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名言(スクールウォーズ)

すくーるうぉーずのめいげんいちらん

「名言(フィクション)」からの独立項目。「スクールウォーズ」に登場する名言一覧。
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概要

親記事「名言(フィクション)」の項目が重くなり過ぎ、記事の閲覧編集に支障が出るようになったため、特に「スクールウォーズ」関連の名言をこちらにまとめるものとする。

リアルタイムで見た世代な人たちには言うまでもないが、この作品は地名・施設名・団体名・キャラクター名こそすべてフィクションであり、ストーリーも大映風に多少脚色された部分もあるが、歴史や出来事自体はすべてノンフィクションである。

この作品に出てくるセリフはいついかなる時代でも、老若男女をも問わず、人々に絶対に考えさせられる魂が込められている名言であり、それらを見て聞いて瞳や胸が激熱になり、涙を流した者たちも決して少なくなかった。
それらを通じて、人生の教訓と糧にして現実社会を健気に一生懸命に生きたり、時代が21世紀平成へと流れようとも、ファンを今でも胸を張って熱く公言する者たちも数多くいる。
本タグではその名言集をドラマのオープニングナレーション同様、余す所なく全て列挙してみようと思う所存である。

※ファンの皆様、追加・追記を遠慮なくお願いします!

スクールウォーズの名言集一覧

オープニングナレーション

  1. この物語は、とある学園の荒廃に闘いを挑んだひとりの教師の記録である。高校ラグビー界において全く無名な弱体チームが、この教師を迎えた日から、わずか7年にして全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった愛と信頼を、余す所なくドラマ化した物である。
  2. この物語は、とある学園の荒廃に闘いを挑んだ熱血教師たちの記録である。高校ラグビー界において全く無名な弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余す所なくドラマ化した物である。


第1話、それは涙で始まった

  1. (森田)先輩……オヤジさん(大三郎)、連れて来たんですね!大木大助
  2. おお大助、おまえも(花園に)来たのか!ああ、この決勝戦だけは是非見せたいと言ってなあ!森田光男
  3. 川浜高等学校教諭同ラグビー部監督・滝沢賢治は前夜一睡もしていなかった!それは高校ラグビーの頂点を決する戦いを翌日に控えた興奮からだけではなかった!川浜高校に赴任以来7年間の茨な道が、さらにそれ以前の様々な思い出が寄せては返す波のように、賢治の脳裏を駆け巡り、眠りを奪い取ったのだ!とうとうここまで来た……賢治は胸の内でそう呟いた!とうとう…よくぞここまで来た……!ナレーター
  4. 賢治の脳裏に一つの言葉が今鮮やかに甦っていた!「信は力なり」……賢治がその言葉を耳にしたのは、彼がジャパン代表チームの一員に初めて選ばれた時であった……!(ナレーター)
  5. 諸君にこのようなことを今更言うのは、釈迦に説法に等しいことだ…!初心に改めて戻ったつもりで聞いてもらいたい…!ラグビーがその発祥地イングランドにおいて、学校の制化として取り上げられている理由は一体何なのか?それはラグビーこそまさに、社会生活のルールを学ぶに最適なスポーツであり、どう転がるのかわからぬこの(ラグビー)ボールを追うことによって、使命遂行への執着心と忍耐力を養うことができるからである!即ちラグビーにおいて、最も基本的な心構えは……One for all,all for one……!その通り……一人一人がチームのために己を捨て、各々な責任を全うしてこそ、勝利が初めて生まれて来る!そのために最も必要なモノは勇気である!その勇気の源は使命感であり、仲間への連帯感だ!使命感と仲間を信じる心から奇跡は生まれて来るのだ!大北達之助
  6. One for all,all for one……!信は力なり……!滝沢賢治
  7. 信は力なり……賢治は胸の内で再び呟いた!そうだ、子供たちを信じることだ!(ナレーター)
  8. 滝沢賢治のラグビー人生は栄光に満ちている!教師を目指して東都体育大学に入学した彼は、2年生の秋にはレギュラーポジションを早くも獲得、以後卒業までその地位を一度も譲らなかった!さらに卒業後、ジャパン代表チームの一員として選ばれた彼は以後7年に渡って、10か国を優に超える外国チームとの対戦を経験してきた!そして、その7年の間に賢治は妻を娶り……父となった!賢治がラガーマンとして頂点を極めたのは、秩父宮ラグビー場におけるイングランド対ジャパンの最終戦である!時、1971年9月28日……歴史に残る名勝負と言われたこの試合は、イングランドが前半挙げた2ペナルティーゴールの6点以外は得点が全く動かず、一進一退な必死な攻防が繰り返されていた!そして後半33分、ジャパンは待望なペナルティーキックのチャンスを得たのだ……関係者をして、ジャパンにも真なゴールキッカーがついに誕生したと狂喜せしめた一瞬である!そして、世界なラグビー界にジャパンに賢治ありと知らしめた一瞬でもあった!だがその時、賢治の身体は長年な酷使の結果、限界点にすでに達していたのだ!左大腿筋肉断裂、右足しっ関節弛緩、ズタズタな身体であった!賢治はサクラなユニフォームに別れを2年後告げた!現役時代、自分が守るサイドは一度も抜かれたことがないという誇りを胸に……(ナレーター)
  9. いいか!何をやるにしても、一番大切なのは集中力だぞ!例えばな、ゴールキックをする時なんか、ここで入れたら勝つだろうとか、周りな奴らに格好いい処をちょっと見せてやろうとか、そんなことを考えたらまずダメだな!いいか、余計なことは一切考えずに、ボールにだけ気持ちを集めて蹴るんだぞ!(滝沢賢治)
  10. オレからラグビーを取ったら、どうせ何にも残らんのだし……オレたちも人並みな暮らしをそろそろしても、バチは当たらんだろう!(滝沢賢治)
  11. 人並み?そりゃあ決して楽じゃないけど、今だって親子3人食べていけないほどじゃないわよ!わたしはあなた(賢治)が行くところに付いて行くだけよ!でも、あなた……本当は先生になりたかったんじゃないの?滝沢節子
  12. 賢治が教師を志したのは中学時代の恩師・藤山洋一の影響である!(ナレーター)
  13. 賢治、おまえはそれでもキャプテンなんか?誰もエラーをしようと思うてする奴はおらん!三振しようと思うてボックスに入る奴もおらん!みんな一生懸命なんや!その気持ちもわからんで、自分ひとりが偉そうな顔をして、それで済むと思うておるんか?野球は9人でやるもんや!おまえひとりでやるもんやない!人の心を思いやると言うこと、それが愛と言うもんや!相手を信じ、待ち、許してやること……わかったんか、賢治!」藤山洋一
  14. この教師への敬愛の念が、賢治自身を教職志望へとやがて駆り立てるのである!ラグビーを高校時代から始めた賢治が、早・慶・明といったラグビーの名門校を避けて、東都体育大学を選んだのもそのためである!大学卒業後、幾多な社会人チームからの誘いを断り、川浜市の教育委員会に職を求めたのも、「教育の現場にいつかは立ちたい」という希望を失わなかったからである!だが時が経ち、妻子(節子・ゆかり)への責任を持つ身となった今、賢治の心は途もすれば安定した平穏な暮らしへと傾きつつあった!(ナレーター)
  15. いやぁ~、もう実に感心しました!子供たちの期待に応えて、ボールをポールにものの見事に当てた技術もさることながら、子供たちへの注意の与え方、叱る時のタイミング、実に的確です!山城晋平
  16. いやぁ、恐縮です……でも、わたしは子供がタダ好きなだけで……(滝沢賢治)
  17. そう!キミ(賢治)は実に、心底から子供好きだ!そのことは一目見てわかった!で、あるからして……(山城晋平)
  18. 欲しいって……あの川浜高校?うっ……すみません!(滝沢賢治)
  19. いやいや、なにも謝ることはない!そう……あの川浜高校だ!オートバイの事故率、(神奈川)県下ナンバーワン……警察補導率、ナンバーワン……その他、悪いことなら何にでも顔を出す……かの悪名高き川浜高校だよ!……どうかね、滝沢君!(山城晋平)
  20. だが、賢治獲得に懸ける山城校長の執念の炎は容易に消えようとはしなかった!(ナレーター)
  21. いいえ、ワシはあの青年(賢治)が何としても欲しい!ああいう人物こそ、我が校(川浜高校)には絶対必要なんです!(山城晋平)
  22. ところでキミ(賢治)、これ(3面記事)を見たのかね?じゃあ、これは?まぁ、幸い両方ともうちの学校とは関係ないが、なぁにこんな火種は幾らだってゴロゴロしているんだ!キミはどう思うのかね?こいつら、救いようがないガキ共だと思ったのかね?(山城晋平)
  23. まあ確かに、こういう手合いは自己中心的で短絡思考で、どうしようもない連中だ!だがね、滝沢君…こういう連中だって、産まれた時から歪んでいたわけじゃない……小さい頃はみんな素直でいい子だったんだよ!(山城晋平)
  24. そういう素直ないい子たちがいつのまにか歪んでしまった!いいのかね?このまま放っておいてもいいものだろうか?ほんのちょっとしたことなんだよ!ほんのちょっとだけ連中の気持ちを切り替えることができれば、またちゃんと元に戻ってくるんだよ!(山城晋平)
  25. あの…ほんのちょっとした気持ちの切り替えと仰いましたね!(滝沢賢治)
  26. 賢治の脳裏にある記憶が突然甦った!賢治が(大学)2年生の夏、東都体育大学ラグビー部は北海道函館にキャンプを張った!ラグビーには複雑なルールがある…その大基本となるものは、ボールを持った者が先頭に常に立つということである!従って、パスされるボールは常に平行、もしくは後方に向かって投げられなければならない!このランニングパス…通称ランパスが見た目ほど決して生易しいものではないのだ!(ナレーター)
  27. 賢治にとってこれほど羨ましい光景はなかった!なぜなら倒れさえしたら、例え怒鳴られ蹴とばされても、水が兎に角貰えるのだ!兎に角水が……「倒れよう…」と賢治は思った!あそこまでいったら、自分も倒れてやろう……そう思った時、異様な息遣いが耳元で聞こえた……上級生も下級生も、レギュラーも2軍・3軍もみんながそれこそ苦悶な表情でのたうっていた!その時、賢治の身体を電流のように駆け抜けた想いがあった……苦しいのはオレひとりじゃない、みんなも苦しいんだ!ほんのちょっとした気持ちの切り替え…それこそが滝沢賢治をして、ジャパンをやがては代表するラガーマンへと成長させた最大な要因であった!運命的とも言える節子との出会いも、賢治にその想いを強くさせていた!(ナレーター)
  28. でも、(ヴァレーボールを)好きでやっていることですから……わたしたち、誰に強制されてやっているわけでもありません!自分で希望したことですから……限界まで挑戦するのは当然だと思います!(滝沢節子)
  29. 反対です!先生になることを反対しているんじゃないのよ!でも、川浜高校だけは絶対に反対です!なぜなの?川浜高校へだけは絶対に行かないって言ったじゃない!(滝沢節子)
  30. 出会いなんだよ!……オレは人生の節目節目で素晴らしい人との出会いにいつも恵まれた!中学時代の恩師・藤山先生、体育大の糸井監督、ジャパン代表の大北監督、……そしてキミ(節子)だ!もしあの時、オレがあのお寺に行かなかったら……おまえたちがあのお寺で合宿していなかったら……オレたちは恐らく出会うことはなかった!(滝沢賢治)
  31. 山城校長はオレに期待をかけてくれた!その期待に応えるためにも……そりゃ確かに……オレひとりが行ったところで、あの川浜高校が模範的な優良校にたちまちなるなんて考えちゃいないさ……だがな、オレにだって何人かの生徒は立ち直らせることができるのかもしれない……いや、きっとできる!それだけでも、意義があることなんだよ!そうだろ?行かなきゃゼロなんだよ!何にも生まれて来ないんだよ!(滝沢賢治)
  32. おまえら何の為に学校行っているんだ?えぇ?学校なんかいっそ辞めちまって、どっかのヤクザのチンピラにでもなったらどうだ?上手くいきゃ、結構いい顔になるのかも知れねぇな!もっともおまえら程度じゃ、散々扱き使われてムショ送りなのか、ケンカでブッ殺されるのが落ちだぜ!下田大三郎
  33. 昼間の騒ぎ、もう耳にしているだろうね……情けないね……実に情けない!わたしは教育者として、胸を張るような実績は何も持っちゃおらん!だがね、校内で起きたことは校内で必ず解決するというのが、わたしの主義だった……別に世間体を取り繕う為じゃない、子供たちとの間に起きたトラブルを、警察の手を借りなければ解決できぬようでは、教師としての資格がない!……わたしはそう信じていたんだ!それがついに……情けない……情けないよ、わたしは……(山城晋平)
  34. 実はねえ……わたしはあと2年もすれば定年だったんだ!……その2年の間にドブ掃除を何とかしようと思ったんだが……それも叶わぬ夢になってしまった……責任はとらなければならぬだろうな!(山城晋平)
  35. (校長)先生、まさか辞められるつもりじゃないでしょうね!……ダメです!今辞めちゃダメです!先生に今見放されたら、子どもたちはいったいどうなるんですか?……そうです!辞めるということは見放すということじゃないですか?ボールを持って突進してくる敵にタックルもせずに敵前逃亡するのと同じことです!……わたしがお手伝いします!滝沢賢治がお手伝い致します!(滝沢賢治)
  36. 滝沢君、来てくれるんだね!川浜(高校)に本当に来てくれるんだね!……ありがとう、ありがとう!ありがとう、滝沢君!(山城晋平)
  37. そう……とうとう決めてしまったのね……あなた、川浜高校がどんなにひどい処なのか……そう……だから行くことにしたのね!……おバカねぇ、何も謝ることなんかないのに……(滝沢節子)
  38. 賢治の心に僅かな不安と躊躇いが残っていた!自分に一体どれほどのことができるのか?生徒たちはわたしをどんな態度で迎えてくれるのか?……だが、彼を迎える学園は荒廃の真っ只中にあった!神聖とも言えるラグビーのポールまでもがへし折られていようとは…神ならぬ身の知る由もない賢治であった!(ナレーター)

