助手わた
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じょしゅわた
ライトノベル『人類は衰退しました』のキャラクター、「わたし」と「助手さん」のカップリング。
登場人物が少ない上、「助手さん」は「わたし」がキャラメイクしたも同然であるため、このカップリングは当然の帰結であろう。助手孫と言われることもある。
「助手さん」はピクニックに誘ったり、効果音付きで好感度を稼いだりと無口なりにアプローチしている。
「わたし」は「わたし」で「助手さん」を弟のように扱ってはいるものの、「助手さん」の目線を「濡れた瞳」と表現したり、遭難時には体臭を気にして「助手さんの前を歩きたくない」とやや意識している描写も見られる。
また、未来の「わたし」が大集合した場面では「助手さん」の人物評として
>「優しくて」「物静か」「おとなしくて」「礼儀正しい」「木漏れ日の匂い」「ふわふわの栗毛」「でもなぜか」「派手なシャツ」「堅実」「確実」「たまには」「大胆?」
>女たちはどっと沸きます。
とあるので、つまりはそういうことなのだろう。
余談ではあるが、「わたし」のおじいさんは、「言っておくが、私はひ孫は猫可愛がりするぞ」と発言している。
「交雑すべきだ」というおじいさんの爆弾発言がきっかけで、「わたし」が助手さんを強く意識するようになったことが窺える。
また後日談では「視察」と称してデートに出かけるも、わざわざ遠出したのに狙っていたかのような巡り合わせで知人に行き会いまくる。特に里に居着くようになった巻き毛のことは助手さんも危惧しているらしく、彼女とエンカウントした際には全力で「行間に隠れる」特技を駆使していた。
「わたし」と助手さんは紆余曲折の末やっと二人きりの時間を得るのだが、詳しい描写は「わたし」自身の手で行間に伏せられ内緒とされた。
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