概要
『Infini-T Force』とは、タツノコプロ創立55周年を記念し制作されるフル3DCGアニメである。
同社が誇るヒーローのガッチャマン、テッカマン、ポリマー、キャシャーンが登場する。
世界観としては仮面ライダーディケイドなどに近い並行世界設定を採用。
Zと呼ばれる超常の存在がいくつもの世界を滅ぼしており、ヒーローたちはそれぞれの世界を出てZを追っている。そして主人公である少女・笑の生きる世界へ来て、Zという共通の敵を前に共同戦線を張っている。
各ヒーローたちの性格や境遇は原作終了後を元にしているようで、例として城二がコールドスリープさせた人類に言及している場面が見受けられる。
2017年10月から、日本テレビ、読売テレビ、札幌テレビ、ミヤギテレビ、静岡第一テレビ、中京テレビ、広島テレビ、福岡放送にて放送。また、1ヶ月遅れで、CS局の日テレプラスでも放送されている。なお、地上波でのネット局は、製作委員会に名を連ねている。
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さらに2018年2月にはMOVIXを始めとする全国のシネマコンプレックスの一部で映画版が上映。
それらに先駆け、月刊HEROSにて、小太刀右京脚本&江尻立真作画による漫画が『Infini-T Force 未来の描線』のタイトルで連載していた。全10巻。
登場人物
少女と異世界からきたヒーロー達
ケースに選ばれた少女
この作品の主人公でありヒロイン。17歳の女子高生。本編開始時には年相応に友達と遊ぶことに「そういうの、もう飽きた」と発言し周囲と壁を作ろうとしたり生死の懸かった自殺行為同然のバイクの危険運転による賭けでその後の行動を決めようとするほどに全てに冷め切った諦観に満ちた少女となっていた。
ある日彼女が空から降ってきた“ケース”と呼ばれる全能のアイテムの所有者に選ばれてしまった事で世界が一変、彼女の元にまるで呼び寄せられたかのように集まり彼女を護ろうとする異世界のヒーロー達、そして己の目的や理想のためにケースを狙う悪の者達により諦観と拒絶で作られた笑の世界が変わっていく事となる。
非常に冷めたドライな発言と頑なすぎるほどに頑なに周囲と壁を作ろうとする態度、そしてあまりに全てに投げやりな姿勢から熱血でお人好しなガッチャマン〈健〉とはよく言い合いになってしまっている。反面、それらの態度と素直に他人を受け入れられない性格は広すぎる屋敷に監視カメラだけの環境に自分を独り放り込み子供の頃からずっと自分を放置し続ける父親への失望感と絶望感によって生まれてしまったものでもあり、内心ではいなくなった父を渇望し、どんな時でもその言いつけを守ろうとしている。
健とは上述の通り口論が絶えず「ウザい」「オッサン」など散々な言い様をしているが対等に考えや本音までをぶつけあっており、武士は彼のコミュ力もあり割かし普通に接しており城二とは付かず離れずな距離感でいる。鉄也とフレンダーには(比較的)友好的な関係を築いており特にフレンダーには心を開いている。
普段の態度や言動とは裏腹にピンチになったヒーローを助けようと動いてしまったり、自分のせいで大きな被害が出るかもしれない事態に怯えたり関係ない人間が実際に巻き込まれそうになるのを自覚すると拒絶という形で阻止しようとする一面を見せるなど決して冷淡なだけではないことが窺える。また、本心では「嫌な人間のままで死にたくない」とも考えており、いなくならない傍にいて護ってくれる誰かを求めてるような発言もある。
Zの元仲間であるラジャ・カーンからはその境遇と共感も含めて「君に未来なんかない」と意味深な言葉を投げかけられており、その存在にはなにがしかの秘密があるようで……。
彼女の手元にきたケースが選んだ姿は“鉛筆”。
尚、漫画版では性格がほぼ180度異なっており、機械いじりが好きな、とても明るく人懐っこい性格の少女となっている。
「ガッチャマン」──世界征服を目論む悪の組織ギャラクターと戦った、5人の少年少女からなる特殊チーム「科学忍者隊」の頼もしきリーダー
ガッチャマンの世界からやってきたヒーロー。異世界から呼び寄せられた4人の中では年長(推定20代後半)であり、更に元の世界では戦隊のリーダーを務めていた事もあってかリーダー的な役割も担っている。