第2話、泥まみれなニュースーツ

  1. ラガーマンとしての数々な栄光に包まれた滝沢賢治は現役引退後、川浜市立川浜高等学校校長・山城晋平の度重なる要請を受けて、同校の体育教師として赴任することを受諾した!元々教師志望であった賢治にとって、それは当然なことであったとも言える…だが、彼が今赴こうとしている川浜高校は想像を絶する荒廃な真っ只中にあった!教師に対する暴行、生徒間な傷害事件、飲酒、喫煙は言うに及ばず、今日な学園が持つあらゆる問題を抱え込んだ学園であった!その問題校へ賢治は今、敢えて挑もうとしていたのだ!………不安がない訳ではなかった!だが、その不安もラグビー部員たちの顔を見たら、消し飛んでしまうに違いないと賢治は信じていた!そうだ、もしかしたら彼らは校門で整列して待っていてくれるのかもしれない……そう思うと、賢治の足は軽くなった……だが、(賢治の)期待は見事に裏切られた!(ナレーター)
  2. 知らないはずがない!この2人(内田勝・尾本)が元(ラグビー)ジャパン代表選手の滝沢賢治を知らないはずがない!知っているのに敢えて無視しようとしているのだ!…………このまま帰ろうと思った……オレはこんなチンピラ・ヤクザみたいな連中を教えるために来たのではない!だが、その時………そうだ、その為にオレは来たんだ!コイツらを叩き直すために来たんじゃないのか?賢治の心の中で消えかかった炎が再び燃え上がった!(ナレーター)
  3. どうだね?なかなかいい学校だろう?……そう露骨に嫌な顔をしなさんな!まあ、問題は山ほどあるが、今の山崎加代みたいないい子もいっぱいいるんだ!しかし、あの子はちょっと複雑な家庭事情を抱えていてな……父親が2年前に蒸発し、おまけに母親が病気がちだ!それやこれやで、2年ばかり休学していたんだが、高校だけはどうしても出たいと言うので、この春から戻って来た…………耐えているんだよ!あの若さで、人生の重荷をしっかりと背負って歩いているんだ!(山城晋平)
  4. 酷いところでしょう?これじゃあ学校なのか、愚連隊の溜り場なのかわかりやしない!気性が元々荒っぽい土地柄で、親兄弟の中には本物なヤクザなんてモノも随分いますからね!おかげで男女子共学とは言いながら、女の子の親たちにドンドン敬遠されて、今じゃ1割にも満たない有り様ですよ!まあ、悪い評判がこれだけ定着してしまうと、どうしようもなく………待ちなさい!こんなことぐらいで驚いていちゃあ、ウチの教師は務まりませんよ!甘利信之
  5. 待てーーーーー!………甘利先生でしたね!あなたはこんな事態を放っておいていいと思っているんですか?これで済むと思っているんですか?……だったら、なぜ手をこまねいて……ひとりじゃないでしょう?教師が全員で力を合わしたら………無理?………………(滝沢賢治)
  6. 誰もこれでいいなんて思っちゃいませんよ!ボクだって教師の端くれですからね!どうしろと言うんですか?たったひとりで1000人近い生徒相手に立ち向かえと言うんですか?……無理です!滝沢先生…あなただって知っているでしょう?最近じゃあ、生徒が教師を殴るなんて珍しくもなんともない!だが、教師が生徒に手を下手に出したら、クビがたちまち飛ぶ時代なんですよ!教師だって所詮人の子です!みんな自分が可愛いんですよ!(甘利信之)
  7. コーチは?監督はどこにいるんですか?いない?……そんなバカな!ラグビーは危険なスポーツですよ!まして経験が浅い子供たちにやらせる時には、指導者がしっかりと見張っていないと、いつどんな事故が起こるのかわからないんですよ!……………危ない!(滝沢賢治)
  8. いませんよ、そんな人は!外部な人に嘱託として一応頼んでいるんですが、自分の仕事が忙しいらしくて、週に1度来ればいい方ですよ!(甘利信之)
  9. ラグビーにおいては、レイトタックル……即ち、ボールをすでに放してしまったプレイヤーに対するタックルは厳しく禁止されている!ボールを放した瞬間な選手が最も無防備な体勢になるからである!(ナレーター)
  10. (レイトタックルを)やっちまった!……………当たり前だ、レイトタックルなんかやりやがって!おまえ(内田勝)、レイトタックルも知らないのか?(滝沢賢治)
  11. 関係ねえんだろ!おう、あの子たちにとっちゃ、ラグビーはタダなスタイルですよ!格好つけているだけですよ!見ましたか?(内田勝と尾本の)背中な御意見無用、唐獅子牡丹!(下田大三郎)
  12. 離せ!3年の奴ら、みんなブッ殺してやる!…………構うモンか!少年院だろうが、どこだろうが行ってやらぁーーーーー!(森田光男)
  13. 何処へ行こうとおまえ(光男)の勝手だが、この始末(賢治のジャケット)だけはちゃんと付けてからにしな!さっきな滝沢という先生の上着だ!光男、おまえがさっきグラウンドで目を回した時、先生は担架をコイツで作ってくれたんだ!コイツは多分先生の一張羅だ!その一張羅が泥だらけになるのも構わねえで、おまえの為に使ってくれたんだ!3年の悪タレ共に仕返しをするよりも、こうまでしてくれた、先生の気持ちを大切にする方が、先なんじゃねえのか?え?(下田大三郎)
  14. よう、どうかね?我が校の選手諸君は?……教えてやっちゃあどうかね?……いやいやいや、監督はキミ(賢治)だよ!今日からキミがラグビー部の監督だ!……ルール違反?いやしかし……週に1度来るのか来ないような監督じゃ………ハハハ、妙に頑固な処があるんだね!………アイツらの目を見な!キミのことをチラチラ見ているあの哀れな目を……みんなキミに教えて貰いたがっているんだよ!下級生は勿論、突っ張っている上級生だって、実はみんなキミにコーチをして貰いたがっているんだよ!…………それでも、まだNOなのかね?え?あの子たちのあんな目を見てしまっても、それでもキミが言うところのルールにまだ拘るのかね?(山城晋平)
  15. いや、ダメですね!基本が全くできていません!……しかし、監督を差し置いて出しゃばるのも……いや、それ(監督)はできません!そんなことをしたら、ルール違反になります!……………それでも監督は監督です!…………オイ、待て!コーチなら引き受けます!(滝沢賢治)
  16. 先生、黙って受け取ってやって下さい!コイツは光男の気持ちですから!(下田大三郎)
  17. いやあの子ね、クリーニング代は自分の小遣いからどうしても払う言うて………(下田夕子)
  18. 別に気にすることはねえんだぜ!オレは借りを返しただけなんだから!(森田光男)
  19. よしな!先生、勘弁してやって下さい!この子(光男)はこういう言い方でしか感謝の気持ちが表せないんですよ!(下田大三郎)
  20. 賢治の教師としての飽くなき戦いがこうして始まった!しかし、目指した学園浄化への道は遥かに遠く、日暮れて道遠しな感を深くするのみであった!ラグビー部ですら、3年生の反抗が依然として続いていたのである!(ナレーター)
  21. 殺られる……と賢治は思った!…………恐怖が賢治の背中を走った!だが、ここで逃げ出したなら、もうおしまいだ!賢治をその時支えたのは、今オレがやらなければという使命感であった!賢治は勇気をラグビーから学んだ!その勇気の源こそ、オレがやらなければという使命感から生まれるモノであった!(ナレーター)
  22. やれるもんならやってみろ!だがな、ここはオレの職場だ!オレの戦場だ!ここで暴れた奴は生きたまま校門をださぬ!その覚悟ができているんだったらそのバットを振り下ろせ!さあ、やってみろ!(滝沢賢治)
  23. 辞めて下さい!あんな学校、今すぐ辞めて下さい!…………そうよ、わたし見ていたのよ!あなたがもう少しで殴られそうになるところを……仮にも教師に向かって、あんな恐ろしいことを……あれはもう学校じゃないわよ!まるで暴力団よ!……それは結果論でしょう?あなたがこれからも毎日毎日あんな目に遭うのかと思うと、わたしもう耐えられないわよ!……(川浜高校を)辞めて下さい!お願い、わたしやゆかりの為にも辞めて下さい!(滝沢節子)
  24. 確かに、オレは殴られそうになった!だが結局、アイツはオレを殴らなかった!…………オレは辞めない!いや辞めたくても、もう辞められないんだ!オレはアイツの目を見てしまったんだよ!可愛い目をしていたよ!世間じゃ腐った目とよく言うが、アイツの目は決して腐っていなかった!その目を見た時、この子はオレを決して殴らない!そう信じた!信じてかけたんだよ!アイツだけじゃないさ!ラグビー部のツッパリ共もみんな澄んだ綺麗な目しているんだよ!そんな目を持った連中にオレは背を向けることはできぬ!わかってくれよ!アイツらの目を見た以上、オレはアイツらを見捨てることはもう出来ないんだよ!(滝沢賢治)
  25. そうだ!明日の朝、雨練習をやろう!……だから、いいんですよ!濡れたボールを掴むにはいつもの2倍な力が要るんです!しかも泥で足を取られるから、重心をしっかりと落とさなきゃいけない!ちょっと辛いが、凄くいい練習になるんだ!……それに地面が柔らかいと、いいこともあるんですよ!……そう、それですよ!(滝沢賢治)
  26. タックルされて転んでも痛くない!(下田大三郎)
  27. ハァ~イ、みんな汚れ物はここ(籠)に入れて!なぁ~に、恥ずかしがっているのよ!……わたし、今日からラグビー部のマネージャーになったんです!…わたしが決めたのよ!文句があるかしら?(山崎加代)
  28. 滝沢先生、ウチの学校も運動部が色々ありますが、みんな出ると負けるクチですからね!強いクラブがひとつぐらいできなきゃね……頼みますよ、滝沢先生!(甘利信之)
  29. あまり余計なことをして貰いたくないんですよね!早朝練習だ、なんだって、部長でも監督でもねえアンタに、あれこれ指図されたくないんですよ!あのなー、練習方法はオレたち3年生が決めるんだ!それがウチのラグビー部の伝統なんだよ!尾本輝正
  30. そういうことさ!元ジャパンだかなんだか知らねえけれどよ!昨日今日来たばかりなアンタが出る幕じゃないの、わかるかな?内田勝
  31. 完全なる反乱であった!賢治のコーチとしての優秀な指導力に、上級生としての面子を完全に失った3年生たちから痛烈な絶縁状が叩き付けられたのだ!賢治は目の前が暗くなるのを感じていた!(ナレーター)

