この項目には「秘密結社ヤルミナティー」の最終回のネタバレが書かれています。
概要
アニメ「秘密結社ヤルミナティー」の最終話のサブタイトルである。
大学を卒業することになったキリンとタブー。果たして彼らに待ち受けているものとは...?
あらすじ(ネタバレ注意)
話は部室でハックはキリンとタブーがもうすぐ卒業することを知った所から始まる。
ハック「ちょっと待ってくださいっす!このアニメってサザエさん方式じゃないんすか!?」
驚きを隠せないハックだが、キリンとタブーは単位を取っていた(キリンはギリギリだったが)。
ハックは「部活はどうするんすか!?」とキリンに聞くが、「継続は難しいかもな...」と答えた。
ハック「何すかそれ...意味わかんないっすよ!!2人はヤルミナティーがなくなっちゃってもいいんすか!!」
そう言い残し、彼は部室から出た。
タブー「こんな伝え方でよかったのかよ?」
キリン「俺だって色々考えたさ。まぁどういう伝え方してもこうなった気はするけどな...。今はそっとしておいてやろうぜ」
ヤルミナティー解散。
その話はYBTの耳にも届いていた。
ティラ「それじゃ、YBTも解散ね」
ヤルミナティー壊滅の目的が達成した今となってはこうなることは避けられなかった。
その頃ハックは入学したばかりの時を思い出していた。
興味からオカルト研究会に入部したこと。
キリンとタブーと出会ったこと。
自分でオカルト研究会を作ろうとしたが、誰からも見向きもされなかったこと。
人面犬を撮影しようとしてキリン達と出会い、そこからヤルミナティーが誕生したこと。
ハック「どんなことがあっても3人で乗り越えていくって言ったのに...俺をおいてくんすか...」
その頃キリンはリア女に「(ハックを)追いかけた方がいいんじゃない?」と問いかけられ、ハックを探すことにする。
キリン「ありがとな、イブ!」
リア女「え...?今、何て...?」
一方ハックはずっと忘れていた、ナツの存在を思い出した。
どこからともなくナツの声が聞こえる。
彼女は「自分の思いを伝えた方がいい」と言い、ハックもここでナツのことが好きだと告白。
そこへ、自分を探しに来たキリンとタブーにハックは自分の思いを伝える。
ハック「キリンさん...タブーさん...俺、ずっと2人と...キリンさんとタブーさんの友達でいたいっす!」
タブー「ギャパパ!何当たり前のこと言ってんだ!?」
キリン「そうだぞ!例え部活としてのヤルミナティーは終わっても、俺たちは心で繋がってる、永遠にヤルミナティーだ!」
ハック「そうっすよね...!俺たちずっとヤルミナティーっすよね...!」
タブー「そうだ!」
キリン「そうだぜ!」
3人の絆は一層深まることとなった。
そして、卒業の日。
ハックはいつものカエルパーカーではなく、灰色のパーカーを着てやってきた。
ハック「キリンさん...タブーさん...卒業おめでとうございます。2人のこと、心から尊敬してます。俺、新しく部活を作ることにしました。ヤルミナティーにも負けないくらいの、すごい組織にして見せます。だから、心おきなくエキサイティングなことに突き進んでください!」
タブー「ギャパパ!ずいぶん大口叩くようになったな!」
キリン「そいつは楽しみだな!」
ハック「それじゃあ2人とも、外に出てください!」
校庭ではハックが呼び掛けたYBTやフェニックス、今までに出会った怪異といった懐かしの面子がいた。
ハック「さあ、みんなで、せーの!」
「「「「卒業おめでとう!!」」」」
そして彼らは、それぞれの道を歩み始めた。
そんな中、キリンはどこかのジャングルで少女と出会う。
少女「キリンが喋ってる!あなた誰?」
キリン「誰だって?決まってるだろ!秘密結社ヤルミナティー!世界のありとあらゆる闇情報を手に入れ、世界征服を目論む最強の組織だ!」
秘密結社ヤルミナティー ~完~
余談
この回は珍しくテロップがついていない。
主要人物の過去編の人物が登場するシーンでは唯一彼だけハブられている。
終盤のシーンでは彼がカメオ出演している。
ヤルミナティーよ、永遠に
キリンの言うとおり、部活としての秘密結社ヤルミナティーはこうして終わったが、作品としての秘密結社ヤルミナティーが終わったわけではない。
クロスオーバー回であるヴィラン編の制作も決定しているし、別冊コロコロコミックにてコミカライズ版も連載されている。
そう、「さよならはまたであうためのおまじない」なのだ。
関連タグ
???:制作会社が同じ別のアニメの最終回。アニメ史に残る衝撃の最終回である。