の決め手を成功につながる結果になる。
劇中で唯一ドラゴンボールによる蘇生もなく、天寿を全うした地球人として知られる。
……え? 『復活のF』で地球が消し飛んだときに死んだんじゃないかって? いやウィスが巻き戻したからノーカンですよ。
ネオ・コルテックス(クラッシュバンディクーシリーズ)
高所(飛行船、果ては宇宙空間)から落下しようが、時空の歪みに巻き込まれて赤ん坊化しようが、何事もなかったかのように生き延びたり元に戻っている。取扱い説明書でも悪運だけは強いと書かれている。
国内最長エロゲーシリーズの主人公。ある意味全てに該当する存在。どの人間にも存在するレベルの限界が世界で唯一存在せず、無限に強くなれる男。怠け癖が有るのですぐに弱くなってしまうが常軌を逸した悪運(大吉君)が有り、シリーズで何度となく無茶苦茶な危機に陥ってもその度に生き残り続けてきた。
TV版だけでもマクロスシリーズどころか、サブカルチャー作品全般における死亡フラグおよそ20も立てておきながらそれらをすべてへし折り、最後まで最前線で戦い抜き生き残った強者(そのツケが部下に回ってきてしまったとも……)。
劇場版でもメインヒロインの片割れ共々死亡した、と思わせといて両者ともみごとに生還を果たしている。
飄々とした性格で、普段はずぼらで無神経で酒飲みの昼行灯を装っているが、その実はアルヴィスの特殊工作部隊員であり、潜入工作から対諜活動、対フェストゥムにおける白兵戦までこなすエキスパート。そして何より、キャラ設定からして死亡フラグ感満載(その上作品の性質上、ただでさえ死亡フラグが回収されやすい)にもかかわらず、どんなピンチも切り抜けて必ず生還する。その不死身っぷりは脚本家の冲方丁曰く「こいつ、どうやっても死なねぇ」とのこと。なお、彼が生き残る際に他のキャラクターにとばっちりがいったりしており、そうした要因によりファンから異能生存体扱いされている…のだが、彼の場合不死身っぷりが周囲の人間に伝染しており(ファンの間で作中内の用語であるMAKABE因子になぞらえて溝口因子とネタにされる程)、周囲を自身の意志に関係なく無差別的に巻き込む異能生存体とはある意味対照的かもしれない。
「どうして…お前らは…俺を…死なせてくれないんだ…」
剣で首と心臓を刺され、雷槍で顔の上半分を吹き飛ばされ、四肢をもがれ、首を半分斬られてもまだ生き残った男。
そのあまりの悪運の強さからネット上では「作者に愛されすぎた男」「プロットアーマータイタン(彼の持つ巨人の能力の名前は鎧の巨人)」と称されている。
なお本人は壁内の人間を大量に殺戮し、仲間を見捨てて逃げた罪悪感から死にたがっており、死にたいのに死ねないという不憫な人である。
特殊能力系
仮面ライダーシリーズ
南光太郎(仮面ライダーBlack、仮面ライダーBlackRX)
一度は本当に死んでいるが以前、自分が助けた怪人にその遺体を海底で拾われてその怪人の一族に伝わる秘伝の薬によって復活を遂げる。
さらに、RXでは変身機能を壊された上で宇宙に放逐されたがキングストーン(光太郎の体内にある重要なアイテムのようなもの)が太陽の光を吸収し、新たにRXに変身出来るようになった。
そしてそれは倉田てつを本人も出演したスーパーヒーロー大戦GPでも発揮していた。歴史が変わりBLACKの状態で敵怪人の一斉攻撃を受け死亡したかに見えたが、何の説明もなくRXに進化して復活。どういうことなの……。
ちなみに太陽の光が有ればどんな怪我も治り、太陽の光が届かなくてもキングストーンがある限り蘇り、キングストーンを破壊しても太陽光でキングストーンを再生させ、両方を絶っても人の心に光がある限り立ち上がる、「何度でも!!(誇張なし)」
挙げ句の果てには「弱い頃の彼を殺しておこう!」と過去に向かうとBLACK、BLACK RX、ロボライダー、バイオライダーの4人(全員別時間軸の同一人物)が一斉に襲いかかってくる。一対一でもインチキくさい強さなのに4人はいくらなんでも……。
「知らないのか。俺は不死身だ」
戦いでどんなに酷い大怪我を負っても無事に生還した不死身の男でもある。