第3話、謎な美少女

  1. 壁にブチ当たったときは何はともあれトイレだ!滝沢君、キミをウチの学校へ引っぱって来たのは単なるラグビーのコーチじゃない!心のコーチとしてだ!キミがラグビーのコーチをやる辞めるのは自由だが、心のコーチを辞めて貰っては困るぞ!……ここにもうひとりいるじゃないか!ワシらの志さえ間違っていなければ、協力してくれる人も今にきっと増えてくるさ!(山城晋平)
  2. 学校改革など、わたしひとりの力では不可能です!…………ここはもう学校じゃない、戦場(スクールウォーズ)だーーーーー!(滝沢賢治)
  3. オレの体温は他人と同じ36.5℃だ!オレが熱血教師と呼ばれるのは、冷血な人間がそれだけ多いからだろう!(滝沢賢治)
  4. キミは学校改革なんか辞めろと言うんだろ!確かに、オレみたいに殴られる教師は不幸だ!だがな、そんな学校へ通っている生徒たちはもっと不幸だよ!人はよく言うよな!生徒たちが荒れるのは、政治が悪いからだとか、受験地獄のせいだとか、教師が悪い、いや親がだらしないからだとか、どれも当たっているだろう!だがな、オレはそう言う人たちに聞きたいんだよ!だから、それでどうするんだと!オレは教師だ!目の前な生徒たちを放っておくわけにはいかんのだよ!(滝沢賢治)
  5. テメエなのか、滝沢という野郎は?オレがちょいと留守した間に、手入れを随分しておいてくれたそうじゃねえか!だがな、まためちゃくちゃにしてやるぜ!オレはこの学校が憎いぜ!水原亮

第4話、開かれた戦端

  1. 皆さん……わたしはねえ、教師が……というより人間が他人を殴ることを許される場合が2つだけあると考えます!ひとつは…生命の危険に晒された場合です!もうひとつは…親が子を涙ながらに殴るように、例え殴ったとしても、信頼関係が崩れないと確信できる場合だけです!滝沢君、キミの場合はどうでした?(山城晋平)
  2. わたしが……水原を殴った時、わたしの中にあったのは憎しみと怒りだけでした!こんなワルは、ブン殴らなきゃわからないと……(滝沢賢治)
  3. 滝沢君!殴って一体何をわからせるんだね!殴って信頼関係が生まれるとでも言うのかね!(山城晋平)
  4. わたしが軽率だったのかもしれません……わかりました…わたしは今後、他の先生の授業の妨害は致しませんし、水原もそして他の生徒も絶対に殴らないことを誓います!(滝沢賢治)
  5. 水原ですか?学力は最低最悪です!読み書きはダメ……九九も満足に言えないんじゃないかな?……(水原を)入学させなきゃ、定員割れですからね!それにしても、水原だけはどうしようもありませんよ!(甘利信之)
  6. 大学出な先生にはわからねえんだな!……落ちこぼれ、落ちこぼれとバカにされている連中の気持ちがです!硬い椅子に何年も何年も座らされて、訳がわからねえ授業を聞いているその苦しさといったら……突っ張るしか仕方がないんですよ!(下田大三郎)
  7. アンタ(大三郎)、そんな言い方失礼やないの!自分も昔、そうやったからっていうて……(下田夕子)
  8. すみません、余計なことをつい言っちまって……ただねぇ…どうしようもねえ、どうしようもねえってそう簡単に言ってもらいたくないですね!そのどうしようもねえ生徒にも手を差し伸べるのが先生のお仕事でしょうが!(下田大三郎)
  9. 先生、オレにも勉強教えてくれねえか?先生の話を昨日聞いてよ、オレもなんつうのか将来のことを考えちまってよ!おっと、ノートも買ってきたんだけどよ………先生!花って字、10書いたら花束みたいだぜ!100書いたら、どうなるのかなぁ?(内田勝)
  10. 違うだろ!花はこの横棒が先だ!………花園だな!花園になるまで書いて見な!(滝沢賢治)
  11. 先生よ、アンタ耐える耐えると簡単に言うが、これでも耐えられるのかい?………よぉ~し!耐え抜けなかったら、アンタが学校を辞めるんだぜ!(水原亮)
  12. 二人がかりとは卑怯ね、野蛮人!……今は良いものを見せて頂きました。倒されても倒されても立ち上がる先生の姿に、わたしは光男さんと初めて会った時の試合を思い出しました!ラガーマンの真なファイティングスピリットをね!……わたしはわたしよ!レモンが好きな、タダな女子高生よ!(富田圭子)
  13. バカ野郎!チンピラ相手に乱闘するために、オレはおまえたちにタックルを教えたんじゃない!オレだっておまえたちの気持ちがうれしい!だがな、オレはここに今も来る途中で、もしおまえたちが怪我でもしたらと思ったら、オレは……オレは…………この子たちがやったことはすべてオレの責任だ!詫びならオレがいくらでもする!…………水原、殴りたければいくらでも殴れ!殴られるのも教師の仕事のうちだ!その代わりオレが耐え抜いたら、この子たちには今後手を出すなよ!(滝沢賢治)

第5話、最後な闘魂

  1. 教えてください!教師は自分の家庭を犠牲にしてまで、生徒の為に走り回らなきゃならないんですか?(滝沢賢治)
  2. 奥さん(節子)と何かあったんだね?そうか、そういうことだったのか!キミたちの家庭をそんな風にしてしまったのはわたしの責任だ!それでもわたしはキミの辞職を認めない!理由はただ一つ、生徒を見捨てることは許さないのだ!奥さんはキミの元へ必ず帰ってくる!これは決して気休めではない!キミのことを誰よりも愛し、誰より理解している奥さんが、キミを見捨てて立ち去るはずがない!だが、子供たちは違う!キミに今見放されたら、正しい道を折角歩み掛けた数多くな子供たちが、路頭に迷う道にまた戻ってしまうのかもしれぬのだ!……………ある!あるからそう言っておるのだ!今度はわたしがキミに訪ねる番だ!滝沢君、キミはボールを持って突進してくる敵に、タックルもせずに敵前逃亡する気なのか?しっかりせんか!我々の試合はまだ始まったばかりじゃないのか?頼むよ頼んだぞ、滝沢君!(山城晋平)

第6話、涙な卒業式

  1. (水原)亮ならどこへ行ったのか知りませんよ!家に滅多に帰って来やしないんだから!あの子また何かやったんですか?もう放っておいたら?何やっているんだか?我が子ながら、わたしも亮には愛想が自分で尽きちゃったのよねえ!何かある度に、警察に貰い下げに行ったり、学校にペコペコ頭下げに行ったり、わたしもう疲れちゃったのよ!大体ね、アンタら学校の先生がだらしないのよ!だってそうじゃない?学校というのは、子供にいろんなことを教えるところなんでしょう?勉強だけじゃなく躾だってね!それを何よ、亮をあんな風にしてもらいたくて、高い月謝を払っているんじゃないのよ!……なによ、偉そうに!アンタなんかに何がわかると言うのよ!アタシゃね、北海道の炭坑で亭主をね……………寂…しい………先生………(滝沢)先生、お願いします!あの子の力になってやって下さい!アタシに出来ることなら何でもします!だから、だからどうかあの子を見捨てないでやって下さい!お願いします、お願いします、先生!(水原良子)
  2. お母さん、月謝さえ払って子供を学校に行かせれば、親の努めがそれで果たせると思っているんですか?子供がお金だけで教育できると思っているんですか?…… 落盤事故で亡くなられたのは知っていますよ!お母さんが亮君を育てるために、どんなに苦労されたのかもわかるつもりです!でもねお母さん、子供は学校だけでどうなるもんでもないんですよ!学校と親が協力して一人前な人間に育て上げるんです!親と教師が力を合わせることが必要なんです!亮君があれほど暴れ放題に暴れながら、それでも学校を自分から去ろうとしないのはなぜだと思います?きっと、寂しいんですよ!……そうです!番長だなんだと言って、子分を周りにいっぱい引き連れているのも、きっと人恋しいからなんですよ!学校へ行けば、仲間がとにかくいるんです!つっかかっていける教師もいます!だから、彼は学校へ来るんです!きっと、そうなんですよ!……わたしは、彼をこのまま学校から放り出したくないんです!一つぐらい楽しい思い出を残して、学校を卒業させてやりたいんです!(滝沢賢治)
  3. こいつ(ラグビーボール)はなぁ、地面に一度落ちると、どっちへ転んでいくのか誰にも分からぬ!このボールを自分のモノにするためには、このボールを最後まで諦めないで追っかけていく執着心が必要なんだ!(滝沢賢治)
  4. 先生……オレ、ラグビーやっておきゃよかったのかなぁ?先生、オレ、オレよぅ………(水原亮)
  5. 水原……今からだって全く遅くないぞ!おまえはまだ若い!おまえさえその気になれば、ラグビーだってなんだってやれるチャンスはいくらでもあるんだ!なあ、水原!(滝沢賢治)
  6. いいじゃねぇか、え?高校生活を1年余計に楽しめると思えやぁ!(下田大三郎)

