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CV:平川大輔


概要編集

ピンクの髪色にインコを思わせる髪型という極めて派手なファッションに身を包み、キザな言い回しと独特のイントネーションをおり混ぜながら外国語交じりに話す怪しい男。武士の呼び方だけ「タァケェシィ」「タケェシィ~」「タケシィ」とやけにバリエーションが多い上にねっとりした口調で呼んでいる。ファンからの通称はそのままタァケェシィ。彼は武士ではない。なお、当の武士からは「ダミー」という愛称で呼ばれている。

本編開始前に依頼人として武士にZの調査を依頼する形で接触、二人で友人としても交流を重ねながら日々を過ごしていた。

その正体はZの仲間の一人でありポリマーの世界で武士の右目を負傷させた“”と呼称される怪人。暗躍を得意としケースを狙い笑を追い詰める。決して本音を見せず胡散臭い言動とオーバーリアクションな仕草を繰り返し、全てをはぐらかす話術で煙に撒いてしまう。知略に長け勘も頭脳も敵味方の中でも特に鋭い。

元はとある世界で世界の平和の為に戦っていた極めて優秀な国際捜査官であった。つまり“悪と戦う正義の味方”、それがダミアン・グレイだった。頭脳面の強さは前歴故。誰よりも完璧を追い求め、その能力の高さゆえ孤独ではあったが誰よりも優秀な結果を残し誰よりも多くの活躍をするというまさに誰よりも完璧な存在であったという。ついでに美少年だったらしく自分でそう話している。

しかし人体改造の技術を持つ敵組織の捜査中にその組織に捕まり改造を受けてしまい“鬼”にされてしまった。それでも“完璧な正義”としてその組織を改造された力で殲滅したがその力を危険視したかつての同僚達に今度は命を狙われる事に。そうして

「正義と敵対してしまっては完璧な正義の味方になれない」

と失望したダミアンは

「完璧な正義になれないのなら完璧な悪になればいい。そうすれば自分は完璧な存在でいられる」

と考え方を変えてしまいあらゆる正義を滅ぼす“完璧な悪”になるという願いのためケースを狙うようになった。

戦闘能力は極めて高く体術だけでもポリマーと互角以上という尋常じゃないレベルを誇る。しかし、最も特徴的なのは「物体を自在に動かす超能力」と「指の針状の爪を突き刺した相手の能力を奪ったりコピーできる」という点であり、前者はボーリングの球を弾丸のような速さで飛ばし建造物のオブジェを自由に動かす。それだけでなく隕石すらも移動可能であり目標に正確に数十mの隕石を落すという芸当まで披露している。

後者の能力はヒーローの能力を奪えばそのヒーローは変身すらできなくなり技をコピーすればボルテッカですらコピーでき武器まで複製できる。ただのコピーではなく自分が扱いやすくアレンジする事も可能でありボルテッカは硬直も少なくしテッカランサーはテッカマンでなくても振り回せるほど軽量になっているなどデメリットを減らした上で自在に操れる。しかし、最も厄介なのはその手段を選ばない陰湿な知略と相手を周到に警戒し幾重にも罠を仕掛ける用心深さである。これは“完璧な悪”を目指すが故に手抜かりない悪であろうとしているからだと思われる。

弱点は“特別な技でも何でもない正義の心を込めた攻撃”

一度だけ、心からの本音を吐き出した時に普通のイントネーションで「武士」と彼の事を呼んでいる。

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