敵のだまし討ちに遭い、鉄骨の下敷きになっても生還し新戦力で敵を撃破。
ドラゴンに噛み砕かれ全身を包帯で巻くほどの重傷を負うも、次の回でベッドから抜け出しリベンジを果たす。攻撃を受けて火だるまになり病院送りとなったが、無事生存。
また風都探偵では、腹を触手で刺され、巨大な拳で殴り飛ばされ、建物の(少なくとも五階以上にある)窓を突き破って外の歩道に転落し、血溜まりが出来る程出血しておきながら変身し、妻の亜希子からも「きっと動き回ってた方が早く治るのよウチのダンナは」と諦められる状態になっている。さらにはある敵の攻撃で重傷を負い、一度は本当に生死を彷徨うも、先に地獄で待っていた宿敵であり怨敵だった男によってあの世から追い返される形で意識が戻り復活、そのまま再変身した。
そもそもライダーとして選ばれた理由が「敵の親玉の得意とする精神攻撃に耐性があったから」なのだが、それを差し引いても不死身すぎである…。
ひょっとしたら彼も異能生存体なのかもしれない…と思っていたら続編で敵の親玉から「生物として加速度的に進化している」と明言されてしまった…それでもメモリ受け取ってから数ヶ月であの不死身さはおかしい気もするが……
死と再生を繰り返す不死身の肉体の持ち主、しかも再生を繰り返す度に強くなり、その速度も速くなっていくという成長能力まで持っている。
最期は太陽に叩き込まれ、灼熱の炎の中で絶え間なく死と再生を繰り返すというある意味死よりも惨いものとなったが、ファンの間では「いつか太陽すらも克服して帰ってくるのでは?」と言われている。
彼の神になった後を描いたMOVIE大戦フルスロットルでは、死んでも彼はバックアップを残して復活するという不死身っぷりを見せた。
その他作品
キリコ・キュービィー(装甲騎兵ボトムズシリーズ)
作中で異能生存体と呼ばれ、どんな危機に陥っても必ず生き延びてきた。
公式で不死身の設定である。
万一彼が死ぬとするなら「彼でさえ異能生存体ではなかった」というだけになる程、異能生存体という能力は強力な生存フラグと言える。
国際警察機構・パリ支部に所属するエキスパート。「不死身」の肉体を持ち銃で撃たれても真っ二つにされても必ず復活するという体質で「死なない」のではなく「死ねない」とのこと。またそのせいか命を軽く扱う面があり、身体能力的にはバケモノ級である九大天王や十傑集には劣るものの、不死身の身体を活かした玉砕戦法を取る。
単なる目立ちたがりの中学生だったのだが、改造手術を受けて変身したヒーロー(ただし非公認)。しかし大概は戦闘能力は皆無であっさりボコボコにされるのが通例なのだが、劇中の強敵たちですら驚くほどに死なないしぶとい。
物語の終盤で、極貧生活により遺伝子が変質し一欠片でも細胞が残っていればすぐに再生可能という驚異の事実が明かされた。ただし死なないだけで、劇中のヒーローらの中では最弱クラス。生き返り競争以外では絶対に勝てないという、なんとも使い道のない不死性である。
ライトノベル「とある魔術の禁書目録」の主人公兼一級フラグ建築士兼高校生、上条当麻氏。
超能力や魔術などの異能の力を無効化させる右手「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という特殊能力を持っている。
文字通り異能の力を無効化できる(右手限定or場面によって定義が曖昧……俗にいう主人公補正だというのは気にしちゃいけない)上に、どんな屈強な文句でも跳ね返せるある意味理不尽じみたありがたいお言葉(説教)、一般人である(喧嘩慣れしているので身体能力は並みの上程度、長距離には自信あり)・・・はず
なのだが、明らかに凡人の域を越して超人である為、もはや人間ではない。
そして、そげぶで有名な「まずは、その幻想をぶち殺す!!(作品によって多少の違いあり)」の右手を使われると、相手は負ける(ありがたいお言葉(説教)→そげぶ→テーレッテー(死ぬことはないが))。
余談だが幻想殺しのおかげで幸運という力があるのだとすれば、それを打ち消しているために不幸なのではないか?