第7話、嵐の新学期

  1. ラグビーをやったからといって立派な大学に入れるわけでもないし、出世や金儲けが出来るわけでもない!だが、かけがえがないものが残った!それは友情だ!ボールを共に追った仲間との、あるいは全力を尽くして戦った相手の選手との生涯に渡って続く友情だ!友情だけは億や兆な金を積んだところでデパートで売ってくれるだろうか?学校の教科書を全部覚えたからといって得られるだろうか?友情は最初っからあるもんじゃない!創るモノだ!育て上げるモノだ!共に苦労し喜びも悲しみも分かち合って、お互いをいたわり合う心が初めて生まれてくるんだ!オレはその素晴らしい夢をラグビーボールを通して、おまえたちと一緒に追って行きたい!これが監督としてのオレの方針だ!みんな、どんなに苦しいことや辛いことがあってもへこたれるな!手を一緒に取り合って頑張って行こう、なあ!(滝沢賢治)
  2. ホンマでんなぁ~!まあ、ワルと言われておる生徒はねぇ、今にロクな死に方しまへんわ!…………アレッ?カンニン!奥ハン(節子)ねぇ、ウチのひと、昔はねぇ関東一なワル言われた生徒やったんですわ!(下田夕子)
  3. オイ、オレを殺してえのか?……本当です!バカな真似も随分しました!ただ奥さん(節子)、こういう記事で警察や校長や評論家の話は読んだことがあっても、肝心な生徒の言い分が載っているのを一度でも見たことありますか?ねえでしょう。だから人は、そういう生徒を狂犬みたいな奴だと思い込むんですよ!そうじゃねえんだなあ!ワルと言われる奴だって、悩みもあれば苦しみもあるんです!結局、同じ人間なんですよ!だけど、大抵な先生は(生徒の)言い分を聞いちゃくれねえ!ひょっとしたら、滝沢先生だってそうなりかねない!(下田大三郎)
  4. 教師は敵か!オレたちの頃は教師は偉いものだとまず素直に尊敬したものだ!………当たり前だろ!親や教師が子供より偉くなくて、一体何が教えられるんだ?(滝沢賢治)
  5. 教師は偉くなきゃいけないのかしら?………………ねぇあなた、別に偉いと思われなくたって、ウチは結構上手くやっているじゃない!教師だってそうよ!何も生徒に媚びを売れと言う訳じゃないけど、あなたは教師と言う鎧甲で身を固めすぎているような気がするのよ!(滝沢節子)
  6. (アンタを)少し見直したぜ!イソップの面倒をトコトン見ようという先公は初めてだぜ!……オレが素直?アンタ、オレをからかう気なのかよ!……それが相手が教師だと、オレはいつも生意気だ、捻くれているだと言われてさ!(大木大助)
  7. おまえも本当は素直なんだな!……いや、オレは親や教師が言うことを何でもハイハイと聞くのが、必ず素直だとは思わぬ!本当な素直さとは良いことは良い、悪いことは悪いとハッキリ言えることじゃないのかな?……オレは絶対に言わぬ!(滝沢賢治)

第8話、愛すればこそ

  1. 奥さん(節子)はどんなに辛くても最後まで見届けなさる気だ!オレたちも最後まで見ようぜぇ!(下田大三郎)
  2. 109対0、それは賢治がかつて見たこともない大差な大惨敗であった!辛い戦いを戦った選手たちを賢治は心を込めて迎えてやりたいと思った………だが、誰ひとり怪我をしている者はいなかった!いや、それどころかユニフォームはほとんど汚れていず、汗一つかいていない者すらあった!(ナレーター)
  3. 「胸中:なんてことだ!この子たちは試合の間中、投げやりに過ごしていたんだ!」オイ、おまえたち!……おまえたち、オレがどうして怒っているのかまだわからんのか!試合に負けたからじゃない!「どうでもいいや」というおまえたちの心が許せんからだ!真面目に聞け!いいか、おまえらがやったことは裏切り行為だ!(滝沢賢治)
  4. 早朝練習に出るおまえたちの為に、毎朝早く起きてご飯を作ってくれたお母さんたち!汚れたジャージを毎日毎日洗ってくれた山崎君!仕事を休んでまで応援に駆けつけてくれた人々!そういう、影で支えてくれた大勢な人々の期待と信頼を、おまえたちは手酷く踏み躙ったんだ!オレはそのことを言っているんだ!(滝沢賢治)
  5. バカモノ!前半67点取りながら、後半なぜ42点しか取れんのだ!おまえたちは手を明らかに抜いた!…………たとえ、勝ちが見えていても、手を抜くのは相手(川浜高校)に対して無礼だ!あれほど言っておいたのがまだわからんのか!………この痛みと一緒に何度も反省するんだ!(勝又欽吾)
  6. オレは他人を顧みない優等生よりも、(落ちこぼれでも他人を顧みる)おまえらのが好きだ!しかし、今日のおまえらは最低最悪だ!それはラグビーをナメているからだ!生きることを馬鹿にしている!自分が今やっていることを直向きにやらないで、この短い人生で一体何が出来ると思っているんだ?(滝沢賢治)
  7. よく考えてみろ!相手(相模一高)も同じ高校生だ!同じ歳、同じタッパ(背丈)、同じ目方(体重)、頭の中だってそう変わらんだろ!それが何で109対0なんて差がつくんだ!おまえら、ゼロなのか!ゼロな人間なのか!何をやるのもいい加減にして、ゼロなまま一生終わるのか?それでいいのか?おまえら、それでも男なのか?悔しくないのかぁー!玉川、脇田、森田ぁーーーーー!(滝沢賢治)
  8. 悔しいです!今までは負けるのが当たり前だと思っていたけど、ヘラヘラヘラヘラ笑って、自分を誤魔化してきたけど、今は悔しいです!チクショーーーーー!(森田光男)
  9. 悔しいのは誰でもそう思う!だが、思うだけじゃダメだ!おまえたち、それでどうしたいんだ!どうしたいんだ!…………ちょっと待て!相模一高は109点もたったいま取られた相手だぞ!(滝沢賢治)
  10. 勝ちたいです!相模一高に勝ちたいです!敵を取りたいんです! (森田光男)
  11. しかしな、一高に勝つ為には、並大抵な努力じゃ勝てないんだぞ!血反吐を吐いて死ぬほど練習しなきゃならぬ!誰も助けてくれる訳じゃない!どんなに苦しくても、言い訳は全く利かないんだぞ!(相模一高は)神奈川県下ナンバー1、全国大会でもナンバー2な強豪校だぞ(ナンバー1は城南工業大学付属高校)!おまえたち、それでも勝ちたいのかーーーーーー!(滝沢賢治)
  12. よぉぉし!よく言ったぁ!オレが必ず勝たせてやる!その為に、オレはおまえたちをこれから殴る!いいか、殴られた痛みなど3日で消える。だがな、今日の悔しさだけは絶対に忘れるなよ!(滝沢賢治)
  13. 見な、涙に濡れた先生のゲンコツを!(下田大三郎)
  14. 賢治は部員ひとりひとりに言い聞かせながら殴っていった!それは賢治にとって、生徒との絆をより深めたいという願いから発した行為であった!これは暴力ではない!もし、暴力だと呼ぶ者があれば、出るところへ出てもよい!賢治はそう思っていた!生徒たちは目覚めた! 賢治が何一つ強制したわけではないのに、目の色を変えて猛練習を翌日から始めたのである!(ナレーター)
  15. 先生、人間と着物には柄というモンがあるぜ!オレにはケンカしか能がねえからよ!(大木大助)
  16. おまえがラグビーをいっそやらないか?前から目には留まっていたんだが、おまえは瞬発力も体力もある、ラグビーにはもってこいだ!………ラグビーもボールを取り合うケンカだ!ただし、ルールがあるケンカだ!なあ大介、今のチームには闘争心が欠けている!おまえのようなファイターが絶対に必要なんだ!おまえも腕を切られたくなかったら、来年一高をおまえのその手でブッ倒してみろ!どうだ、大助!(滝沢賢治)

