概要
地方自治体、主に都道府県・市などが運営する。2019年5月1日(令和元年)時点で93の大学があるが、戦前の旧制大学で後身校が現在公立大学として存在するのは京都府立医科大学、大阪商科大学の後身大阪市立大学のみである。(太平洋戦争後設立の医科大学と後に官立・国立に移管された大学は除く。)
授業料は概ね国立大学と同一であるが、入学金は設置自治体在住者向けには安めに、それ以外の地域出身者については高めに設定されている場合がある。
(海外でもアメリカの州立大学が同じように設定している。)
最近は少子化と若者の大都市圏志向等から東京都立大学、兵庫県立大学、長崎県立大学、静岡県立大学など同一都道府県内の公立大学統合が行われ、2022年度には大阪府立大学と大阪市立大学の統合も行われた。
また、長野大学や沖縄・名桜大学等私立大学の公立大学化も増えている。
主な公立大学の一覧
〇印は私立大学から移管した大学。
- 札幌市立大学
- 札幌医科大学
- 公立はこだて未来大学
- 旭川市立大学〇
- 青森公立大学
- 国際教養大学
- 秋田県立大学
- 会津大学
- 福島県立医科大学
- 高崎経済大学
- 首都大学東京/東京都立大学
- 横浜市立大学
- 長野大学〇
- 長野県立大学
- 諏訪東京理科大学〇
- 都留文科大学
- 静岡県立大学
- 名古屋市立大学
- 愛知県立芸術大学
- 岐阜薬科大学
- 金沢美術工芸大学
- 京都府立大学
- 京都府立医科大学
- 京都市立芸術大学
- 奈良県立医科大学
- 大阪公立大学(旧:大阪市立大学・大阪府立大学)
- 和歌山県立医科大学
- 兵庫県立大学
- 神戸市外国語大学
- 山口東京理科大学〇
- 北九州市立大学
- 名桜大学〇
- 沖縄県立芸術大学