と禁書目録さんが言っていたのだが、「不幸も異能の力に入るのでは?」とか思ってはいけない。
ミュータントの彼にはヒーリングファクターという治癒能力がある。機銃で撃たれようが、爆発で内臓が丸出しになろうが、全身を焼き尽くされようが瞬時に回復し、回復した彼は何事もなかったかのように過ごす。病気にかかることもウイルスに感染することもなく、強力な毒を盛られてもその能力で解毒してしまう。また老化を遅れさせる効果もあり、彼の見た目は中年だが実は100歳以上の老人(生まれは19世紀後半だが正確な年齢は不明)。
さらに「ウェポンX計画」で全身の骨格を破壊不可能の金属「アダマンチウム」でコーティングされ、高い所から飛び降りて骨が折れることも、刃物で腕などを切り落とされることもなくなり、手から出るアダマンチウムの爪で目からビームを跳ね返すこともやってのけた。
ただ、このヒーリングファクターは弱化しやすい能力でもあり、さらにアマダンチウムは人間の肉体に悪影響を及ぼすというリスクもある。実写版の映画『LOGAN/ローガン』では、アマダンチウムの中毒作用によるヒーリングファクターの弱体化によって加齢による老化が急激に進行し、ウルヴァリンの寿命を縮めてしまう要因となってしまっていた。
「首を切り落とし、その首を身体から遠く離すことがウルヴァリンを葬る唯一の方法」とされているが、当然、首の骨もアダマンチウムで覆われているので切断は不可能なうえ、仮に首を切り落としたとしても本当にそれで彼が死ぬのかさえもわからない。
アメコミにはそういう連中がゴロゴロいます…。
というかこういう物理的な頑丈さを無意味にする概念攻撃が出来るヴィランがウヨウヨ居るのがアメコミ世界なのでぶっちゃけこれだけ盛っても無敵には程遠い上ウルヴァリンもちょくちょく死に掛けている。
「たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の身体」
毎回オープニングナレーションで不死身と語られる。劇中でも自ら不死身と語る。
実際「設定上、これでは死ぬのでは?」という状況ですら生き延びてきた。
実は新造人間とは、人工の体(アンドロイド)に生きた人間の魂?を移した存在。
正体が露見してからは敵側とこのようなやりとりも。
「キャシャーンは不死身だ!」
「そうとも。お前は死なない。壊れるだけだ」
この不死身設定はリメイク版「キャシャーンsins」にも、更に過激な形で反映されている。
「ワリオランド2」以降でその不死身体質が目立つようになった。敵からの攻撃を喰らってもやられないことは勿論、ゾンビに触れてゾンビ化したり、コウモリに触れて吸血鬼化したり、挙句の果ては体を真っ二つに開かれてもケツに火がつき火だるまになっても元に戻ってしまう。なんなら溶岩に落ちてもケツに火がつくだけで済む
しかも不死身になった理由は本人曰く、「死にたくないから不死身になった」とのこと。
「不死身(アンデッド・バン)」の名の通り、たとえ切断されても塵と化しても、完治し死ぬことが無い。
が、十年前にメリオダスの武器に手を出したことで彼の怒りに触れ、首に深い傷が残っている。
実は第1話の途中で死亡しているのだが、ミステロンが操り人形として暗躍させるべく特殊能力で複製したスカーレットの偽者が高所から転落し、地面に激突したショックで「逆転代謝」という能力を持ったままミステロンの意識支配が消え本人の意志と人格が戻ったため、いくら致命傷を負っても数時間で傷が消え息を吹き返す不死身の男となった。
作品設定上では感電で致命傷を負った場合は死ぬらしいが、作中描写からすると「感電すると死亡」については少々怪しいところがある。
特異体質「ヒステリア・サヴァン・シンドローム」の影響で何度も死地から逃れ、実力も徐々に人間離れしていく。
劇中二度死亡したが、どちらも自力で心臓を動かし蘇生した。
メビウスの必殺光線「メビュームシュート」や、ウルトラセブンのアイスラッガー、遂には(途中で妨害されたが)メビュームシュートとワイドショットの合体光線を喰らっても即座に再生してしまう強力な再生能力を所有し、「不死身のグローザム」の異名を持つ。
結局は打ち破られてしまったが、GUYSの助けがなければ、メビウスやセブンが永遠に勝てなかった可能性が非常に高い。
(右イラストは左側の人物)
