いらっしゃーい!
演:阿部寛(フジテレビドラマ「空中ブランコ)、宮迫博之(舞台演劇「空中ブランコ)、松尾スズキ(映画「イン・ザ・プール」)、徳重聡(テレビ朝日ドラマ「Dr.伊良部一郎」)
人物設定
奥田英朗による精神科医・伊良部シリーズの主人公で伊良部総合病院の御曹司。
伊良部総合病院神経科の医師で当病院の副理事もやっており傍から見れば凄く偉い人物なのだが・・・
彼の性格を一言で表すならめっちゃ子供っぽい
大学卒業後に小児科の医師になったものの患者の子どもと同じレベルで喧嘩をすることに
クレームが殺到。神経科に転科したという経歴を持つぐらいである。
また注射フェチでもあり、何かと患者に理由をつけて注射をしたがる。(注射担当はナースのマユミ)
容姿は色白デブで老け顔。眼鏡をかけている。髪にはいつもフケがついていたりと不衛生。
それで良いのかお医者さん・・・
また、重度のマザコンでもあり「イン・ザ・プール」にてプールへの不法侵入に失敗した際は母親に怒られるとべそをかいたほどである。
かなり子供っぽい破天荒な行動をとり、前述の不法侵入や空中ブランコに強引にトライしたり
大学仲間の義父のヅラを治療の一環として外そうとしたり、
ライバル病院に治療(ryと言って石投げ等のイタズラをしたりetc・・・
そんな彼だが医者の素質としては十分あり、毎回やってくる患者たちを持ち前の明るさと子供っぽさで見事に治療する。
彼の子供っぽい性格は時折他の患者からも羨ましがられているようだ。
アニメ版「空中ブランコ」の伊良部
2009年10月15日から全11話フジテレビノイタミナ枠にて放送されたアニメ。
ここでは伊良部が「伊良部(大)」「伊良部(中)」「伊良部(小)」の3つの姿に変化し
患者たちと触れ合っていくという原作以上の不思議キャラとなっている。
3人の容姿も行動もバラバラであると同時にどれも「伊良部」の特徴を満たしているので
まさに3人で伊良部一郎と言えるだろう。
特徴として(大)は病院内での活動が多い一方(中)と(小)は外での活動が多い所謂営業部隊となっている
また、三人とも共通して「ぐふふ」という笑い方をする。
三人は同一人物なので一緒に居ることはまず無いが、最終回では・・・
伊良部(大)
いらっしゃーい!
CVは三ツ矢雄二
クマのぬいぐるみの頭を被った姿。見た目はデブで性格は3人の中で一番子供っぽい。
一番原作の伊良部に近い存在と言える。
患者を出迎える際は必ずこの姿になり、「いらっしゃーい!」と甲高い声であいさつし
とにかく注射を打ちまくる。
出番はほぼ病院内と限定されているが一番愛くるしいマスコット的存在にもなっている。
因みにぬいぐるみの表情はコロコロ変わる。
伊良部(中)
ハァイ、伊良部一郎です んふっ♪
CVは同じ三ツ矢雄二だが、声のトーンが変わっている。
(大)とは打って変わって金髪細身のイケメンとなった伊良部。エロい
頭に熊の耳のカチューシャを付け、赤縁眼鏡をかけている。ファンからの愛称はちゅらぶ
(大)と比べて子供っぽさが少なくなったが、その分不思議度が上がっており
不適な笑みを浮かべたり、患者の症状を冷静に分析したりとしている。
3つの姿の中で特に腹黒さが濃く出ており、特に第4話「ホットコーナー」では
正に心の悪魔の声とも言える台詞を患者に言い放っている。
また、野球をしたりイタズラをして逃亡したりと運動能力を発揮する際も基本的にこの姿である。
伊良部(小)
こんちはー、いらぶいちろーです
CVは朴璐美
ブカブカの白衣に半ズボンを履いた金髪の少年姿の伊良部。
3つの姿の中で一番出番が多い。ファンからの愛称はしょらぶ
基本的には冷静沈着で患者の行動や慌てっぷりを楽しむ様子を見せている。
また、(中)と同様に患者の病の原因を冷静に判断したり無責任な発言で振り回したりもする。
伊良部(大)に似たぬいぐるみを四六時中持ち歩いている。