性格は昭和の男性像をそのまま熱血にしたような性格をしており、非常に正義感・責任感が強く、自分の世界で何年も悪の軍団との戦闘を続けてきたことで“悪党”を見分ける事にも長けている。その反面、頑固で融通が利きづらい部分もあり、加えてお節介焼きで(言うことは正論とはいえ)説教臭い。さらに現代からみるとその考え方はやや古風で、面識間もない笑に対して「女なら料理の一つくらいできるようになれ」という主旨の発言をして不興を買った。そういった面から、笑からは(後に武士にも)オッサンと呼ばれている。
物語の開始当初はこういった口煩さに加えて現状へ苛立ちや文句を露にする様も見られた。しかし、それは唐突に別の世界に転移させられてしまったという不本意な状況、自らの居た世界とそこに住む人々を案じるが故の苛立ちに起因する部分が大きく、その事を城二に指摘された際は自らの非を素直に認め謝罪した。頑固ではあるが実直で筋の通った男であり、上記のような欠点もあるもののその心根は情に厚く、想い遣りをもって真摯に相手に接する、一度決断したことは有言・不言問わずにやり遂げる、そして悪には決して屈さないという信念を持った、非常に人間味溢れる好漢。
まさに『今時珍しい熱血ヒーロー』を地でいく男。
ハイテクの塊である科学忍者隊なのに近代化した社会にはあまり馴染めておらず、スマホの扱いに苦戦しIHに対応できずスパゲティがパスタと呼ばれる事に違和感を訴える等ネタに事欠かない。コーヒーは自分の世界にも売ってたメーカーのものを買う。
従来の作品と異なる外見的特徴として、顎髭をはやしている。その外見も相まって、笑に対して厳しくも優しく接する姿から「トッチャマン」と一部のファンから呼ばれている。武士や笑からは上述の通り「オッサン」と呼ばれているのもあって思春期の娘を持つパパみたいとも。まだ若いのに……。
戦闘では身軽な身のこなしと隠し持った武器、主にバードラン(第一作のブーメランとは別のもの)の投擲や爆破で戦い、場合によっては多大な負荷がかかるとされる科学忍法による大技も使用する。戦闘能力は四人のヒーローの中では決して高くはないがその培われた経験値と観察眼は本物であり、笑の手元に「ケース」が来るきっかけを作ったのも彼がガッチャマンの世界を滅ぼしにきたZの手からケースを叩き落したからである。この時の奇襲攻撃ではホログラムで作られた代わり身を用いていた。
さらに場合によっては相手の仕掛けたトラップやドローンなどの武器、兵器を自ら短時間で改造までし、生身であっても怪人を撃破するなど科学忍者隊の面目躍如といった技能も見せており相手の性格を読み切って作戦を立案するなど科学忍者の名は伊達ではない。キャシャーンの洗脳装置に真っ先に気付き破壊したのも健である。
「ポリマー」──正体を隠して探偵事務所に身を置き、街にはびこる悪人たちに正義の鉄槌を下す、「破裏拳」流の使い手
ポリマーの世界からやってきたヒーロー。城二と同じく早い内から笑の世界に来ており、いち早く近代化した社会に馴染んでいる。ポリマーの世界はZと“鬼”と呼ばれる怪人によって既に滅ぼされている。笑の世界で笑の家に転がり込む前は元の世界同様私立探偵をやっていた。
本編開始前からタェケェシィことダミアン・グレイに依頼を受けZの調査も行っていた。
性格は気さくで明るくノリの良い極めてフレンドリーな兄ちゃんといった感じであり「俺の夢は世界中の皆と友達になることだ!」と本心から言い放つ好漢。
ともすれば軟派にも見えてしまう所だが、内心では誰よりも人の心の中にある“正義”を重視し大切にしている非常に熱い男。自らを正義のヒーローと称す通り、目の前で困っている人を決して見捨てない熱さと優しさを持つ、健とはまた違った『古き良き正義のヒーロー』である。四人のヒーローの中では最も若さがある一面もあり、向こう見ずに人を助けたり声を荒げてしまう部分もある。
自分の夢の通り友達を作ったり誰か知らない人とでも友好的に接するのが好きで、ボウリング場にて隣のレーンでストライクをきめた見ず知らず女子とハイタッチするというイケメン力……もとい、コミュニケーション力の高さを見せ付けている。
