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部位弾

ぱーつばれっと

漫画漫画「アンデッドアンラック」に登場する男主人公・アンディの中~遠距離技
目次 [非表示]

体(オレ)から離れたパーツは30秒で消えるぜ?

逆言えば30秒残るってこった



部位弾(パーツバレット)

千切れかけの部位を再生の力で押し出し放つ


俺の再生(戻る力)は 止められない


概要(いたそう)編集

戸塚慶文の漫画アンデッドアンラックに登場する男主人公・アンディの中~遠距離技。


これは彼の不死体質による再生を磨き鍛えて体得した独自技であり、様々な応用・派生した技へ発展させている。


※注意※

アンディは軽々と部位弾を放っているが、全て痛覚がある状態で行っている(いたそう)。

長年の不死生活により、彼は常人に起きる「痛覚≒死への警告」としての痛みを「自分のはただのノイズ」という認識でいる。


また詳細は異なれど【機密事項】も使用する技でもある。


技一覧(いたそう)編集

アンディは長く世界を放浪する運命と向き合い、不死の理屈(ルール)を磨き発展させ、肉体や血液の再生を利用した多種多様な技へ昇華させている。


指弾(フィンガー)編集

肉体を高速で再生させる体技で、最も使用頻度が多い部位弾。

千切れかけの古い指先を新しい指が瞬時に再生する圧力(一直線に押し出す力)を利用して攻撃する中~遠距離技。他の部位よりも的確な狙い撃ちがし易く、自傷・欠損がし易い部位のため多様される(大抵は自分で出血するほど深く指を噛んで発射の前準備をしている。いたそう)。狙いが付けやすい人差し指を発射する事が多く、一度に両手指や複数の指を発射させる“指連(フィンガーズ)”も行える。

また後述にある「紅蓮弾(クリムゾンバレット)」の理屈から、使用が初描写された第3話で相手の強固なロボットスーツを貫通した威力は、指先の硬度や発射する再生の推進力を高めていたのかもしれない。


後に、アンディから作られた「記憶の本」による修行を経て遠隔操作(リモートコントロール)を体得した。これは肉体と精神の特殊な操作によって発揮される。

  • 肉体の操作・不死で再生する原理から常時出血する圧力を推進力にして飛ばす。
  • 精神の操作・指先に付与した自身の「魂」によって、意志のような力が働き、狙った的に直弾するまで動きを止めない。

これの活用により、まだ指弾が飛んでいる状態で本体(アンディ)が敵対相手を接近戦で追撃し、相手の死角へ遠隔操作した指弾を当てるといった戦法も可能(某機動戦記に例えるなら、相手を追尾する衛星兵器を発射して、本体の機体が追い打ちをかけるようなもの)。


この指弾(フィンガー)に起因して、雑誌などの媒体やファンアート二次創作でアンディが指を銃の形に構えている姿勢(ポーズ)が散見される。


頭部などの部位弾編集

肉体を高速で再生させる体技で、体の何処かを放つ部位弾。

戦況により自傷や偶々負傷した頭部・手首・前腕などの部位を発射する事ができる(いたそう)。特に頭部は、物語序盤では「頭(脳)を基盤に再生」という理屈(ルール)があったため、緊急脱出も兼ねた効果があった。後にアンディは否定能力を発展させて「頭(脳)ではなく、体に宿る魂を基盤に再生」へ理屈(ルール)を変化させ、胴体からも復活が出来るようになった。


断面の再生を利用した移動法編集

千切れた部位を高速で再生する勢いで、素早く高い跳躍を行う再生移動(いたそう)。

いわばゼロ距離で放つ部位弾。これの応用で、海中へ沈んだ残骸に挟まれた風子(ヒロイン)を救出する際、千切れた部位(腕)を狭い隙間にねじ込み、高速再生する反動を利用し残骸を動かしたことがある。



紅蓮弾(クリムゾンバレット)編集

主に血液の再生を利用した指弾。

  1. 千切れかけの指先へ、体の欠損箇所分の血を大量に生成する。
  2. 皮を被って吹き出そうな血を再生でおさえこむ。カルシウムを末端に生成し集め骨密度あげて弾も固くする。
  3. そして溜まった血圧を利用して押し出す!!

