概要
スマホアプリあんさんぶるスターズ!のキャラクター、紫之創×真白友也の腐向けカップリング。
所属ユニットは『Ra*bits』。クラスはどちらとも1-A。
同じ中学校出身で、入学前から今までずっと仲が良い。紫之創が夢ノ咲学院への入学を決めたのも真白友也がきっかけである。ユニットもクラスも同じ上に、頻繁に真白友也は紫之創の校内アルバイトを手伝っていて、普段から一緒に行動することが多い2人である。
公式提示
※ネタバレ有り
※以下の記載は2人のエピソードを網羅しているわけではありません。
※時系列に対して一部に憶測がございます。
入学以前
【追憶*マリオネットの糸の先】
「創も、一緒に受験しようなっ?」
「がんばってみます。友也くんも一緒だったら心強いです……♪」
まだ中学生だった2人が夢ノ咲学院内で行われるドリフェスへに不法侵入する話。
元々アイドルファンだった友也が2人分の偽造制服を用意して創を手引きした形であるが友也は「創に同じ感動を味わってほしくて……。」と話し、中学校当時から創のことを唯一無二の友人だと思っている様子。そしてその後の会話から、友也が創の家庭の経済状況を鑑みてアイドル科の受験を勧めていることが分かる。
しかし、自分だけ受験に失敗しても創のことを応援すると言った友也に「友也くんも一緒じゃないと嫌です!」と創が叫んで泣き出す場面も見られ、創が夢ノ咲への受験を決めたのは決して経済状況からではなかったと窺い知れる。
このストーリーを通じて特筆したいのは、紫之創は真白友也の存在がなければアイドルを志すことも夢ノ咲への進学を決めることもなかったということだ。学院内で創がどんどん良い方向に成長しているのを鑑みると、紫之創の人格形成を語る上で真白友也という存在は欠かせない、ということになるのではないだろうか。
春(1年)
【追憶*マリオネットの糸の先】
Ra*bitsの初舞台上で友也が助っ人として参戦したなずなに「皆一緒のユニットがいいなって。苦労しながら、夢ノ咲に入るために一緒に頑張ってきたんだから離れ離れは、やっぱり嫌なんです」と新ユニット設立に至るまでの過程を話している。
【メインストーリー】
全体を通して入学して間もないのにお互いのこと分かり合っているという印象。実際は中学からの深い縁があったわけで、当然ともいえるのであるが。因みに某ステージで紫之創が涙を零したことを、真白友也は後々の後まで覚えている。
【キャラクターストーリー】
真白友也:「この学院でどうにかやれてるのも、創がいるからだと思います」 創のことを優しくてすごくいい奴と紹介する。周りが変人ばかりだから創と話していると落ち着くらしい。
紫之創:「あの子も、苦労性だからなぁ……」 第1話から友也の話。友也にはあまり負担をかけたくない、と初対面の転校生に話している。因みに運営側のミスである可能性もあるが創は『初対面の』転校生に対しては友也のことを「真白くん」と呼んでいる。
【ドラマCD】
出落ちならぬ出創友。まるで夫婦のように洗濯物干しに勤しんでいる。他人に対して強く言えない創に対して「俺が代わりに言ってやってもいいし」と言う友也。長きに渡る2人の関係性を偲ばせる。その後も緊張する創を労わる友也の台詞が多々見られた。
夏(1年)
【挑戦!願いの七夕祭】
「友也くんは『普通』……あぁいや、中庸って感じなので♪」
『普通』:特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
『中庸』:かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。
いずれもデジタル大辞泉より。2つの言葉は類似しており、現に友也も全く同じ意味として7受け取ったようだが、実は微妙な差異がある。中庸という言葉はアベレージではなくニュートラルなのだ。普通という言葉よりもより肯定的であり、紫之創は友也が自嘲する『普通』こそに価値を見出しているのである。初夏の時点でこのくだりを話しているのは創のみ。
「まぁ、俺は気にしないけど」
友也も負けず、創のことを理解している。創がサシェの匂いを嗅いで緊張を和らげる癖が傍から見ると不気味に映る件についてもさらりと上記の台詞を述べている。またこのイベントで見事☆5に輝いた真白友也の『自分らしく』カードだが、これは開花前も開花後も紫之創に向けて浮かべられている笑顔なのである。
【清夏!サマーキャンプ】
「目を離したらどこかに行っちゃいそうで不安ですって伝えたら、手を差し出してくれて……それでここまできたんです」
エピローグの破壊力たるや、さもなん。