ダミアンとも、単なる依頼人という関係を超えて本当の友達になりたいと心から願っていた。彼のことを「ダミィ」という愛称で呼びつつ、仕事終わりに飲み物をかけたボウリングで遊ぶなど正体が判明するまでは互いに親友として過ごしている。
余談だが、武士(タケシ)とは当然武士のことなのだが、ダミアンの「タケェシィ」呼びが強烈過ぎるせいでダミアンがタケェシィの愛称で視聴者に呼ばれるという珍現象が発生してしまっている。仕方ないね。
戦闘能力は破裏拳による極めて強力な徒手空拳で戦い、アンドロ軍団のロボット程度なら難なく破壊してしまう。また、ポリマードリルやポリマーホークなどへの転身(変形)も駆使するため、地中、空中自在に動き回り仲間を援護するなどサポート能力にも長けている。大きな火器や火力こそないものの非常に強力かつ万能な戦士だが“鬼”との本編開始前の戦闘で実は右目を負傷しておりそこが現在は弱点となってしまっている。尚、その負傷は前髪を伸ばすことで隠している。
「テッカマン」──滅亡の迫る地球から人類を新天地へと導くため、装甲を纏い宇宙からの侵略者ワルダスターに挑んだ「宇宙の騎士」
テッカマンの世界から来たヒーロー。早い内から笑の世界に来ており、近代の様々な事情やイベントにも精通している。なお、テッカマンの世界は既に滅んでいる。
眼鏡キャラであり性格は一言で言えば沈着冷静。ただし、それは先天的なものではなく、元の世界では元々熱血というべき性格の熱い男だったが世界が滅んだことで仲間全員をコールドスリープさせたった独りで異世界や並行世界を何年も旅し、沢山の滅びていく世界を見続けた事で今の性格に変貌していった結果である。そんな経験からか、人々の他愛ない安心や平和を何よりも尊重し愛しており、笑の世界がもしかしたら自分の世界の人間達の住める世界になるのではないかという希望すら持ってもいる。様々な世界の滅びを見届けてきた過去の経験から、世界に住む人々の命や営み、その多様性を何よりも尊んでおり、それ故に命を繋ぐための行為であるならばそれが他者に危害を加えてしまうものであっても黙認してしまう(死人が出ないなどある程度の線引きはあるようだが)、他のメンバーに比べてある意味寛容、言い換えれば悪に対してもフラットなスタンスを持っている。
反面、かつて自分もベル・リンと同じように異種族への殲滅行為に囚われていたという苦過ぎる過去を背負っており、その手の思想や言動を持った相手には断固として立ち向かうなど、かつての熱さも併せ持っており、多くの命が失われようとしている事態は絶対に見逃さない彼もまたヒーローの名に相応しい男である。
その知識量と冷静に物事を見れるようになった視点はチームの知恵袋的な役割を担っていおり、武士と鉄也からの愛称は「教授」。一部のファンからは「テッカペディア」とも呼ばれている。反面なんにでも意味を求めたがるようにもなってしまい少々理屈っぽくもなっている。
戦闘能力に関しては間違いなくチームトップクラスであり、額のエネルギービーム放射器のボルテッカは数十mは有る隕石を破壊し、白兵用の得物であるテックランサーはアンドロ軍団のロボットを数体纏めて貫ぬき、本作では多節鞭型になったテックウィンは鞭として相手の捕獲に電撃、投げたテックランサーの回収等様々な扱いが出来るマルチツールとして用いられている。また、ペガスによる火器・飛行支援もあり隙が無い。
尚、原典の死ぬほど痛そうな変身は健在であり、衣服の下は痛々しい傷痕で溢れている。これは今作品では変身の際に全身を無数のレーザーメスで焼く為である。この作品からテッカマンを知ったファンには「毎回変身するたびにこんな苦痛を…」とかなりの衝撃を与えた。そらビビるわ。
- ペガス
テッカマンの変身である「テックセット」機能を備えたサポートロボ。本作では原典からアップデート変更された部分が多く、まず原典では足にセッタールームを備える関係上スラスターを指に備えなければならなかったが、本作ではセッタールームは胸部に移設しており、足は入る為のゲート機能のみとなった為か足裏(と股間部)にスラスターが付いた。代わりに指のスラスターはそれぞれがビームガン機能を有しており、手甲には二基のマイクロミサイル(両手合わせて四基)が装備された・これにより、原典ではテッカマンを乗せての移動、あるいは単機での格闘以外に支援方法を持たなかったのが、本作ではテッカマンの騎乗時でも単機時でも火器による攻撃が行える様になり支援行動の幅が広まっている。