という肉体再生とは違う理屈で発射する技(いたそう)。

威力だけでなく射程が大幅に増加し、狙撃弾としても強力な一撃となる。


欠点として、紅蓮弾を撃った反動で再生速度が著しく低下し、数分間はまともに再生できなくなるため連射は出来ない。

物語序盤では、これが最大の攻撃力を持つ技だった。後に否定能力を発展させ、下記の多彩な技を体得している。


紅火山弾(ボルケーノバレット)編集

紅蓮弾の上位技(アンディ曰く、安野雲から借りた技)。

血液を集めた指先をもう片方の腕で絞め、更に威力を上げ撃ち出す紅蓮弾。発射すると波紋状の軌跡が発生したり、その反動で腕が大きく後ろへ跳ねてしまうなどの高威力を持っている。



廻転(ツイスト)編集

アンディから作られた「記憶の本」による修行を経て体得した体技。無理やり手足を捻る事で「廻転(かいてん)」の力を生み出し、(便宜上で他の関連技も含めて記載し)以下の応用技へ発展させている(いたそう)。また活用する原理(ルール)が「捻り=廻転」のため、どれくらい捻るかで技の調整がし易い特徴もある。


紅渦弾(ボルテックスバレット)編集

腕を廻転(ツイスト)した部位弾(いたそう)。今までの腕を発射する部位弾に「廻転(かいてん)」の力を加え(捻りの回数に応じて威力が強化される)、これを血で押し出す推進力で撃ち出す。10廻転なら戦神といわれた人間の胴体を吹き飛ばす程の強力な貫通力を持つ。


紅渦拳(ボルテックスフィスト)編集

手首を廻転(ツイスト)した部位弾(いたそう)。零距離から拳のみを飛ばせるため、場面により「殴る→追撃で紅渦拳を撃つ」といった流れるような連携に繋げる事ができる。


再生滑走(リペアグライド)編集

足を廻転(ツイスト)した再生移動(いたそう)。要は捻って巻いた車の原理で滑走する移動法。かなりの速度が生み出せて、壁走りも可能。切断面を利用した今までの再生移動法よりも有用(スムーズ)に高速移動が出来るようになった。

これを上手く使えるのに10年かかった。


血死闘法(ブラッディアーツ)編集

両手足を廻転(ツイスト)した身体強化技(いたそう)。これに加えて、肘などから高圧の出血を利用した加速も併せて、特異な螺旋の体術を発揮できる

蹴り技は紅渦脚(ボルテックスシュート)に派生する。



橈骨骨杭(レディウスボーンパイル)編集

腕の骨を飛ばす部位弾(いたそう)。橈骨(とうこつ)とは、手首から肘の間にある細長い骨のこと。これを肘側に脱臼させ、肘が歪んだ反動で骨を打ち出す。

体内の部位を発射する弾のため、外見上は分からない利点から奇襲で放つ事に向いた特殊(トリッキー)な部位弾。



不運弾(アンラックバレット)編集

出雲風子との合体技。「記憶の本」による修行を経て体得した多彩な技の中で、不確定な大きい効果を発揮する必殺技。


その弾に当たると「何かの不運」が来る。

詳細は【不運弾】を参照。



関連項目編集

アンデッドアンラック アンデラ

アンディ(アンデラ)

射撃 狙撃


最後に(いたそう)編集

以上の技は、主人公・アンディが持つ不死の体質を最大限活用して体得したもの。

まず、そんな馬鹿(あんぽんたん)な事をする者はいないと思うが、本作を忠実に真似してみたという不可解な思考で、指を出血するまで噛んだりといった事は、絶対に行ってはならない。


賢明な閲覧者の皆さんならお分かり頂けるだろう。

せいぜい部位弾の姿勢を模倣したり、現代なら編集技術が優れている事から、機械・小道具などの力を利用した表現方法の模索が最善であろう。

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