概要
ビデオ会社のビコムが1991年よりシリーズ展開するシリーズ。正式なタイトルは「日本列島 列車大行進」。
日本全国の鉄道車両を映した映像で構成される。
発端はビコムが1988年から制作しているビデオマガジン「レイルリポート」のアーカイブ映像を北から南へ繋げてみようというお遊び企画だった。
1991年(「日本列島 列車大行進1992」)から1999年(「日本列島 列車大行進2000」)まではVHS、以後はDVD形式で発売されている。
VHS版はナレーションが無く、パッケージに解説書が同梱されていたが、DVD版では副音声としてナレーションが採用されている。
そしてDVD版では2008年まで同社が制作していた「たのしいでんしゃ」および「はしれ!でんしゃ」の流れをくむ子供向けのナレーション「キッズナレーション」を収録しており、事実上同シリーズの後継となっている。マスコットキャラクターの「鉄道博士」と「けん太くん」も同シリーズから続投している。
2010年からはキッズナレーションの総集編シリーズ「れっしゃだいこうしん」シリーズも製作された。この時期には新キャラクター「ミュー」が登場していたが後述のすみかちゃん登場に前後して登場しなくなった。
「列車大行進2019」以降は特別編として「れっしゃだいこうしんキッズバージョン」も制作された。従来は映像特典扱いだったキッズナレーションを独立したDVDとして発売したものである。「れっしゃだいこうしんキッズバージョン2019」からは新キャラクター「すみかちゃん」も登場している。
2017年には映画館向けに再編集した「劇場版 列車大行進-日本を駆ける列車たち-」も制作された。
そのほか鉄道博物館のてっぱくホールで最新作の上映が行われることがある。