二階級特進
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じゅんしょく
軍などで階級を二つ上げること
本来の意味は、軍隊や警察において何らかの功績により階級を二つ上げる措置のことである。
ただし、これが適用されるケースの代表例が「その者が殉職した時」なので、「殉職」のことを暗に指している事が多い。
この措置が取られる理由として、階級を上げることによって遺族に払われる追悼金(階級が高いほど多い)の額を増やし、遺族を救済するため、というものがある。
殉職による特進は各国にもないわけではないが、故人への顕彰としては元から昇進予定だったり、生前の功績を称えて勲章を贈ることはあるが、二階級特進は日本独自の制度な面がある。
生者に対してこの措置が取られる場合、上げた功績がとほうもなく巨大であることを意味する。
例として「機動戦士ガンダム」においてランバ・ラルがガルマ・ザビの敵討ちに成功した場合、中佐への二階級特進が約束されていたケースなどがある(支配家系の一員を倒した敵を倒すことで、国民の士気と統制を回復するのみならず敵にも大きな動揺を与える効果が期待できる)。
なお、冬戦争でフィンランド軍で活躍したスナイパーシモ・ヘイヘは国際的にも稀な五階級特をした。
pixivでは、「無茶しやがって…」のような意味で用いられている。
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