第9話、愛とはなんだ

  1. わたしはあの日、確かに選手たちを試合の後で殴りました!それを暴力と呼ぶのなら否定はしません!しごきと言われても反論しません!しかし、わたしは選手たちを殴ったことを後悔していません!殴るしか方法がなかったんです!子供たちひとりひとりと心を通わせるためには、殴る以外の方法は思いつかなかったんです!その方法が正しかったのか、間違っていたのか、それはわたしにはわかりません!しかし、あの日わたしは、教育長!わたしは例えあなたが見ていたとしても、いや仮に文部大臣(文部科学大臣)が見ていたとしても、わたしは彼らを殴ったと思います。わたしは、教育者としてはまだ駆け出しなヒヨッコです!ぶつかってくしかないんです!彼らに全身全霊でぶつかって行くしかないんです!それが、わたしに出来る唯一なスキンシップの方法だったんです!(滝沢賢治)
  2. 良かったんだよ、あれで!わたしはあの日、キミが子供たちを殴りつけるのを、この目でしっかりと見ていた!だが、止めようとは思わなかった!なぜなのか、わかるのかね?キミはあの日、子供たちを殴りながら、自分自身をも殴っていた!殴られた子供も痛かっただろうが、殴ったキミの手も痛かったはずだ!そうだ!キミはあの日、彼らと痛みを分かち合った!元ラグビージャパン代表選手としての名誉もプライドもかなぐり捨てて、子供たちとドン底から這い上がろうとした!違うのかね?やりたまえ、人の口に戸は立てられぬ!気にすることなく、思った通りやってみたまえ!骨はこの山城が必ず拾ってやろう!(山城晋平)
  3. しかし、こういう処分が出た以上、わたしのコーチの方法は否定されたことになるんでしょう?(滝沢賢治)
  4. 気にすることはない!教育長はキミの気持ちを十分理解していたはずだ!ただ、あの人にはあの人の立場がある!学校教育法の建て前から行けば、こういう決定を下さざるを得なかったのだろう!大丈夫だよ!本当な教育と言うものは、血がもっと通ったものだ!そんなにしょげることはない!キミはいままで通り自分の信念を貫けばそれでいいんだよ!(山城晋平)
  5. おまえらみたいなガラクタ、いくら鍛えても無駄だ!(滝沢賢治)
  6. ガラクタで悪かったな!おう、わかったぜ!どうせ、オレたちはガラクタだぜ!辞めだ!ラグビーなんかもう辞めだぜ!(大木大助)
  7. 何が信は力なりだ!先生、オレたちのことなんか全く信じちゃいないんだ!(森田光男)
  8. こんなところで何を考えていたんですか?本当にどうしたんですか?……しょっちゅう叱られています!でも、わたしが下手だから仕方がないんです!……そりゃたまには頭に来ることだってありますよ!でも、監督さんは練習が終わると、人が変わったみたいに、わたしたちを労ってくれるんです!(富田圭子)
  9. キミは確か、ヴァレー部に入っていたね!監督に叱られたことはあるのか?……それで納得できるのか?……オレはダメな男だよ!アイツらがどんなに必死なって頑張っているのかも考えないで、結果ばかり見て怒鳴っていたんだ!アイツらの心を信じることも、待つことも、許すことも、何一つしようとしなかったんだ…………(滝沢賢治)
  10. へぇ~、奥さん(節子)が小遣い持たしてねぇ!羨ましい話だ!………そうですよ!世の中の亭主は皆、苦労しているんですから!(下田大三郎)
  11. ワシはね、アンタに文句を大いに言いたいんだよ!仮にもアンタはジャパンな選手になったことがある男だよ!そのアンタに指導を受けたチームがだよ、どうしてあんな無様な負け方をするんだ?恥ずかしいとは思わないのか?……そうだろう!…………何を寝ぼけたことを言うんだね?高校生な試合にアンタが出られるわけがないじゃないか!……ダメ?それじゃ、今の砂利共じゃ見込みがとても無いというのかね?(内田玄治)
  12. 恥ずかしいです!……死ぬほど恥ずかしいです!おっしゃる通り、わたしはかつてジャパンなメンバーだった男です!そのわたしが指導するんだから、子供たちには何でも教えてやれる、何でもしてやれるとそう思い込んでいました!それは、とんでもない思い違いでした!あの日、初めの内わたしの心の中は、怒りで煮えくり返っていました!このバカタレ共が、オレの言うことを聞かないからこんなザマになるんだと、心の中でそう罵り続けていたんです!そのうちわたしは選手のひとりに代わって、グラウンドに飛び出して行きたい気分にもなりました!もし、わたしがあのグラウンドに出ていたら、ひとりで20点や30点は取れたと思います!そうすれば、他な選手たちだって奮起して対等に戦えたのかもしれない!いや、ひょっとしたら勝てたのかもしれないんです!(滝沢賢治)
  13. その通りです!あの試合の間中、ウチの選手たちがボロボロにやられ続けている間中、わたしはただ黙って見ているしかなかった!何一つしてやれなかった!何一つ助けてやることが出来なかったんです!ラグビーとはそういうスポーツです!試合が一旦始まってしまえば、選手たちを呼びつけて注意をすることはおろか、サインを出して動かすことすら出来ないんです!あの試合でわたしに出来たことは、心の中で選手たちにただ謝り続けることだけでした!「すまん、許してくれ!」と、心の中でそうつぶやき続けるしかなかったんです!あの時以来わたしは、ジャパン代表の名誉もプライドも捨てようと思いました!109対0でボロ負けに負けたチームの監督として、選手たちとゼロから出直そう!そして子供たちに、勝つ喜びをいつかきっと教えてやろう!そう決心したんです!でも、ダメです!……違います!ダメなのはわたしです!わたしは勝つために、彼らに技術だけを教え込もうとしていました!一番大切な心を教えることを忘れていた!いえ、わたし自身が、ラグビーの基本精神をどこかに置き忘れていたんです!ミスをしたと言っては叱り、出来ないと言ってはただ闇雲に怒鳴りまくり、そんな人間に人を教える資格なんかありません!監督になる資格なんか無いんです!わたしが監督では、川浜高校は決して勝てません!(滝沢賢治)
  14. フハハハハハ……安心したんですよ!先生もオレたちも大して変わんねえ人間だなぁ~ってわかって!先生、アンタ神様になろうとしているんじゃねえんですか?そう、何もかも悟り澄ました神様にね!冗談じゃあねえ、そんなこと出来る訳ねえんだ!いいじゃないですかぁ、怒鳴りたいときに怒鳴って、ブッ飛ばしたい時にブッ飛ばせば!ただ、自分が間違ったとわかったら、素直に謝りゃいいんですよぉ!あのボロ負けに負けた試合(109対0)の後で、アンタが生徒達ぶっ飛ばした後で、あの子たち反抗しましたか?逆に先生に付いて来たじゃねえっすか!アイツらはアンタの涙の中に、アンタの心を見たんだ!辞めることなんてねえっすよ!あん時の気持ちさえ忘れなかったら、子供達はまたきっと付いて来ますよ!そうでしょ議員さん?どっちなんですか?(下田大三郎)
  15. いいなじゃないの!辞めたきゃ辞めれば、光男さんはいいわね!こうやって心配してくれる人が居て!わたしなんか誰もいやしないのよ!わたしは少しくらい叱られたからって、ヴァレーボールを辞める気はないわよ!地獄を一度見た人間ですもの!それに比べたら練習なんか、それが何よ!ちょっと何かあるとすぐすねちゃって、甘ったれ!アンタも地獄を一度覗いて見たらいいんだわ!アンタとはもう絶交よ!(富田圭子)
  16. それで、お袋の具合はどうですか?……そんなに悪いんですか?……うそ?……悪い冗談やめてくれよ!……だってアンタ今、面会謝絶だって…………なんだと?……それは……つい、モノの弾みで………すみません……はい、わかりました!……はい、すみませんでした!(大木大助)
  17. あなた(大介)にはゆかりを(交通事故から)助けてもらったこともあるし………面会謝絶よ!……うそよ!……お医者様は大事をとって、1日入院だけでも入院した方がいいとおっしゃっているけど、ご本人は今すぐにでも帰りたい様子よ!……何が冗談なの?……そうよ!あなたみたいな親不孝な子は、会わせるわけには行かないわよ!大木君、お母さんがどうして倒れたのかわかっているの?あなたがケンカして、警察に連れて行かれたと聞いたからよ!どうしてケンカなんかしたの?……おバカ!モノの弾みでケンカして、それが原因で、もしもお母さんに万が一なことがあったらどうするの?いい、つまらないケンカなんか二度とするんじゃないわよ!わかったわね?……いいわよ、お母さんに会っていらっしゃい!(滝沢節子)
  18. 弱虫!大助の弱虫!……だってそうじゃないか!練習がきついからって逃げ出すのは弱虫じゃないか!……どこが性に合わないんだ!相手を思うようにブン殴れないからなのか?わかっているぞ!大助がラグビー嫌いなのは、なかなか上手くならないからだ!いつまで経っても、お山な大将になれないからだ!だから、おまえはラグビーから逃げ出そうとしているんだ!……殴りたきゃ殴れよ、さあ!……どうしてしかたがないんだよ!オレがモヤシっ子だからなのか?痩せたキリギリスじゃおかしくて殴れないと言うのか?……バカヤロー!おまえなんかに、おまえなんかにオレの気持ちがわかってたまるか!そりゃスポーツが出来ないのは知っている!どんなに頑張ったって、レギュラーになれっこないのはわかっているんだ!……だけど、オレはラグビーが好きだ!自分を捨ててチームのために尽くすラグビーというスポーツが大好きなんだ!レギュラーになれなくてもいい、3年間ボール磨きで終わってもいい!でも、オレはラグビーをやりたい!みんなとおまえと一緒にグラウンドを走りたいんだ!それをちょっとやっただけで、ラグビーは性にもう合わないんだなんて……バカヤロー!おまえとはもう絶交だ!顔も見たくないよ!(奥寺浩)
  19. ラグビー部預かり?なんだそりゃ!……汚ねえぞ!第一、オレはラグビー部を辞めると昨日言っておいたはずだぜ!……冗談じゃねえ!オレは人に縛られんのが何よりも嫌いなんだよ!アンタが認めようが、認めまいがオレはラグビーなんか二度とやる気はねえんだよ!……気安く呼ぶんじゃねえよ!そりゃあ、お袋のことは感謝するが、それとこれとは別だ!……うるせえな!ラグビー部がどうなろうとオレの知ったことかよ!……なんだと!……バカ、そんなんじゃねえよ!オレはラグビーが性に合わねえと………テメエ!……おまえみたいな奴、殴ってもしかたがねえや!……くどいぞ、イソップ!……イソップ………イソップーーー!……違う!オレは、オレは……なんて言っていいのかわかんねえけど、オレは奴がとにかく好きだから………わかんねえよ、そんなこと!……本当な友達?……夢?………先生、オレに脈はあるのかよ?オレみたいな奴が本当に選手になれんのかよ!……先生…………(大木大助)
  20. つまり、おまえの今後の行動如何によって、ラグビー部の運命が左右されるということだ!おまえが下手なことすれば、オレの責任は勿論、ラグビー部の部活にも影響があるということになるんだ!……オレは認めぬ!……大助……大助!…………このままで本当に良いのか?おまえは今までずっとツッパって生きてきた!でも、そのツッパリのために今一番大切な友達を失おうとしているんだぞ!中学校時代から、おまえはイソップをずっとかばい続けてきた!それはなぜだ!弱い奴を助けて、良い格好したかったからなのか?ただそれだけなのか?そうだ!おまえはイソップが好きだ!だが、それはなぜだ?……ならば、言ってやろうか?それはイソップが本当な友達だからだ!……おう、これまで川浜一のワルと恐れられたおまえに、尻尾を振って擦り寄ってきた人間はたくさんいただろう!だが、心を本当に開いて付き合ってくれた友達はイソップだけだった!違うのか?おまえも、そんなイソップにだけは誰にも見せない素顔を見せてきた!そうだろう?アイツがさっき、あんなに怒った本当な理由はなんだと思う?それはおまえに託した夢が破れたからだ!そうだ、アイツは自分がレギュラーになれないことは、よーく知っている!だから、その夢をおまえに託したんだ!わかるのか?ボールを持って走るおまえはイソップ自身なんだ!おまえが挙げるトライはイソップのトライだ!おまえが決めるゴールキックはイソップのキックなんだ!そんな他人の夢のために、汗水たらしたくないと言うんだったら、オレはもう何も言わぬ!昔のワルに戻って、みんなを悲しませればいいんだ!……言っただろう、大助!今の川浜ラグビーに必要なのは、おまえのようなファイターだということを忘れるな!(滝沢賢治)

