概要
CV:茅野愛衣
界堂笑とは、『Infini-TForce』のキャラクター。
家の中ではズボラな格好で過ごしている。
何事にも冷めた態度をとり、他人を寄せ付けないような言動をしており、自身の命にすら頓着がない。
家では常にホットパンツを履いて、尻を視聴者に強調している。
本編開始時には年相応に友達と遊ぶことに「そういうの、もう飽きた」と発言し周囲と壁を作ろうとしたり生死の懸かった自殺行為同然のバイクの危険運転による賭けでその後の行動を決めようとするほどに全てに冷め切った諦観に満ちた少女となっていた。
ある日彼女が空から降ってきた持ち主の願望を具現化する能力を持つアイテム「ケース」を手に入れる。笑の「守られたい」という願望に反応して事象を起こす。
彼女の元にまるで呼び寄せられたかのように集まり彼女を護ろうとする異世界のヒーロー達、そして己の目的や理想のためにケースを狙う悪の者達により諦観と拒絶で作られた笑の世界が変わっていく事となる。
非常に冷めたドライな発言と頑なすぎるほどに頑なに周囲と壁を作ろうとする態度、そしてあまりに全てに投げやりな姿勢から熱血でお人好しなガッチャマン〈健〉とはよく言い合いになってしまっている。
反面、それらの態度と素直に他人を受け入れられない性格は広すぎる屋敷に監視カメラだけの環境に自分を独り放り込み子供の頃からずっと自分を放置し続ける父親への失望感と絶望感によって生まれてしまったものでもあり、内心ではいなくなった父を渇望し、どんな時でもその言いつけを守ろうとしている。
界堂笑は物語序盤、生きる事に無頓着であったが、ガッチャマン達と出会い、関わる事で次第に心が変化していった。
普段の態度や言動とは裏腹にピンチになったヒーローを助けようと動いてしまったり、自分のせいで大きな被害が出るかもしれない事態に怯えたり関係ない人間が実際に巻き込まれそうになるのを自覚すると拒絶という形で阻止しようとする一面を見せるなど決して冷淡なだけではないことが窺える。また、本心では「嫌な人間のままで死にたくない」とも考えており、いなくならない傍にいて護ってくれる誰かを求めてるような発言もある。
Zの元仲間であるラジャ・カーンからはその境遇と共感も含めて「君に未来なんかない」と意味深な言葉を投げかけられており、その存在にはなにがしかの秘密があるようで……。
彼女の手元にきたケースが選んだ姿は“鉛筆”。
コミック版
学業に勤しむ一方でマンションの大家をしており、見境なく機械いじりを好む。
何でも分解して調べないと気が済まないが、それゆえに自身が扱う機械のことは性能の限界まで正確に把握している。謎の人物から送られてきた、描いた対象を具現化するアイテム「ポシビリティ・ペンシル(ポシビリティペン)」によって、平行世界のヒーローたちを呼び出す。