概要
CV:岡嶋妙
渚一葉の家で働くメイド。短大卒業後に就活に失敗し、親の伝手で2年前から渚家で働いている。本人はメイド服を恥ずかしがっている模様。
住み込みではなく実家住まいで、家事は親に任せっきりで下手。
見た目は結構綺麗でスタイルも良いため、いわゆる残念美人の部類に入る。
人物
そそっかしい性格で、仕事も手際がいいとはお世辞にも言えない。そのため渚家の執事である月見里にはよく小言を言われている(嫌味ではなくぐうの音も出ない正論であるためダメージ大)。
親友である伊福部やひろとはよく合コンへ行っているが、酒癖が相当悪いためやひろ共々毎回撃沈している。また過去に、交際していた男性から身勝手な理由で一方的に別れを告げられたことがあり、そのことを未だに引きずっている。
悠達の前ではお姉さんぶろうと頑張っているが空回りしがちで、イタイタしい雰囲気になることも少なくない。
これらのことから自分に自身が持てず、表向きは明るく振る舞っているものの内心ではかなり悩んでいる。
悠とは主人の娘である一葉との繋がりで出会い親しくなる。毎度のごとく合コンで撃沈し酔っ払い、紆余曲折あって悠に家まで送られた際、出会いがない悩みを打ち明けそのまま暴走、半ば強引に悠と関係を持つ(お互い初めての経験だった)。その後一時ギクシャクするも、互いに憎からず思っていたこともあり交際を始める。
悠の優しさに触れ彼と過ごすことに幸せを覚えるも、先述した通りの自信のなさゆえ、自分は悠に相応しくないのではないかと考え始める。また別れた男性からよりを戻したいと連絡された際、一瞬心が揺れてしまったことから自己嫌悪するようになってしまう。
初佳のシナリオは、こうした彼女の悩みを主軸に話が進んでいく。また彼女の気質ゆえ、全シナリオで一番コメディ色が強くなっている。
アニメ版
テレビアニメ版では本編後に毎回挿入されるおまけパートを担当している。コミカル一色の展開となっており、悠への欲望を剥き出しにする描写が多いうえ、デフォルメ化された際には胴が非常に長く伸びたりする。初佳の「今日の一言」をもっておまけパートは終了する。
残念ながら彼女のシナリオはメインでは扱われなかったが、ドロドロ成分が数割増しになっているアニメ版において一服の清涼剤の役割を果たしている。