第10話、燃える太陽

第11話、死と友情と

  1. やっぱりダメだ!コイツ(ライジングサン)を見たら、デザインしてくれたイソップの面がちらつきやがってよ、ボールに集中出来そうにねえよ!…………だけどよ、オレたちはこれを着てプレイするんだぜ!コイツをお互いに眺めてプレイして、イソップのことを忘れることができるのか!なあみんな、手術さえすれば助かる可能性があるんだ!アイツをこれから捜して手術を受けさせてやろうじゃないか!(森田光男)
  2. みんな、オレたちは打倒相模一高を目標に心を合わせてきた!その想いはイソップも同じだ!しかし、イソップが居ない今、例え一高に勝ったとしても、喜びを分かち合うメンバーがひとりでも欠けていては意味がない!オレは一高に試合の辞退を涙を呑んで申し入れたい!しかし、この日のためにどんな猛練習にも耐え忍んできた試合をやりたいというおまえたちの気持ちは、痛いほどよくわかる。そこでオレは決を採って決めたい!試合を辞退すべきだと思う者は手を挙げてくれ!………ふたりきり(大介・加代)なのか?おまえたち、試合をそれほどまでにやりたいのか?…………いや、よく言ってくれた!おまえたちはラグビーをする機械じゃない、人間なんだ!仲間の不幸が気に掛かるのは当然だ!実はな、オレはおまえたちが試合よりもイソップを選んでくれることを待っていた!オレは仲間思いなおまえたちを監督として誇りに思う!残念だが、試合は辞退しよう!いいな!」(滝沢賢治)
  3. 何ですって、試合を辞めたい?…………滝沢さん、なぜもっと早く言ってくれないんですか?あなたという人は…………いや、何を言っているんですか?わたしが怒っているのは、あなたが水くさいからですよ!…………ウチには150人以上な部員が居ます!そのイソップという子を捜すのには、人数が多い方がいいでしょう!なぜ協力してくれと一言言ってくれないんですか?わたしたちは同じラガーマンじゃないですか!(勝又欽吾)
  4. 本当に申し訳ありません!こんな直前になって………すべてはわたしの責任です!本当に申し訳ありません!…………ありがとうございます、勝又さん!(滝沢賢治)  
  5. (滝沢)先生、わたしはイソップ君の心の中を考えてみたのです!光男さんからいつか聞いたと思いますけど、わたしは死のうとしたことがあります!だからイソップ君の気持ちが少しはわかるんです!あれは2年前でした!その人は7人目の愛人でした!父は、自分の好みをその女子に覚えさせるように、母に世話を命じていたのです!…………止めて、お母さん!そんな情けない真似を止めて!…………お願いよ、もう少し聞いて!母に他な愛人の世話まで命じる父!それにぶら下がって暮らす母!更に、それにぶら下がらなければ生きていけないわたし!わたしは何もかもイヤになり、死のうと決めたんです!イソップ君と同じように…………あの時わたしは、なぜ死ぬのを思い留まれたのか?それは人波に押し流されるままに、死に場所を捜していて、ラグビーを偶々見たからです!助け合って戦う姿……それが、わたしに生きる勇気を与えてくれたんです!人間は誰でもひとりです!ひとりでは弱いんです!でも、自分のことを考えてくれる仲間が、ひとりでもいることを知れば人間は強くなれるんです!イソップ君は今ひとりです!自分のことしか、四六時中考えられないはずです!でも、これ(ラグビーボール)を見たらどう思うでしょうか?……はい、だから持ってきました!(富田圭子)
  6. そんな時だね、森田に出逢ったのは!………よし、わかった!ラグビーを知らないキミですら、ラグビーを見て生きる決意をした!ましてや、ラグビーを愛するイソップがこれを見れば、オレたち仲間のことを思い出して、生きる勇気を奮い起こしてくれるのかも知れない!キミはそう言うんだね!…………よし、このボールをイソップの目が付きそうなところに置こう!それがオレたちの「生きろ」というメッセージだ(滝沢賢治)

第12話、愛は死線を越えて

  1. 先生たちを困らせんじゃねぇよ、イソップ!人間は生きているから、生きているんだよ。犬や猫だって、生きている理由なんて考えなくたって、立派に生きているじゃねえのかよ!………オレはおまえに何もしてやれねえ!せめて、残った日を楽しく過ごしな!………アイツには希望というモンが何もねえんだ!先生たちだって、もうすぐ死ぬと言われたらどうするよ!何もかも忘れてえという気持ちになるのも無理ねえよ!………何のために生きているのか、それすら応えられねえアンタ(甘利)に、そんなこと言えるのかよ!それでも教師なのかよ!(大木大介)
  2. おまえ(大介)!トルエン漬けなままイソップを死なせたいのか?………なに!(甘利信之)
  3. (滝沢)先生ボク、死ぬ覚悟は出来ています。でも、一つだけ教えて下さい!人間は何のために生きているんですか?………ボク、安らかに死ねるものなら、いつ死んだっていいんです!でも、今まで何のために生きてきたのか、それがわからなければ、残された時間どうやって過ごしていいのかわからないんです!………甘利先生、教えて下さい!教えて下さい!………ボクは犬猫じゃない!訳が分からないまま死ねないんだ!………(奥寺浩)
  4. 言い争っている場合じゃない!イソップはさっきな問いを生涯のすべてを賭けて話したんだ!我らにはそれに応えてやる義務がある!………それじゃ(校長)先生は、彼(イソップ)をラグビーにもう一度打ち込ませろ!そうおっしゃるんですか?(滝沢賢治)
  5. みなさん、わたしもその昔死について考えさせられたことがあります!わたしはその時少年航空兵でした!わたしは、八紘一宇(はっこういちう)とか大東亜共栄圏とか、そんな標語のために志願したのではありません!父母や兄妹たちを空襲からただ守りたかった!そして、わかったのです!人間は、正義や人道という、単なる抽象的な言葉のためには、生き死には絶対に出来ないのです!ですが、妻や子供たちのような手触りがある、具体的な愛する者のためになら死ねる!奥寺浩はこれまで何を愛してきたのか!それは…ラグビーのはずです!………幸せな日々を最後に送らせてあげる手だては、他に無いじゃないか!何としてもそれをやるんだよ!(山城晋平)

第13話、力の限り生きた!

  1. 本当にいいんでしょうか?………ええ、いくらご両親の希望だからと言っても、このままじゃ、結局我々がイソップの命を縮める手伝いをしているような………不治な病だからと言っても、例え一日でもいや一分一秒でも長く生きて貰いたいと思うのが、親の情じゃないでしょうか?違いますか?校長!………輝ける死………(滝沢賢治)
  2. おお、やっておるね!どうしたんだ?浮かない顔して………ん?イソップか?………滝沢君………確かにその通りなのかもしれぬ!だがね滝沢君、ラグビーを彼から今取り上げたらいったい何が残るのか!死への恐怖だけだ!そりゃ病院のベッドでじっとしていれば、あと一年ぐらいは持つのかも知れない!だがねその一年間、来る日も来る日も死と直面して生き続けることが、果たしてイソップにとって幸せなことなのだろうか?滝沢君、ラグビーを続けることは今やイソップ自身の意志なのだ!そして、我々が彼に今してやれるたった一つのことは、彼に輝ける死を迎えさせてやることだ!そうだ!16歳の少年の死はせめて、せめて輝ける死でなければならない!彼自身がデザインしたあのライジングサンのようにな!(山城晋平)
  3. イソップ、おまえは練習に行かないのか?………イソップ………素晴らしいことじゃないか!恋をするということは素晴らしいことだ!人生がそれだけで豊かになるぞ!………迷惑?………イソップ………山崎君、キミはイソップのことを………山崎君………わかっている!キミには誰か、好きな人がいるんだってね!そうなんだろう、山崎君!………山崎君、キミは………(滝沢賢治)
  4. 可哀想だな!コイツ(古いラグビーボール)がもう誰にも見向きもされないなんて………おまえ(古いラグビーボール)だって、まだまだ役に立つんだよな………ボク、山崎さんに悪いこと言っちゃいました!回想:加代さん、ボクはあなたが好きです!どうしようもないということはわかっていたんです!言っちゃいけないことなんだということもわかっていたんです!でもボク、言ってしまったんです!先生、ボクみたいな人間が人を好きになっちゃいけないんですか?もうすぐ死ぬ人間が女の子を好きになっちゃいけないんですか?………でも山崎さんにとっては、きっと迷惑だったと………ええ、あの人、好きな人が他にいるんです!相手が誰なのか知りませんけどボクにはわかるんです!山崎さん、誰かに恋しているって!でも、もういいんです!山崎さんには迷惑かけちゃったけど、ボク、自分の気持ち伝えられて、とてもスッキリしちゃいましたから!でも、やっぱり悪いこと言っちゃったのかな?気にしないでくれるといいんだけど………(奥寺浩)
  5. お話って何ですか?奥寺君、彼のことなんでしょう?先生、わたし、彼にこう言ったんです!女の子だったら誰だって、好きと言われたらうれしいものだって………ウソじゃありません!わたしだって彼のこと好きだし、出来るだけ優しくしてあげたいと思います!でも、わたしが好きだという意味は(友達以上恋人未満という意味)………わたしにどうしろと言うんですか?もうすぐ死んでいく人に、わたしもあなたのことを愛しているわよって………残酷です!そんなこと言ったら、彼をかえって傷つけるだけです!そうでしょう?わたしだって同じです!どんなに好きな人でも、その人がわたしのために、愛していると口先だけで言ってくれても、きっとうれしくありません!奥寺君のことは心配しないで下さい!今まで通り振る舞うつもりですから………(山崎加代)
  6. 何かあったんですかい?…………なるほどね、想う人(イソップ)には想われず!想わぬ人(賢治)になんとやらって(想わぬ人には想われる)、世の中ままならねえもんっすね!でもね先生、アンタも随分鈍い人ですね!……「えっ?」じゃねえでしょう!あの加代という子が本当に好きな相手が誰なのか、本当にわからねえんですか?…………そう、アンタですよ、先生!…………そう、アンタには立派な奥さんとかわいいお嬢ちゃんが居る!だからどうしようもない!そりゃあの子だってちゃんとわかっていますよ!………まぁ、普通にしていりゃいいんですよ!……それしか手がねえんじゃねえですか!まぁ、アッシに言わせりゃ、あの子が先生に寄せている想いも、イソップがあの子に寄せている想いも、本物な恋と言うよりは、あこがれに近けえんじゃねえんですかね!人間誰でも、若い頃そういう甘酸っぱい想いでの一つや二つ、持っているもんでしょう?でしょ?そうやってみんな大人になって行き、本物な恋の相手にそのうち巡り会っていくモンですよ!(下田大三郎)
  7. しかし、イソップには………その時間すらもうありません!(滝沢賢治)
  8. どう?今度は少しは上手く行きそう?………そう、やっぱりダメなの?………だったら、チャンスはあるんじゃない?………だって、相手も同じ高校生だし、人数も同じ15人ずつで戦うんですもの!弱気にさえならなきゃ、きっといい試合するんじゃない?………その子(イソップ)、望みが本当に無いの?そう………ねぇ、その子を試合に出してあげるわけには行かないの?………ん、これまでずっと縁な下の力持ちで、ラグビー部のために尽くしてきた子ですもの、せめて一度ぐらいは試合に………無理?(滝沢節子)
  9. 難しいな!どうやっても歯が立つ相手じゃない!………しかし、選手たちの気持ちはこの間と全く違っている!技術面ではまだまだでも、精神面では引けを決して取らないはずだ!………チャンス?………そうだな、いい試合やって貰いたいよ!イソップのためにもな!………試合に?無理だ!んー、出してやりたい気持ちは山々だが、そんなことをすれば相手(相模一高)に対して失礼なことになる!試合をやる以上、ベストメンバーで望む、それが礼儀というモノだ!(滝沢賢治)
  10. どうしてもダメなのかよ!………哀れみ?………わかった!要するに、オレたちがイソップの分までがんばりゃいいということだ!(大木大介)
  11. でも先生!………そうか、かえって傷つくのかも知れないな!(森田光男)
  12. ダメだ!……ダメだと言ったらダメだ!イソップひとりのために、チーム全体のバランスを崩すことはできぬ!……第一そんなことをしても、イソップが喜ぶはずがない!……もしイソップをメンバーに加えたとしても、それは同情…いや哀れみ以外の何者でもない!……そうだ、そんなことをしてイソップが喜ぶと思うのか?……そうだ、それがイソップにとっての一番な喜びなんだ!わかるな!さあ、練習だ!気合い入れていけー!(滝沢賢治)
  13. 奇蹟はついに起きなかったね………滝沢君!(山城晋平)
  14. 奇蹟は起きます!きっと起こして見せます!相模一高に勝ちます!イソップのために、イソップのために必ず勝ちます!……………いいか!おまえたち一人ひとりの後ろにはイソップついている!苦しい時にはイソップの顔を思い出せ!歯を食いしばって、練習に耐えてきたイソップの顔をだ!いいな!………それじゃ、出発する!(滝沢賢治)

