詳細はWikipedia「加賀型戦艦」を参照。
1920年、長門型戦艦を大幅に拡大改良し、高速戦艦化した加賀型戦艦の二番艦としてネームシップの加賀よりも早く起工され、翌年進水。
1922年、ワシントン条約の戦艦保有数制限により廃艦となる。加賀は改装されて空母となっている。
廃艦とされた時点では船体がほぼ完成した状態で、1924年半ばより1925年はじめまで、標的として使用された後に高知県沖で海没処分された。
計画
- ユトランド沖海戦の戦訓に鑑み、長門型の集中防御方式をさらに強化し、垂直装甲・水平装甲ともに大幅に強化する。
- 45口径三年式41cm連装砲塔×5基、50口径三年式14cm単装砲×20門、40口径三年式8cm単装高角砲×4門、61cm水上魚雷発射管×8本を装備。
- 新式ボイラーを12基搭載し91000馬力を発揮し、長門型と同等の速度を出す。
- 煙突は一本。大日本帝国の戦艦として初めての煙路防御を施す。