キューブで構成された肉体はジュウオウゴリラや、野生大解放を発動したジュウオウザワールドの攻撃を喰らっても、一度キューブをばら撒き、再構成すること瞬時に復活してしまう。真の力を取り戻したことでその再生速度は急激に上昇し、結果「自分の体が壊れるほどのパワーで相手を攻撃でき、しかも壊れた部分は再生できるのでそれを何度でも繰り返せる」というインチキじみた戦法を取れるようになった。
しかし、これにはとあるカラクリが眠っており・・・
神覚者の内の1人で、『不死の神杖(イモータル・ケイン)』の称号を持つ。身体がバラバラに切り刻まれようと、生首になろうとも復活する再生能力を有している。相手が悪かったため敗北したが、実力は神覚者でも上位の強さである。
主人公の一人でUNDEAD-不死-の否定者。死なない身体を活かして自身の身体を弾丸の様に飛ばしたりできる。実は…
実力系
スティーブン・セガール(沈黙シリーズ)
「だってセガールだし。」
この一言に全てが集約されている。悪人側にフラグを立てる「歩く死亡フラグ」は伊達じゃない。
「ヒューッ 見ろよやつの筋肉を……まるでハガネみてえだ!!」
作中で理由は明かされてはいないが、たびたび人間離れした怪力や強靭さを見せている。左腕に「サイコガン」が仕込まれていたりするが、原作者の寺沢武一氏曰く「身体能力が非常に高い人間」にすぎないとの事(サイコガンも強力な武器というだけで身体の強度を高める物ではない)。
彼のこの驚異的な力は、本人曰くコーンフレークを毎朝山盛り食べていることが秘訣であるらしい。朝ごはんをしっかり食べろと言うことだろうか、いや、その理屈はおかしい。
黄金バット(黄金バット)
スーパーマンより古い日本出身スーパーヒーロー。性別から何から一切不明(こうもりだけが知っている)なので該当しないかもしれないが、強い!絶対に強い!正義の味方である。作中でピンチらしきものになった事は何度かあるのだが、光線銃だろうが原爆だろうが弱点のはずの乾燥だろうが、呪術的手法による抹殺さえ無効と言う無茶苦茶な不死性を誇る。
「お前を殺す」
10話でガンダムを自爆させても五体満足で生き延びた事でも有名なキャラだが、それ以外でもなかなかの人外っぷりを見せつけている。
元々が戦闘兵器としての肉体改造による強靭な筋肉を持っているため、50階建て高層ビルから飛び降りても片足を骨折する程度で済んでいる。
主人公だからというのもあるが、10話の自爆以外にも何度も自殺未遂を繰り返しては失敗していたりする。
ちなみに上記のセリフを言われる事で、そのキャラにも生存フラグとして感染する。
10話の自爆シーンについてだが、実は意識を取り戻すまでに一ヶ月かかっているため、これでも上述のキャラ達に比べればまだ現実味ある方。また、上述のキリコをモチーフにしたキャラでもある。
元々は普通の一般人だったが、3年に及ぶ過酷なトレーニング(+怪人退治)の末、現在に至る(本人談)。
殆どの怪人を一撃で粉砕する他、身体能力や防御力等もケタ違いで、
作中でダメージらしいダメージを受けたことは皆無。
普通なら間違いなく死ぬであろうあらゆる攻撃が全く通用せず、更には息を止めれば宇宙空間でも活動が可能という、どこか生物の概念すら吹き飛ばしているような描写すらある。
上記のようなデタラメな強さを持つため、作中で化け物揃いと言われる「S級ヒーロー」にすら収まらない。
・・・はずなのだが、諸事情で実力と評価がかみ合っていない。
レイジングストーム、クライシスゾーンを除くシリーズ全てに登場する悪役。
爆発に巻き込まれても、自分の体を改造して生き延びている。
そのためか、彼を傭兵として雇った者は確実に不幸な目に遭うという噂が流れているほど。
作中では、彼を雇った企業や軍部は確実にVSSEに壊滅させられている。
敵サイドから味方への転向者、暗黒の力使い、主人公よりも格上の実力(つまり噛ませ犬にしやすい)、さらには「俺に任せて先に行け」と死亡フラグの塊のようなキャラクターでありながら、その全てを実力で跳ねのけ最後まで生き延びた男。
実際作中死にかけたことは一度や二度ではないが、その度パワーアップして生き残るので非常にタチが悪い。
実際、物語の終盤の事を例に挙げてみると、
- 大魔王バーンの城を警備している魔界の強豪モンスター数百体を相手に戦う。
- その直後、超パワーアップをして蘇ってきたライバルとの一騎打ちをすることに。
- なんと素手でオリハルコンを砕いて勝利
- さらにその直後、ヒュンケルの体力が尽きたのを見計らって襲いかかってきたマキシマム率いるオリハルコン戦士11体と戦うことに。
