春日野悠とは、ヨスガノソラのキャラクターである。
CV:下野紘(アニメ)
CV:松元恵(アニメ幼少期)
概要
身長:170cm / 血液型:O / 誕生日:2月5日
両親を突然の交通事故で亡くしたため、双子の妹である春日野穹と一緒に奥木染町へ引っ越してきた。二人きりで生活しているが家事全般苦手である。お人好しであり、都会育ちの美少年で女性にモテるが本人に自覚はない。
一人称は僕。
人物
一言で言えば苦労人。両親の死の直後も、たった一人で財産や両親の事業の事後処理まで行っていた。残された最後の家族であり、自分と離れたくないと言う穹と引き離されることのないよう、自分達を引き取りたいという親戚の申し出を全て断って奥木染へと引っ越してきた。
無気力な穹の分まで家事を一人で行っている。だが上で述べた通り家事は苦手であり、慣れない土地ということもあってか失敗ばかりしている。奥木染で出会った友人・知人達の好意で何とかやっていけているといった具合。
また飛び抜けてお人好しであり、困ったり苦労している人間を放って置けない性質。それ故に要らない気苦労を背負い、さらには責任まで感じた上に意外な行動力を発揮することが度々あり、穹にもよく呆れられている。だがその気質によって周囲(主にヒロインから)の好意を得ることも多い。
一方で、表にこそ出さないが精神的にはかなり疲弊しており、追い詰められると現実逃避気味になってしまうこともある。
学生の身には色々と辛い境遇にあるが、穹の存在や友人達と築いた関係を心の支えに頑張っている。
穹との関係
よく取り沙汰される穹との関係だが、彼自身は当初はそういった感情は抱いていなかった。穹を誰よりも大切に思っていることは事実だが、あくまで妹として、であった。無防備な穹にドキリとすることこそあれ、面倒見の良い兄として彼女に接していた。
だが穹のシナリオにおいて彼女の真意を知り、穹からの愛情や自分の内に芽生えた想いと、倫理観や友人達との関係の間で葛藤することとなる。
アニメ版
アニメでは構成の弊害もあったであろうが、原作と比べて格段にヘタレ的イメージの強い人物となっている。また尺の関係で各ヒロイン達との関係の進展が早いせいもありこれの印象も強まってしまった。
特に穹のシナリオは奈緒のシナリオから分岐する構成となったため、奈緒を捨てて穹と関係を持つ形になってしまうなど上記の面が悪化している(原作では浮気の類の過ちは犯していない)。
それ以外にも、当初から内心で穹に情欲を抱いている、他のヒロインのシナリオではほとんど穹が放置状態になっているなど色々やらかしている。(ただ一部のシナリオではそれゆえに穹が精神的に自立する様子が示唆されたりもするが…)
尚、親の遺産は相応にあったものの、高校を卒業して就職するまでカツカツに生活しないと維持する事が難しい状況であった事が12話で語られており、親族も片方ずつだったら引き取れる旨を悠に提案していた。…が、それが原因で穹は「ハルと別れるくらいなら」と湖に飛び込んでしまい…。