概要
さゆは小学生の頃から要を気にしていたが、当然年齢差のこともあり要には子供扱いされ全く気付かれてはいない、一方的に憧れのように見つめているだけの関係だった。
第2部ネタバレ(5年後)
おふねひきの事件から5年後、戻って来た要と同い年になってからもそれは変わらず、要がちさきを想っていたことも知ってしまう。
ちさきに対し諦め気味で真っ直ぐにぶつかれない要に対し「悲劇のヒロインぶるな」と怒り、「あんたがいない間も、あんたはここにいた。ちゃんとこの真ん中にいた」と泣きながらずっと見ていた自分の想いを吐き出す。
すると、要は光やちさき達と違い居場所が感じられず寂しかったと初めて涙を見せ、さゆと同い年の子供らしい表情を見せるのだった。
玉砕覚悟で告白したさゆに対し「これからちゃんと見てみる。一人の女の子として」と前向きな返事をしており、これからがやっと始まりとも言える二人である。