「キャシャーン」──人類に反旗を翻したロボット軍・アンドロ軍団から人々を守るため、自らの肉体を捨てて「新造人間」となった孤高の戦士
キャシャーンの世界からやってきたヒーロー。『たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体』を持つ“新造人間”。本編開始前にキャシャーンの世界はZに滅ぼされ(アンドロ軍団のロボットがZの配下にいたと思われる描写がありケースに全て吸収されたのではないかと推測できる)キャシャーン自身も洗脳装置でコントロールされていた所を三人のヒーロー達に止められて保護された。現在は相棒のフレンダーと共にそのまま笑の家に転がり込んでいる。
性格は大人しく見えるが(武士からはナイーブと称さたこともある)非常に心優しい性格をしており、洗脳されていても瓦礫から笑を庇ったり敵でも手を差し伸べようとするなど決して諦めない強い意志を持つ。元の世界で護ってきた人々からバケモノと差別され迫害を受け続けてきた経験と、自分を改造した父が命を落とした事で元の人間に戻れなくなった経験から差別や迫害、そして親への情などに敏感にもなっている。敵方の人間であるカーンに大しては、彼が秘めている本心を感じ取っており、もう一人の自分とも言うべき強い共感を持つ。そのため、心から救いたいと想っている。
新造人間であるが故に原典通り味覚がなく食事の楽しみもない。そんな生活と上記の経験から精神が摩耗してきている面もあるが心の奥底に最初に抱いた哀しくも優しい決意だけは今でも変わらず燃えている。
武士からの愛称は「少年」。これは、彼の日常時の姿が改造前の少年の時のものである為。ただしこれは他のメンバーのような「元の姿」というわけではなく、新造人間のボディに映像を投影しているに過ぎず、いわば見せかけの姿にすぎない。また、味覚だけでなく実は嗅覚すらなく、人間と同じなのは心だけである。そんな境遇でも優しさを忘れない姿もまさしく本物のヒーローである。
なお、味覚はないが料理はレシピを元に上手に作れる模様。また、投影しているジャージ風の私服には自身の必殺技の1つである「電光パンチ」のプリントロゴが入っている。
戦闘能力は先述の通り身体基礎自体が生身の人体ではない為テッカマンに次ぐレベルであり格闘戦ならまともに正面からやりあえばガッチャマンですら相手にならない程に強い。大型の敵も手刀の一撃や電撃を纏わせた「電光パンチ」、体全体を回転させ飛行し貫く「フライングドリル」等の技で致命的なダメージを与える。両腰に装着された銃型の反動推進装置「パルサー」を使った空中での姿勢制御や浮揚、飛行も可能。さらに一回のチャージに付き一発しか放てない大技超破壊光線も使用可能なままであり、砕けた隕石程度なら範囲に入れば消滅させてしまう程の火力がある。人間では無い為、毒の類も全く効かない。キャシャーン自身の戦闘能力ではないが相棒のフレンダーの強さも現役健在でありフレンダー単体でポリマードリルをぶっ飛ばして戦闘不能にしていた。
キャシャーンの相棒の犬型ロボット。鉄也の亡くなった愛犬の記憶と意識をコピーしたサポートロボット。世界が滅んだ後もキャシャーンに忠実に付き従っている忠犬であり鉄也を心配したり笑や生身の時のヒーロー達の護衛、そして料理を運んだりまでできるマスコット的存在。周りに冷たい態度を取ろうとする笑もフレンダーにだけは心を素直に開いて可愛がっている。
その戦闘力の高さは健在でありアンドロ軍団のロボット程度なら複数いても問題なく秒殺し上述の通りポリマーをタイマンでぶっ飛ばした。大爆発に巻き込まれて高所から落とされても致命傷にならず空を飛んで人命救助をしたりサポートも戦闘もこなすある意味五人(匹)目のヒーロー。
“Z”とケースを狙う者達
全世界で起きている異変の裏で暗躍する謎の男。呼び名である“Z”は“終わらせる者”という意。笑の一つ前の「ケース」の所持者であり、いくつもの世界を消滅に追いやった張本人だったが、健との戦いでケースを喪失し、笑の住む世界にたどり着く。
