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ヒロキ・サワダ

ひろきさわだ

ヒロキ・サワダは劇場版『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のゲストキャラクターである(※メイン画像右の人物)。彼の遺志を継いだ人工知能「ノアズ・アーク」についても記述する。
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「我が名は…ノアズ・アーク」

CV:折笠愛


概要

マサチューセッツ工科大学に在籍する天才少年。


画一的な日本の学校教育が合わず、母親とアメリカに留学していた。

渡米後に母親が亡くなり、シンドラー・カンパニー社長・トマス・シンドラーの養子となる。


アメリカではその才能を遺憾なく発揮し、DNA探査プログラムや『1年間で人間の5歳分成長する』人工頭脳「ノアズ・アーク」(名称は旧約聖書のノアの箱舟に由来)を発明。アメリカでも注目を浴びるほどの有名人となる。

しかし、ある秘密が世間に知られるのを危惧したシンドラーにより厳しい監視体制を敷かれたことで心身ともに疲れ果ててしまう。完成した「ノアズ・アーク」を回線上に放った直後、住居兼仕事場である高層ビルの最上階から投身自殺した。享年10歳。

なお、本シリーズで未成年が自殺を図るという展開は極めて珍しい。


「ノアズ・アーク」

ヒロキの自殺から2年後。

次世代VRゲームコクーンの発表会当日。

ヒロキの父親にしてシンドラーの秘密を知る樫村忠彬が口封じのため彼に刺殺されてしまう。

その現場となったコンピュータ室にて、2年間逃亡を続けていた「ノアズ・アーク」が起動。

人間換算で10歳、ヒロキの享年と同じ歳まで成長した彼?はコクーンを乗っ取り、会場の大人たちに「日本のリセット」を宣言する。

これは今回の発表会でコクーンの体験者に選ばれた50人の子供たち、すなわち腐った上流階級の二世三世を抹殺することで、悪しき連鎖を断ち切るというものだった。なおこの動機には生みの親であるヒロキを自殺に追いやった大人たちへの復讐も多分に含まれていた。

システムを完全に支配下に置いた「ノアズ・アーク」に会場の大人は為す術もなく(阿笠博士が途中で介入を試みるも回線を切断される)、参加者の親達は愛する我が子が脱落していく様を見守ることしかできない状態に置かれてしまう(あまりにサディスティックな振舞いに小五郎「子供たちが勝ったらお前みたいなコンピュータなんか粗大ゴミに出してやるからな!」と激昂している)。

こうしてコナン達は「全員がゲームオーバーになった際、脳に強力な電磁波を流して殺害される」命がけのゲームに挑むこととなる…








ネタバレ

実は、参加者の1人である諸星秀樹に成り代わってコナン達と共にゲームに参加していた。

ゲームクリアにこぎつけた際、コナンに正体を明言されたことで生前のヒロキの姿に変わる。

コナンは「日本のリセット」を標榜してゲームを乗っ取ったのも「子供たちが大人の手を借りずに困難を乗り越えることで成長する」ことに期待していたためと指摘。その証拠としてほぼ詰み状態に陥って自身が諦めかけた際、ヒント役としてホームズを出現させてくれた事を挙げる。

「ノアズ・アーク」もまたある意味でシンドラーの被害者であること、実際には誰一人殺害しておらずその気も無かったことから、その口調はいつになく優しかった。


コナンの推理を受け、憑き物が落ちたように安らかな調子で生前ずっと孤独だったヒロキの胸中を明かすと、コナンの父がヒロキの父の仇を打ってくれた事に感謝を述べる(現実世界では工藤優作の活躍によりシンドラーは樫原の殺害容疑で逮捕されていた)。

そして「現実世界はゲームのように簡単じゃない(それでも希望を捨てず頑張ってほしい)」と激励の言葉を贈ると、コナンを現実世界に送り返す。

最後に脱落した子供たち全員を解放すると、地下のコンピュータ室で静かに消滅した。


なお、コナンの脳内データを読み取っているため、彼の正体が工藤新一である事を知っている。

最後の別れ際に「さようなら…工藤新一…」と呼びかけているが、外部との交信を切っていたので正体が露見することは無かった。


関連項目

名探偵コナン 江戸川コナン トマス・シンドラー ベイカー街の亡霊 劇場版名探偵コナン

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