「 ..... ドリコンなの?」
「・・・ドリ?」
「小学生の事、好きな人ってドリコンって言うんだって、さゆが」
概要
第1部では光は中学2年生、美海は小学3年生である。
光の姉・あかりと美海の父親・至の恋愛関係の問題解決の際に美海が光に恋心を抱くようになる。
その後、ある事情から一時的に光が潮留家に居候し、みんなと一緒に買い物に行くなど距離を縮めていくが、年齢差もあり外見的にも精神的にも兄妹のような関係なっていく。
また、第1部では美海はまだ自分の恋心に気付いていないと思われる発言をしている。
ネタバレ(第2部)
おふねひき事件の騒動から5年、美海はかつての光達と同じ美濱中学校の2年生になっていた。
美海は既に自分の想いを自覚しており、光達が消えてから「光がまなかを好きだった」ということをあかりから聞かされ動揺するが、5年経った今でも光のことを一途に想い続けている。
巴日の際に光を見つけ、息をしていなかった光に美海が咄嗟に人口呼吸をしており(紡によると海人に人工呼吸は意味がないらしいが)、目覚めた光はその後新居に越した潮留家に住むこととなる。
美海が光と同い年に成長したものの、光は外見・内面共に以前と同じままで、美海のことも同じく妹扱いであり、肉親として接している。
しかし一方で5年前ではしなかったであろう反応や態度(動揺して赤面したり、不安やイラつきをぶつけてしまうなど)も取っており、どこかで同い年の異性として見ている節も見受けられた。
その後、ずっと自分やまなかの為に懸命に動いてくれる美海に光は感謝を伝え、「もうガキ扱いできない」と変化を受け入れ認識を改める。
また、その際に光が自分を見る美海を少し意識したかのような反応を見せる一方で、美海はまなかを想う光の為に自分の気持ちを押し殺す決意を固める。
ちなみに、第2部では至とあかりが結婚した為、血縁上の繋がりはないが戸籍上は叔父と姪という関係になっている。