加賀(重桜戦艦)
じゅうおうせんかんのかが
「ふん、ここが私の腕を振るう場所だというのか。いいだろう。私は加賀――戦艦・加賀だ。間違えるでないぞ!」
CV:茅野愛衣
『アズールレーン』に登場する重桜所属の空母・加賀が当初の計画通りに戦艦として完成していた場合のif設定を体現したもう一つの姿。2018年12月27日から2019年1月17日まで行われているイベント『縹映る深緋の残響』で先行実装され、期間限定建造、限定海域ドロップ、報酬で入手可能。レアリティはSSR(PRではない点に注意)。
「もう一つの可能性」である加賀の姿。
純粋な強さを求め続ける強気で好戦的な性格。
同じかの海軍計画の要である「天城」を尊敬しており、
自身が空母になるルーツがないためか、赤城の存在をなんとも思わない様子だが…?
(公式Twitterより引用)
元々加賀は「加賀型戦艦1番艦」として同型2番艦の土佐、「天城型巡洋戦艦」の1番艦天城、2番艦赤城と共に建造されていたが、ワシントン海軍軍縮条約の発効により建造が中止され未成艦となったものである。
天城型の2隻は空母として改装される事になったが、加賀型の2隻はそのまま廃艦となり資材が他に流用される予定だった。しかし関東大震災に伴い天城が竜骨を損傷、修復不可能なダメージを受けて天城を空母に改装する計画が頓挫してしまう。その代役として改装を受ける事になったのが加賀である。
アズールレーンの世界では「加賀は元戦艦で空母に転身した」と言う事情こそなぞっているが、やや異なる。
「天城」や「戦艦の加賀」は普通に存在していたが、天城は病により他界、加賀はその頃から空母に転身したとされている。
スマホゲームのアズレンでは天城と共に「戦艦の加賀」もプレイアブル化されているが、これは「天城が他界する前の世界」の可能性が流入した結果である。
性格は空母の加賀に比べると冷静そうな口調こそ変わらないものの、平時でも好戦的な一面を隠さない、よりはっきりとしたイケイケの武闘派で、思考もやや脳筋気味。
弱肉強食の信条については空母時以上にストイックな姿勢で、弱さを恥と考えて遮二無二鍛錬を怠らない努力家だが、他者に対しては今現在弱いことを見下すような真似はせず、己の出来る範囲で克服していけばいいと考える寛容さも併せ持っている。
…ただし、セクハラに関してはこの限りではなく、ドスを利かせた声で「まずは一発食らいな!」と正反対な対応をされるため、くれぐれも注意しよう。
ベルファストとベルちゃんの例と同じように別個体として扱われるので空母の加賀との同時編成ができる。
艦種は違えと『加賀』であるため、赤城の持つスキル「一航戦」の条件として適用される。これにより赤城のバフスキルを発動可能なまま戦艦枠を二隻に増やす事が可能。
後述のスキルはどちらもスキルレベルが低いうちは活用が難しいものの、しっかりと戦術学院で上げれば強力な代物へと成長する。
戦えば勝つ!
「私は空母をやめるぞ!赤城姉様ーッ!!」とか言ってそうなアイコンをしている攻撃スキル。
最大強化時50%で特殊弾幕を発動する。
確かに彼女は戦艦をやめる。
征けば獲る!
先述のスキルに続き「天城!きさま!見ているなッ!」なアイコンのスキル。
最大強化時20秒毎に魚雷を発射させるスキル。鉄血戦艦の魚雷スキルとは違い敵機狙いで発射させるが、追尾は行わないのが特徴。
確かにどうやって見てるのか分からないほど遠距離の敵にも正確に狙いを付けて魚雷を撃つ。
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アズールレーンの、加賀を中心とした掌編小説です。 1/3更新: タイトルを変更。それに伴い若干の加筆。表紙絵変更。11,505文字pixiv小説作品