人物
丑三清志郎のかつての同級生であり、初めての友達である少年。通称「六ちゃん」。
無鉄砲かつ型破りな性格で、スケートボードに乗ったまま転校初日に教室に飛び込んだり、当時嫌われ者だった丑三に「友達になろう」と声をかける変わり者である。
高校1年生の冬に丑三のクラスに入ったが、実は不治の病に侵されており、丑三にプラネタリウムを見せられた日に初めて「死にたくない」と泣きじゃくった。
転校から半年後、彼は誰にも別れを告げることなく旅立ったが、最後まで精一杯輝き続けた彼の生き様は、丑三の心に強く残ることとなった。