概要
『メガトン級ムサシ(シーズン2)』から登場。
『学園を牛耳る影の支配者』と称されており、星刻学園の誰もが知る有名人という事になっているが、一大寺大和、雨宮零士、霧島ジュンはその事を知らなかった。それもそのはず、記憶操作システムに干渉していた為である。
傲岸不遜な性格に見合った高い戦闘力を持っており、戦闘技術は軍の特殊部隊のそれを彷彿とさせるもの。
イクシアのパイロットとなるべく、アピールを兼ねて土方龍吾を襲撃した。
腕っ節の強い大和でさえ、正攻法では勝ち目がなく、零士たちにカーテンの窓を開けさせた際の日光で目潰しを行い、トドメの「必殺ローリング延髄クラッシュ」を浴びせて漸く倒せたほど。
パイロットとしての技巧も一流で、半ば強奪気味に搭乗したムサシを乗りこなしている。
戦闘スタイルも最低限の動きで確実に仕留めるというもので、機体の磨耗も少なく、イクシアのスタッフからは好評であった。一方で、余りにも彼のテクニックが高等すぎるがゆえにムサシのレスポンスが追いついていない。
イクシアに拘束され、マーガレット・ブレクネンの尋問を受けるが、そこで慢性的なパイロット不足を指摘して自らを売り込み、一先ずはイクシアからの追放を免れる。
その後、ヴィクト・イーガーの命令で司令室で仲間の万波シズカ(CV:小林マナ)と共にクーデターを目論むが、女性スタッフに変装していた輝らに拘束された。
その目的はイクシアを占拠してシェルターへの居住を認められなかったソロンの住人を収容させる事であったことが判明。以後は住人達の救出に舵を切ってくれたマーガレットに惚れたようで、彼女と新たな家となるイクシアを守る為に正式なパイロットとなった。
それに伴い判明した真の性格は「〇〇んぜ/〇〇ぜ」が口癖の軽薄ではあるが、人情に厚い男であった。
ファイアローダー
全身に炎がペイントされたアメフト選手を思わせる彼専用ローグ。
バルログの行動パターンを解析して開発されており、スピードと攻撃力に優れている。
加えて、九世のテクニックに機体が追いつけるようにカスタマイズも施された。
必殺技は体を炎に包んでタックルする『デストラクションブレイク』。『シーズン2』第16話ではムサシのメガトンパンチを受けてパワーアップさせ、ビッグタンクの装甲をぶち抜いている