「あらゆる並行世界、異世界を滅ぼし唯一理想の世界を創る」という目的の元、多くの世界を滅ぼしている。キャシャーンの世界も本編開始前に既に滅ぼしておりアンドロ軍団のロボット兵達を自らの配下にし部下として扱っている。
ケースにあらゆる世界の『可能性』を吸収させており、そうして多くの世界を滅ぼしてきた正体不明の存在であったが、物語序盤に正体が判明、その本名は界堂一道。つまり笑の父親であった。
娘を独り放置し世界を滅ぼしまわっている理由、彼の指す「理想の世界」とはなんなのか未だ不明であり、またケースが笑の手元に行きながらも「ケースは未だ私の手の中にある」と発言するなど正体が判明した現在でも多くの謎が残っている。
多くの世界を滅ぼしてきている通り絶大な戦闘能力を持つとされラジャ・カーンも「自分だけでは彼には勝てない」と発言しており底を見せていない。単体でも次元を移動する能力を持つなど少なくともただの人間では無くカーンは更に「既に死んでいるようなもので亡霊のようなもの」など意味深な言葉を残している。しかし、ガッチャマンの世界を滅ぼしに来た際に健の機転と戦闘技術によってケースを叩き落されて失ってしまうなど、決して無敵ではないようだが……?
彼の手元に来たケースがとった姿は“燃え盛る太陽”。
笑の元に集ったヒーロー達を“想定外のイレギュラー”と呼んで排除を狙っている。また、望みのためなら「自分なんかどうなってもよい」と考えている部分は娘とそっくりである。
ピンクの髪色にインコを思わせる髪型という極めて派手なファッションに身を包み、キザな言い回しと独特のイントネーションをおり混ぜながら外国語交じりに話す怪しい男。武士の呼び方だけ「タァケェシィ」「タケェシィ~」「タケシィ」とやけにバリエーションが多い上にねっとりした口調で呼んでいる。ファンからの通称はそのままタァケェシィ。彼は武士ではない。
本編開始前に依頼人として武士にZの調査を依頼する形で接触、二人で友人としても交流を重ねながら日々を過ごしていた。
金髪の小柄の人間型の女性。異星人であるらしく、少女のようにすら見える美しい容貌だがテッカマン&ペガスと互角以上に戦えるほどに戦闘力が高い。とある目的から「強い遺伝子」を求めてZに協力している。
Zの協力者である緑色の悪魔のような外見の全身3メートルを超える巨大な怪物。胸部が透明の空洞になっており中に人間の青年が組み込まれているのが外から見えるようになっており、怪物の腕は切断され腰部に括りつけられている。物を取ったり動かしたり誰かと接触する時は胸の部分にある触手状のツメが代行している。
用語
手にした人間、正確には「ケースに選ばれた人間」のどんな願いも叶えるという万能の願望器。手にする人間によって姿を変えるとされ持ち主の心の中にある強い想いや思い出の象徴にその都度変化する。持ち主の本当の願いを叶えた後はランダムで持ち主を替えると言われているが何故かガッチャマンの攻撃でZの手を離れたあと笑の手元に行くというイレギュラーが起きた。
万能の力を持つとされるが代償も必要な場合もあるらしく、決して便利なだけの道具ではない。Zは「理想の世界」の為に他の並行世界や異世界の“可能性”を根こそぎケースに吸い込み多くの世界を滅ぼしてきた。
余談
公式ツイッターにて、まさかのトッチャマン呼びが公式になった。
アニメスタッフ
主題歌
オープニングテーマ
「To be continued...」
作詞:山村隆太 / 作曲:阪井一生 / 歌:flumpool
エンディングテーマ
「チクタク」
作詞・作曲:edda、ミワコウダイ / 歌:edda
関連動画
ティザームービー
関連タグ
AnichU(日本テレビではこの枠で放送)
関連・類似作品
タツノコファイト:タツノコクロスオーバーの元祖。
タツノコVSカプコン:同じくタツノコクロスオーバー繋がり
外部リンク
関連項目
ジャンル | ヒーロー |
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表記揺れ | インフィニティフォース |
作品関連 | 2017年秋アニメ |
棲み分けタグ | イン腐ィニティフォース |