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以下の4作品、およびその主人公を主に指す。


  1. 1973年に放送されたテレビアニメ→新造人間キャシャーン
  2. 1993年に発売されたOVA→キャシャーン(OVA)
  3. 2004年に公開された映画→CASSHERN
  4. 2008年に放送されたテレビアニメ→キャシャーンSins
  5. 2018年放送のインフィニティフォースの登場人物

新造人間キャシャーン編集

アンドロ軍団に対抗するために機械と融合し新造人間に生まれ変わった不死身の男。

本名は東鉄也。

人類をアンドロ軍団の脅威から守るために戦っているものの、彼自身人間ではない存在であるためか孤独に苛まれており、劇中後半から自身が人間ではないことをアンドロ軍団に公表されてしまい民衆からも迫害されてしまうこととなった。

人間の醜さや弱さによって窮地に立たされてしまうことが多々あり、無責任な人間達に対して感情を爆発させてしまうこともあった。


強靱な身体能力を活かしたアクロバティックな戦闘を得意としており、素手でロボットを引き裂く怪力を織り交ぜた激しい戦いを繰り広げた。

太陽エネルギーを動力源にしているためかエネルギー切れを起こすことが多々あり、唯一の武装である「超破壊光線」も燃費の悪さから数度しか劇中で使用していない。


OVAリメイク版及びノベライズ版編集

嵐呼ぶよなSUGOI奴

オリジナル版に勝るとも劣らない陰鬱さを有しており、数少ない味方の上月ルナに対しても冷淡に接していた。キャシャーンに転生した経緯がOVA版とノベライズ版とは異なっており、終盤、父・東博士もブライキング・ボスに取り込まれていた事と、ブライキング・ボスの計画が人間時代に父と共に考案した物と知り、衝撃を受ける。

その後の結末は此方へ→キャシャーン(OVA)を参照。


実写映画版編集

キャシャーン

一度死んだ東鉄也の肉体を新造細胞の培養液に浸して蘇生させたもの。

「キャシャーン」という名前はかつて鉄也が戦った第七管区の伝説の救世主の名前であり、バラシンとの戦いでその名を名乗った。

新造細胞の影響で体の膨張を抑えるために純白のボディアーマーを装着している。本来はヘルメットを込めて完成形となるが、ザグレーの襲撃で破壊されたため不完全な状態で闘うこととなった。

口のマスクには戦意高揚のためにアドレナリンが噴出しており、両腰からはロケットアンカーが飛び出し突き刺した相手に高圧電流を流す。


Sins版編集

全ての文明が滅んだ世界で、さ迷い続ける謎めいた男。かつての記憶を失っており、その正体は自分自身すらも知らない。

傷を負ってもたちどころに治癒し、ロボットを蝕む「滅び」の現象にも脅かされず、美しさを保ち続けている。そんな姿は、いつしか「キャシャーンを喰えば滅びが止まる」という迷信を生むに至り、多くの敵から狙われるようになった。

本来は争いを好まない性分だが、失った過去の名残からか、時折剥き出しの闘争本能のままに暴れ出してしまい、むやみな殺戮を犯してしまうことに苦悩している。


その正体は、滅びが起こる以前に、「人の手を借りず子孫を遺す」ため開発された新世代型のロボット。

旧作とは真逆に、宿敵ブライキング・ボスの命令によって生み出されたことになっている。

意図した機能は実を結ばず、失敗作と見なされたキャシャーンは、高性能な戦闘兵器として扱われるようになり、ブライキング・ボスの支配を脅かす指導者・ルナ抹殺のために派遣される。

しかしその時、ルナが持つ「ロボットの生死を操る力」を浴びてしまい、記憶と引き換えに不死身の肉体を持つに至ったのだった。


多くの人生と死を垣間見たキャシャーンは、限られた時間に生きがいを懸ける人々に憧れ、同時にそう生きられない自身に負い目を感じるようになっていく。

呪われた体を持つキャシャーンが、最後に見出した命の使い方は、「命を弄ぶ者を戒めるべく、死神として世界を見張り続ける」ことだった。


インフィニティフォース版編集


キャシャーンの世界からやってきたヒーロー。

『たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体』を持つ“新造人間”。

本編開始前にキャシャーンの世界はZに滅ぼされ(アンドロ軍団のロボットがの配下にいたと思われる描写がありケースに全て吸収されたのではないかと推測できる)キャシャーン自身も洗脳装置でコントロールされていた所を三人のヒーロー達に止められて保護された。現在は相棒のフレンダーと共にそのままの家に転がり込んでいる。


性格は大人しく見えるが(武士からはナイーブと称さたこともある)非常に心優しい性格をしており、洗脳されていても瓦礫からを庇ったり敵でも手を差し伸べようとするなど決して諦めない強い意志を持つ。元の世界で護ってきた人々からバケモノと差別され迫害を受け続けてきた経験と、自分を改造した父が命を落とした事で元の人間に戻れなくなった経験から差別や迫害、そして親への情などに敏感にもなっている。敵方の人間であるカーンに大しては、彼が秘めている本心を感じ取っており、もう一人の自分とも言うべき強い共感を持つ。そのため、心から救いたいと想っている。


新造人間から元の人間に戻る事を夢見ていたが、父の東博士が死去したため、その望みを絶たれ自暴自棄且つ鬱積な日々を送っていた。

そんな中、主人公に召喚され、共に戦う事に、此方は原典と異なり人間態に擬態(所謂変身)出来、緊急時には元のキャシャーンに戻る。


新造人間であるが故に原典通り味覚がなく食事の楽しみもない。

そんな生活と上記の経験から精神が摩耗してきている面もあるが心の奥底に最初に抱いた哀しくも優しい決意だけは今でも変わらず燃えている。

武士からの愛称は「少年」。これは、彼の日常時の姿が改造前の少年の時のものである為。ただしこれは他のメンバーのような「元の姿」というわけではなく、新造人間のボディに映像を投影しているに過ぎず、いわば見せかけの姿にすぎない。また、味覚だけでなく実は嗅覚すらなく、人間と同じなのは心だけである。そんな境遇でも優しさを忘れない姿もまさしく本物のヒーローである。

なお、味覚はないが料理はレシピを元に上手に作れる模様。また、投影しているジャージ風の私服には自身の必殺技の1つである「電光パンチ」のプリントロゴが入っている。


戦闘能力は先述の通り身体基礎自体が生身の人体ではない為テッカマンに次ぐレベルであり格闘戦ならまともに正面からやりあえばガッチャマンですら相手にならない程に強い。大型の敵も手刀の一撃や電撃を纏わせた「電光パンチ」、体全体を回転させ飛行し貫く「フライングドリル」等の技で致命的なダメージを与える。両腰に装着された銃型の反動推進装置「パルサー」を使った空中での姿勢制御や浮揚、飛行も可能。さらに一回のチャージに付き一発しか放てない大技超破壊光線も使用可能なままであり、砕けた隕石程度なら範囲に入れば消滅させてしまう程の火力がある。人間では無い為、毒の類も全く効かない。キャシャーン自身の戦闘能力ではないが相棒のフレンダーの強さも現役健在でありフレンダー単体でポリマードリルをぶっ飛ばして戦闘不能にしていた。



コミック編集


ロボットの反乱終結から10年後にの世界へ呼び出される。ブライキング・ボスとの決着を境に自分の存在価値を見失っていたが、ワルダスターのロボットから自分をかばったを見て、彼女を守るために再び戦う決意を固める。そのためか、のことになると感情的になる一面がある。


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新造人間キャシャーン

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