2巻第17怪にて日向のクラスに転入して来た、高校生を思わせる程に背丈(とおっぱい)が大きい少女。作中でも一、二を争うほどの美貌と、謎めいた雰囲気の持ち主で、日向に怪しい視線を向けグイグイ迫る。その正体は超常の存在ながらも、イシガメピックアップガチャから逃れられなかったおろちが分霊の転生を諦め、代わりに憑依を行うにあたり、優れた霊的素養から依代に選ばれてしまった少女。おろちの意向で日向から情報を引き出さんと接触を図る……かに見えたが、人恋しさや後述の日向への(暴走気味の)思慕から色々と距離感がバグっており、おろちからは若干心配されている。
- 憑依の直後はその影響で生死の境を彷徨ったが、おろちが自らの力に耐えられるよう、強引に周の肉体を急成長(約15歳相当に)させ現状に至った。上記の肉体改造におろち自身の霊的リソースを割かざるを得なかった事情から、精神への直接的な影響は少なく済んでいる。
- 感情が高ぶると「ゲヘヘ……」という、得も言われぬ笑いを漏らす奇癖があり、おろちからはかなり心配されている。
- 日向に対し個人的な好意を寄せている(曰く「幼稚園の時 七度も救われた 御恩はいまだ 忘れません」)。百合。尊い……(もっとも、その頃の周は日向を男の子と勘違いしていたが、日向への好意から敢えて性別を不問にした)