二期作
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にきさく
同じ田畑で1年以内に同じ作物を2回以上作ること。
二期作とは1年以内に同じ田畑で2回以上同じ作物を作ること。
主に稲に使われる言葉である。
元々は刈り取った稲から生えてきた「ひこばえ」(再生茎)から始まったと言われている。
しかし、ひこばえは言わば出涸らしであり、多少追肥したところで生産高はあまり上がらなかったため、「なら新しく植えればよくね?」となったのが二期作の発端になったという説がある。
収穫と同時に田植えを行うため極めて重労働である。また、生育環境も重要であり、冬の平均気温が16℃を下回る環境では満足いく品質を保証できない。
また、現代の日本では米の消費量が落ちているため二期作はほぼ行われていない。
通常、二期作なんてしようものなら連作障害が起きてまともに育たなくなるのだが、連作ができる水稲だからこそこんな無茶な農法が行われているのである。
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