- 残りHP1なのに何発オリハルコン戦士の攻撃を食らっても死なない。
「今にも燃え尽きそうなオレの命だが、人形ごときに取らせてやるほど安くはない……!!」
という圧倒的な実力と奇跡のような強運により何度も死の危機を乗り越え物語の最後まで生存してみせた不死身の男。
「立ち過ぎた死亡フラグが逆に生存フラグになる」典型キャラとも言われる。
日露戦争最大の激戦地と言われる203高地で、幾度となく瀕死の重傷を負いながらも、その都度信じがたい治癒力で回復し、ロシア軍と鬼神の如き戦いを繰り広げた元軍人。
その驚異的な戦闘力は退役して尚衰えを見せておらず、作中ではその強さでもって敵を次々となぎ倒してきた。また、単純な戦闘力のみならず、咄嗟の判断力にも優れており、常人ならば考えつかないような作戦や行動で相手をかく乱することもある。
決め台詞は、「俺は不死身の杉元だ!」
本作の主人公で元・最強の殺し屋。神々廻いわく、「あの人死ぬとこ想像できへんねん」と言わせるほどの実力を持ち、引退した後でも日用品や腕っぷしで襲いかかる敵を返り討ちにしている。
実在した人物
「不死身の分隊長」「生きている英霊」とも称された旧日本軍の軍人。各種武道・射撃の技能を相当に習熟していた超優秀な軍人として知られ、さらにその逸話と不死身っぷりから「メビウス1」「リアル異能生存体」「リアル亜人」と表現すればそれで大体説明できてしまうというとんでもない御仁。なお、上述の杉元のモデルとなった人物の一人でもある。
通称「無傷の撃墜王」撃墜数などではドイツの守護騎士達よりは劣るが、特筆すべきはその被弾率であり、あの第二次大戦の真っ只中、437回の出撃の中で被弾したのは7.7mm砲一発のみで、しかも翼の塗装を剥いだだけで旋回機銃座からのものだったらしいという創作のパイロットも真っ青なとんでもない御仁。
しかも、こいつの兄貴は「モロッコの恐怖」の異名を持つアールネ・エドヴァルド・ユーティライネンで、彼の部下には「白い死神」ことシモ・ヘイヘもいるので周囲の人物も揃って人外ばかりである。
ギャグ漫画系
ギャグ補正の塊というべき存在なのか、本当に殺しても死なない。実は何回か死んだこと自体はあるのだが、その度に天国や地獄をメチャクチャにしあの世にいてはならない危険人物として現世へ追い返されている。
その強烈なギャグ補正は他作品の名悪役に強いトラウマを植え付けた。
どちらも軍隊に取り囲まれて爆弾を落とされようがどんなピンチに陥ったとしても必ず逃げ切っている。
銭形警部に関しては銃撃され心停止に陥った状態で「ルパン」の名を聞いた途端息を吹き返したり、ユーロトンネルの真ん中で崩落事故に巻き込まれた際にいつもの格好のままドーバー海峡を泳いでイギリスに上陸したりとルパン一味全員をはるかに上回る能力を持つ描写があったりする。少なくともアニヲタwikiでは異能生存体として扱われている。
上述の悪運系や実力系に入れてもよかったが、ギャグ補正がかかってると思しき描写もあるのでこちらに記載
絶体絶命のピンチに陥るパターンも多いが、ここぞという場面でパワーアップアイテムが手に入り逆転勝利というのが恒例。
それ以前に、原作ゲームに凄まじいギャグ補正がかかった結果、ぺったんこになろうが火だるまになろうがウ●コまみれにされようが爆発オチだろうが死なない。
一度、死んで地獄に落ちたことがあるのだが、地獄をメチャクチャにしたため現世へ追い返された。
いらない欲を出して自身に跳ね返ってくる因果応報エンドによく陥っている。それも爆発オチや建物崩壊下敷きエンド、他のポケモンたちに追い回されると言った、とんでもない痛い目にあってばかり。
名実共に【コロコロコミックの両津勘吉】と言ってしまった方が手っ取り早い。
たとえ、どれだけオーバーキルな攻撃を受けても、どんだけ出血しても決して死なない男
というか澤井作品の味方キャラはどんな攻撃を受けてもだいたい死なない。彼のみならず首領パッチや天の助等はその一人ともいえる(人外だが)
どんなピンチに陥っても不条理な真拳攻撃によって一転攻勢できる「ピンチがピンチにならない」というよりは「ピンチになってから勝つ」という感じ。
オーバーキルな攻撃としては魚雷で胴体に風穴開けられる、太陽光で灰になる、一口サイズに切り刻まれる、塩酸をかけられる、100階から落とされる、マグマに落ちる、トゲが体中に刺さる、等あげるとキリがない。
関連項目
生存フラグ 歩く死亡フラグ チート 異能生存体 チートキャラ ワンマンアーミー