一日の終わり、夕暮れ時。晃牙のスパルタレッスンに疲れ果て、何の反応も返さなくなった友也を心配するあまり、ぐったりした友也に抱き付いたり縋ったりする創。そんな創を安心させる為に友也は創の手を握る。
夕食時に手を繋いで姿を見せた2人を訝しんだ光へ、創はそう説明した。
夢ノ咲に入学し、様々な人との関わりの中で日に日に成長し、変わっていく友也。中学校から隣にいた友也の変容を誰よりも近い場所から、誰よりも多くの時間をかけて見守ってきた創の口から出た上記の台詞は、殊更重く感じる。
【スカウト!ビブリオ】
以前友也が贈った花を、創がドライフラワーにして栞として使っていて、友也が家に来たときに見られて恥ずかしかった、という内容の創の発言がある。
【スカウト!妖怪七変化】
「……ぜんぜん駄目だな、創っぽくない!創だったらもっと質素な提案をするのにためらいがないっ、減点!」
創の演技をするひなたに対し、創のことなら自分が一番理解している、といった感じで容赦のないダメだしをする友也を見ることができる。
秋(1年)
【スカウト!薔薇十字物語】
「……でも役になりきるあまり、『ほんとうの自分』を忘れちゃわないでくださいね。友也くん、そういう不安定なところがあるから心配です」
「大丈夫だって……舞台っていう非日常ででんな役柄を演じても、日常に戻ってくれば俺は『俺』を取り戻せるよ。俺の事を昔からよく知ってる、創がそこで待ってるからな♪」
演劇部の役作りの為として、お姫様ドレスを着用したまま教室で過ごす友也。クラスメイトとの和気藹々としたやり取りの中でも創は、ドレスのスカートを捲り下着の種類を確かめたり、「大丈夫です!かわいいですから!」と発言したりなどツッコミ所と微笑み所が満載なエピソードである。しかしその中でも最も衝撃的なのは上記の台詞であろう。
友也にとって役作りとは『自分を限界まで追い込むこと』である。それができるのは創の存在があるからなのだ。「ありがとう、創。おまえがおまえとして存在しているだけで、俺もまだこの世に絶望せずに生きていられるよ……♪」という台詞には、友也がいかに無意識的に創が自分の隣にいることを信頼しているかが見て取れる。
創は心配症だから、と極限まで追い込む己の成長スタイルについて楽観視している友也であるが、創の心配はそう遠くない内に現実のものとなるのであった。
【スカウト!BADBOYS】
「創が綺麗なのは、俺だけが知ってたのに……」
「またもう、友也くんはすぐに『綺麗』とか言う!勘違いしちゃうひともいますからね、駄目ですよ!えへへ♪」
ストーリーの軸はユニットの方向性に悩む光となずなだが、創と友也も脇役として登場する。
第三話において昼食中の2人が会話している姿が描かれており、創が友也に「あーん」をしたり友也が前述のセリフを言ったりと仲睦まじい様子を見せる中で、2人の付き合いは家族ぐるみであること、さらに言えば友也は創の家の梅干しの味まで知っていることまでもが明らかになる。
また、後に友也は再び創に対して「綺麗」と言い、それに対して創も前述の言葉を返すなど、満更ではなさそうな様子を見せた。
【スカウト!サイエンス】
「そういえば創もいつも『友也くんへの愛情をたっぷり込めました~』とか言ってるっけ。だから創の作る料理も美味しいのかな」
【お化けがいっぱい☆スイートハロウィン】
「友也くんが大事で、大好きで…なのになんですれ違って……。」
「卒業しても大人になっても、おじいちゃんになっても一緒にいる気がしてた」
公式の事前予告で友也と創が喧嘩することが明らかにされ、色々と憶測を呼んだイベント。上記の創のセリフはプロローグで、友也のセリフは第一話で発されたものであり、いかにお互いのことを思いあっていたのか、そしてこの喧嘩によりどれだけ戸惑っているのかが窺える。
喧嘩の原因は今後の方向性をめぐり友也が女装を拒否したことが原因であり、2人の今後の行く末が垣間見えるストーリーとなっている。
仲直りしてからは友也が光に抱き着く創に「抱き着くなら俺にしとけ」と言ったり、創が友也の寝癖を舐めて直そうとしたりといつものようなツッコミ所満載の様子が見られるが、最も特筆すべきは創が友也に側にいることを思わず敬語が外れてしまうほど懇願するシーンであろう。
余談だが、このイベント中、友也が創をお姫様抱っこし苦戦するシーンがある。
冬(1年)
【タンタンとRa*bitsのお仕事】
【スカウト!ウィンターサンタ】
【対決!華麗なる怪盗VS探偵団】
春(2年進級前)
【弾む!心と花咲くモールライブ】
【モーメント*未来へ進む返礼祭】
「以前は俺の前でしか泣かなかったから、ずいぶん変わったのかなぁ?」
「なんて、俺は創の何なんだろう……」