第14話、一年目の奇跡

  1. だが、試合の流れが一旦変わると同時に、実力差がハッキリと現れ始めた!前半を終わって10対0、あの109対0の屈辱な大惨敗に比べば、見違えるほどの善戦であったが、選手たちの気持ちは早くも重苦しく沈み込んでいた!(ナレーター)
  2. みんな、何しょげているのよ!前半がまだ終わったばかりじゃない!それもたった10点しか取られていないのよ!この間なんて、67点も前半だけで取られていたのよ!それに比べたら、上出来じゃない!……なによ!そんな弱気でどうするのよ!………先生、そんな言い方したら、大木君が可哀想です!(山崎加代)
  3. だけど、オレたちがゼロであることにかわりねえよ!オレたちはいつまでたってもゼロだよ!チキショー、どうして勝てねえのかな?(森田光男)
  4. そうですよ!誰にだってミスはありますよ!(星高彦)
  5. オレが悪かったんだ!オレが先制なチャンスを逃しちまったんだ!…………教えてくれよ、先生!どうやったら勝てるんだ?どうやったら、イソップを泣かせずに済むんだよ!……いや15人だ!イソップもオレの後ろを走っている!いや、オレと一緒に走っているんだ!そうだろ、先生!……やってやるぜ!このまんまじゃ、イソップに会わせる顔がねえよ!(大木大介)
  6. その通りだ!おまえ(大介)が試合の流れを変えたんだ!………そうだ、誰だってミスはする!しかし、問題はそのミスを次にどう生かすのかだ!だが、今のおまえたちはたった一つのミスに戦う意欲をもうなくして、負け犬根性の虜になりかかっている!そんなことでどうするんだ!そんなザマじゃおまえたちのゼロ更新はいつまでたっても終わらぬ!……イソップが泣くぞ!きさまらの情けない姿を見て、イソップが泣いているとは思わぬのか?……簡単なことだ!弱気にならずに、今までやって来たことをそのままやればいいんだ!大介、おまえは自分のミスを素直に認めた!たった一つのミスが、試合の流れを大きく変えることを知った!そうだな!だったら、そのミスを後半に生かしてみろ!いいか、ボールを今度持って走る時、おまえの後ろには14人の仲間がいることを忘れるな!……そうだ、その通りだ!(滝沢賢治)
  7. そうね、小さい頃死んだ人は空に昇って、お星様になるんだって教えられたわよ!イソップ君はどの星になったのかしら?あそこに小さく光って…………大木君…………思い出が残るわよ!そうよ、イソップ君は、みんなが胸の中に思い出として残している間は、生き続けていることが出来るのよ!それともあなた……彼の体が焼かれるのと一緒に、思い出まで焼き捨ててしまうつもりなの?イソップ君は、誰よりもあなたの心の中で生き続けたいと望んでいたはずだわよ!その願いを一掴みな骨と一緒に、あなたは埋めてしまう気なの?……そうよ、泣きなさい!男だからといって、恥ずかしがることは無いのよ!泣きたい時は思いっきり泣くのよ!(滝沢節子)
  8. こんなスモッグだらけの街でも、星は見えるんだな!やめてくれ!オレにはそんな少女趣味は全く合わねえよ!………イソップは星になんかなりゃしねえよ!あしたになりゃ焼かれて、灰と一掴みな骨になるだけだ!そうだろ!え?それ以外に何が残ると言うんだよ!……思い出?…………オレは……オレは…………チキショー、チキショー、チキショーーーーー!イソップ、イソップ、イソップーーーーー!!(大木大介)
  9. イソップ、あなたのユニフォームよ!一緒に持っていってね!(山崎加代)
  10. イソップ、キミは素晴らしいラグビー部員だった!恐るべき病魔と最後な一瞬まで闘い続けた、キミの不屈な精神を我々は決して忘れはしない!イソップ、キミは我々の誇りだ!(滝沢賢治)
  11. 終わったね!一つの区切りがこれでついた!だが、本当に苦しいのはこれからだ!キミはこの2年で、荒廃しきっていた我が川浜高校を見事に甦らせた!……それは他の先生方や、PTAのみなさんの努力も勿論見逃せない!しかしね、火を最初に付けたのはキミだ!そして、キミは弱体極まりないラグビー部をゼロから鍛え直し、彼らに勝つ喜びを与えた!そう、打倒相模一高の目標を見事達成したんだ!いや、しかしねぇ、相模一高もこのままむざむざと引き下がってはいまい!いや、一高だけじゃないぞ!県下に強豪と言われるチームは他にいくつもある!その一つ一つとの戦いがこれから始まるのだ!……そうだ、我々の戦いは果てしなく続く!ラグビーだけじゃない!我が愛する川浜高校を、荒廃な縁に二度と立たせないためにも、我々は戦い続けなければならぬのだ!頼むよ頼んだぞ、滝沢君!(山城晋平)
  12. でも、わたし一人の力じゃありませんよ!…………仰るとおりです!わたしもほんとうな戦いはこれからだと思っております!…………はい!…………花園だ!花園ラグビー場の土を必ず踏むぞ!(滝沢賢治)

第15話、不良教師

  1. 諸君、卒業おめでとう!諸君は進学あるいは就職にと学園をこれからあとにして巣立っていくわけであります!しかし、いづれの道を進もうとも、社会は諸君を暖かく迎えてくれるとは限りません!希望に今輝いている諸君の瞳も、屈辱にまみれ絶望に暗く打ちひしがれることもありましょう!そういう折りは是非思い出して欲しいエピソードがございます!それは、我がラグビー部のことです!1年前、我がラグビー部は強豪相模一高と対戦して敗れました!109対0、これ以上は無いという屈辱的な大惨敗でした!ところが先日な試合で、我が校は14対13という僅差ながら相模一高を倒した!わずか1年にして奇跡としか言いようがない勝利です!この事実は一体何を物語っているのか?そうです!やれば出来ると言うことです!己を信じ仲間を信じ、力を尽くせば、そんな屈辱や絶望のどん底からも、はい上がれるということです!現にラグビー部の諸君が、この奇跡を血が滲むような猛練習の末に、身を持って示してくれたではありませんか!諸君、将来絶望的な壁にぶつかった時は、この事実をことあるごとに思い出し、何事も諦めることなく勇気を奮い起こして頂きたい!わたしはそう念願してやみません!…………あっいやいや、わたしはそれほどの人間じゃ……あの、子供たちをこれからも頼みますよ!滝沢君、キミには本当にすまんことをした!キミをこの学校に無理矢理に引っ張ってきたのはこのわたしだ!そのために、キミには大変な苦労をかけてしまって……そう思ってくれるのかね?ありがとう、滝沢君!どうしたんだ子供たちは?もうすでに帰っていると思ったんだが………わたしを?…………ありがとう!わたしも石をぶつけられながら、去ることになると思っておったのだが、わたしは日本一幸せな校長です!……いやいや、わたしはもう校長先生ではありません!普通なオジさんです!……はい、どうもありがとう!それじゃ、みなさんこれで………ありがとう諸君、どうもありがとう!「胸中:後は頼むよ、滝沢君!」(山城晋平)
  2. 先生、先生こそ真な教育者、真な校長でした!(野田文義)
  3. みんな、待っているんですよ!校長先生をお見送りするんだと言って!(甘利信之)
  4. いやあ、校長先生の苦労の賜ですよ!(江藤桂一)
  5. 夢のような変わりようですな!以前は卒業式となると春一番が…………(竹村司)
  6. 校長先生、お世話になりました!(山崎加代)
  7. なんとか、もうちょっとおれまへんですか?校長先生(下田夕子)
  8. いやそんなことおっしゃらずに、またこれからもウチにちょこちょこ食べに来て下さい!(下田大三郎)
  9. 何を仰るんですか!わたしはここにきて本当に良かったと思っております!…………「胸中:わかっております、校長先生!」(滝沢賢治)
  10. 先生も所詮サラリーマンなんですね!生徒の前では威張っていても、上役な校長先生(岩佐)には全く逆らえない!滝沢先生だけは、そんな先生とは違うと思っていました…………(山崎加代)
  11. 「オレは今の光男には何も言えねえよ!男は仕事だとよく言うだろう!だが、そりゃあ外面だ!仕事や勉強が本当な生き甲斐だという男が、世の中にどれ程いるのよ!男には女子、陰で支えてくれる女子が必要なんだ!その女子がいなくなったら、大抵な男はすぐメロメロにならあ!それは逆も然り!女子にも男、陰日向で物理的に支えてくれる男が必要なのさ!たかが女子のことと、オレは光男のことを笑えねえよ!(下田大三郎)
  12. と仰いますと?……えっ?……(歩きながら)こうですか?……先生はラグビーも恋愛も、広い意味では勉強だと、そうおっしゃるんですね!(滝沢賢治)
  13. そうか!キミも相変わらずいろいろと大変なんだね!しかし、キミも岩佐さんも勉強というものを狭く考えすぎているんじゃないのかな?……んー、どう言ったらいいのかな?んー、あっそうだ!キミ、板の上を歩いてくれんか?……いやいや、そこにある板の上(工事現場の窪んだ場所の上に張られている橋の役割を果たしている板)だ!……そんなものは誰でも渡れると思うだろう!しかし、その板がもしも、先陣な谷や煮えたぎるマグマの上に掛かっていたらどうだろう?ハッハッハッハッハッ、運動神経抜群なキミでも、まず落ちるね!それはなぜなのか?足では踏まない板の周りな大地が人をしっかりと支えてくれるということなんだ!つまり、学校の勉強なんてものは、その板くらいな狭いものなんだ!人はそれだけでは勿論、生きられぬ!人と人との付き合い方、異性の愛し方、思いやり、勇気!そういうテストでは計れないものが大地のように、人を支えてくれているんだ!……ラグビーでも恋愛でもドンドンやらせればいいんだよ!それらを通じて、子供たちは必ず豊かになるし、成長もできるんだよ!(山城晋平)
  14. 恋人がいたら、邪魔になるほどラグビーはケチな物じゃないはずだ!おまえ(光男)も圭子さんがそんなに好きなら、ウジウジしていないで好きな女子を奪い取れよな!(滝沢賢治)
  15. これだけは絶対に許せないということを生徒たちがすれば、注意をするのが当然だとわたしも思います!生徒たちを時には殴ることすら、やむを得ない場合もあるでしょう!しかし、校長先生は許せることすら罰しています!大助や森田や他の誰かが人間として絶対に許せないということを何か一つでもしたでしょうか?……校長先生は生徒たちの一挙手一投足に目を注いでおられますが、そうなさらないと気が済まないと言うのは、生徒たちを信頼していないからではありませんか?……生徒の出来に今も昔も違いはないと思います!確かに校長先生は教育熱心なお方です!でも、熱心であればそれでいいんでしょうか?勉強も大事ですが、彼らは恋愛もしたいですし、ラグビーもしたいんです!それが青春です!それを学校でも家庭でも勉強勉強と絞り上げたら、生徒たちの安息な場は一体どこにあるんですか?校長先生が理想となさっている学校は、軍隊もしくは刑務所に近いモノです……わたしは生徒たちのためなら、不良教師にでも何にでもなります!みんなが待っています!もう行ってもよろしいでしょうか?……そんなこと言うもんじゃない!「信は力なり」という言葉を忘れたのか?オレは校長先生を信じる!……何を言っているんだ!さあ、花園目指して練習だ!行くぞ!(滝沢賢治)
  16. わたしの処分が不当だというのか?……今時な出来が悪い生徒が信頼できるのか?……なに?……キミは校長であるわたしに逆らった!キミはまさしく不良教師だ!(岩佐邦靖)
  17. 酷いわよ、校長先生!……先生、すみません!わたし、先生をこの間疑ったりして……(山崎加代)

