概要
『ファントム・キングダム』のメインヒロイン。
新参の魔王であり百発百中の予言者でもある。年齢一桁の頃に父から魔王の座を簒奪した。
本編ではゼタに滅びの予言を与え、見事的中させている。
他人が不幸に見舞われる様を観察するのが趣味。ゼタが全知全能の書に触れ本にされてからは運命に翻弄される彼を最高のオモチャと見定め、ゼタに魔界復活の方法を教えるなど助言役として協力しつつ、彼の不幸ぶりを見て楽しんでいる。
魔帝ロイヤルキングダーク3世とは意外な関係であるらしい。獣耳がある程度で外見はほぼ人間体であり、いわゆる獣人の父親とは全く似ていないが、力を覚醒させると手足が毛皮に覆われ獣らしさが強調された姿になる。ついでにスタイル抜群になる。
覚醒した姿について、ドット絵の『ファントム・キングダム』では細身の禍々しい魔王といった風貌で恐ろしげな印象が強かったが、イラスト調になった『D2』では獣娘的な可愛らしい外見となっている。特殊技演出(フロストドラゴン)で見られるほか、スマホアプリ『魔界ウォーズ』でもこの姿を披露している。
クールな佇まいと他者をおもちゃ扱いする振る舞い、「天才魔王」「百発百中の預言者」という肩書き等、強キャラ感を漂わせるがその本性はプライドが高く侮辱されることを嫌う激情家。
意外にも煽り耐性が低く他の魔王にからかわれたり、自身の実力を疑われるような事態に見舞われると声を荒げ怒りを露わにする。また物語終盤、実は予言の力など持っておらず今までハッタリを通していたことが明らかになる。
才女に見えてその実ヘタレという珍しい立ち位置だが、外部作品に出演する際は前述の本性を露にすることは滅多に無く、一貫してクールキャラを演じていることが多い。また予言に関した能力を持たされることもあり、全てにおいてハッタリという訳ではないようだ。
実は日本一ソフトウェア作品の中でも一二を争うほどの人気キャラであり、事実『4』の人気投票(一位がプレイアブル化される企画)では見事二位を獲得していた。一位が既に実装済のロザリンドであったため、二位の彼女がプレイアブル化される運びとなった。
『4』の台詞によれば本人の能力をもってしてもこの結果は予測できなかったらしい。
魔界戦記ディスガイアシリーズにおいては2でオメガクールの魔法の管理人として登場、その後PSP版の2と3・4・5でDLC配信されている。