第16話、学校とはなんだ

  1. 圭子さん、確かにキミの家庭には複雑な事情があるらしい!しかし、世の中には事情がない家庭なんて、タダな一軒もないんだよ!人間は過去に捕らわれ、後ろを振り返らなければ生きてはいけない!ラグビーボールを後ろに丁度投げるようにね!だが、ラグビーだと前に同時に進まなければならないんだ!今のキミはハッキリしない過去ばかりに捕らわれて、足が止まっているとしか思えないな!圭子さん、こういうときは、すべてを忘れて何かに打ち込むのに限る!ラグビーに興味があるんだったら、学校の帰りにウチのマネージャーの手伝いをしてみないか?手は幾らあっても足りないんだよ!(滝沢賢治)
  2. ロクに歩けない体操教師なんてものは、ガスが切れたライター、雪で停まった新幹線だ!使い物にならぬと言うことだよ!不良と駆けっこして足を痛めるなんて、キミは自分の肉体管理もできないのか?……役に立たぬ教師など学校に来ても仕方がない!キミは一週間な自宅謹慎処分だ!……別にキミなど居なくても地球は回る!学校も動く!いいな、これは職務命令だ!(岩佐邦靖)
  3. 部員たちが何か?……あの子たちそんなに頑張ったんですか?……いえ、わたしは何も言いません!ただ我らラグビー部には、他人を蹴倒して良い点を取ろうという生徒がいないだけです!一人の脱落者も出すまい、何事もみんなで頑張ろう、それが言わず語らすな合言葉なんです!生徒たちはそれを実行しただけです!……それではラグビー部の存続は?……ありがとうございます、校長先生!(滝沢賢治)
  4. 滝沢君、キミはラグビー部に一体どういう指導をしたのかね?……今度の中間テストで、部員たちの成績なんだが…平均72点だった!……その程度な点じゃあ、わたしは驚かない!驚いたのは、部員の中に、点が極端に悪い生徒が一人も居なかったと言うことだ!滝沢君、キミは何と言って生徒を指導したんだ!……ラグビーのことはよくわからないが、ラグビーも少しはいいところがあるようだな!いや、勉強にも役立つようだな!……認めよう!今後は遠慮なくやりたまえ!……滝沢君!キミとは考え方も色々違う!これからも衝突することもあるだろう!だが、わたしとしても生徒の幸せを願う心に変わりはないつもりだ!そのことをお互いに確認しておこうじゃないか!……キミは噂に違わぬ泣き虫だな!……奥さん(節子)、滝沢君を自宅謹慎にしたことをお詫びします!しかし、ああでもしない限り、彼は大人しく素直に静養するような男じゃありませんからね!失礼しました!(岩佐邦靖)

第17話、最後なグラウンド

  1. わたしがいることはラグビー部にとって、どう考えてもマイナスとしか思えないんです!そうでしょう?先生!………それじゃ、わたしは一体どうしたらいいんですか?教えて下さい!わたしはどうしたらいいんですか?(富田圭子)
  2. 確かにキミの存在が、森田と大助の間を不味くしていることは間違いない!しかし、キミが去っていったら亀裂はもっと大きくなるんじゃないのかな?森田はラグビーを恐らく辞めるだろう!大助にしたってキミを追い出したという負い目から、練習に身が入らなくなるに違いない!そうなったらラグビー部はメチャメチャだ!いくら有望な新人が入ったからと言っても、今の川浜ラグビーを支えているのは森田と大助なんだ!あの2人の動きが咬み合って、ウチらしいラグビーが初めて出来るんだよ!(滝沢賢治)

第18話、去りゆくキミへ

第19話、友よ安らかに眠れ

第20話、我ら花園に立つ

  1. キミ、ちょっと話しがある!……近所に越してきた者だ!実はわたしもラグビーを少年の頃やっていた!だが、「そんなものやっても一文な得にもならぬ!止めろ!」と親に言われた!わたしは迷った!親に反抗しても(ラグビーを)続けるべきなのかどうかと……わたしは答えを自然な運命に委ねた!つまりボールがそこに翌朝まであれば、ラグビーを続けよう!もし、波にさらわれたらラグビーは止めよう!そんな賭けをしてみたのだ!そして翌朝………わたしはラグビーを捨てた!だが、この年になっても考えることがある!あのボールは一体どうなってしまったのだろうと……どこかな海を今でも漂っているのだろうか?それとも海底深く沈んでしまったのか?いずれにしよ、わたしの手にはもはや届かない!一度無くした青春の夢は、あのボールのように再び帰っては来ないのだ!どんな事情があるにせよ、捨ててはダメだよ!ラグビーにかけた夢を………(名村謙三)
  2. 誰だ?アンタ!………だけど夢を続けるにゃ、金がいるからよ!医者が言うにゃ、お袋はすぐにでも手術しなきゃ危ないと言うんだよ!心臓の弁を二つも取りかえるとかで、300万いると言うんだ!そんな金、オレんところにゃねえよ!お袋の心臓が悪くなったのも元はと言えば名村のせいだ!アイツのお陰で店を潰されて、苦労続きでその無理が来たんだよ!先生よ、銀行強盗でもいっそやって、お袋のために300万作ってやりてえよ!ボールなんか呑気に蹴っていられるのかよ!(大木大助)
  3. いや、わたしは殴られて当然だ!……キミたち(部下たち)は手を出すんじゃない!……………滝沢君、キミは大木君の恨みが理解できるはずだ!キミも圭子も黙って見ていて欲しい!……さあ、好きにしたまえ!…………大木君、キミは真な人生を放棄するのか?……そうだ、わたしがいい実例だ!わたしは世間的には成功者だ!だが、心の中は砂漠だった!それがいつから始まったのか?あの日からだ!ラグビーを捨てたあの日からだ!以来わたしは万事成り行き任せとなり、真に生きたと言えるのは、夏子と知り合い、圭子が産まれたそのことだけだ!キミはお母さんの病気という荒波に心を今さらわれている!だが、負けてはならぬ!充実して生きてこそ青春だ!お母さんだって、キミにそれをきっと望んでいられるはずだ!……それでいいのか?えっ?いいのか、大木君!……ラグビーを捨てたわたしの分まで頑張ってくれたまえ!(名村謙三)
  4. 待て、大助!……お母さんの手術代を出して下さったのは名村さんだ!……名村さんはもう充分に苦しまれた!その名村さんを殴れば、試合が終わった相手を殴るのと同じだぞ!もうノーサイドにするんだ、大助!………大助………どうしたんだ?……心配するな、先生は大丈夫だと言った!……普段通りでいいからな!……大助……大助、今日の18歳の決勝戦はもう二度と出来ないんだ!おまえはそれを放棄して生涯後悔しないのか?……大助……(滝沢賢治)
  5. 名村……おい待て、テメエー名村謙三だな!人をたぶらかしやがって!……この野郎!……なにー?……だけどよ、首吊って死んだオヤジはどうなるんだよ!………うわーーーっ!……先生よ、オレもラガーマンだ!恨み辛みはもう残さねえ!これでノーサイドということにするぜ!あの世なオヤジも、これでいいと言うだろう!………お袋は今頃手術の真っ最中だろうなあ!……でも、万一ということもよ……ダメだ!やっぱりダメだ!先生、何も言わねえでオレの代わりに試合にはコイツ(モブ部員)を出してくれ!……お袋が死にかける顔がチラつきやがってよ、ファイトがどうにも出ねえよ!……真な人生?……わかった、オレは試合に出るぜ!先生よ、仇と憎んでいた名村さんがここまで心配してくれるなんてよ……おう、よーしやるぜ、お袋のためにもよ!(大木大助)

第21話、勇気なき者は去れ

第22話、勝ってから泣け

  1. 試合はロスタイムにすでに入っていた!このワンプレイが切れたら、レフリーの笛が鳴る!誰の目にも川浜の勝利はもはや動かし難いと思われた!次の瞬間………ノックオン!試合は終わったと川浜の誰もが思った!だが、レフリーの笛は鳴らなかった………試合が振り出しに戻ったところで、ノーサイドの笛が鳴った! 負けたわけではない、双方優勝である!だが、土壇場で追いついた城南フィフティーンの歓喜な表情とは対照的に、川浜フィフティーンの顔は失意と屈辱に満ちていた!(ナレーター)
  2. 止めろ!もういいから止めろ!そうだ、この試合に勝てなかったのは、おまえたち全員が致命的なミスを土壇場で犯したからだ!じゃあ、そのミスは一体何だ!技術なのか?違うな、おまえたちの技術は城南には決して劣っていなかった!それじゃ勇気なのか?それも違うな、おまえたちは充分なファイトを持って戦った!それじゃ、一体何が足りなかったんだ?……執着心だ!……そうだ!ボールが生きている限りは、そのボールを追い続けるという執着心を忘れたためだ!おまえたちはあの一瞬、敵(城南)がノックオンを犯したと思って動きを止めた!だが、ジャッジを下すのはレフリーだ!おまえたちじゃない!レフリーのジャッジは絶対なんだ!笛が鳴るまでは、ノーサイド(試合終了)のコールが挙がるまでは、動きと集中力を絶対に止めてはならぬ!その鉄則を忘れた答えがこれ(10対10)なんだ!もう泣くな!いいから泣くな!(滝沢賢治)
  3. 誰よりも、泣きたい賢治であった!しかし、その時賢治は決心したのだ!勝利の日まで、涙は決して見せまいと……(ナレーター)
  4. だが、おまえたちはいい経験をした!ラグビーだけじゃない!おまえたちがこれから生きていく上で、この経験は、貴重な財産になるはずだ!ラグビーは人生そのものだ!ボールに対する執着心が、勝利を呼ぶように、最後まで諦めない執着心が、人生には必要なんだ!わかったな!よし、それじゃ涙を拭け!おまえたちの戦いはこれで終わったわけじゃない!花園がまだある!オレたちの最終目標は、花園ラグビー場の全国大会だ!涙をその日までしまっておけ!いいな、泣くのは花園だ!花園で勝ってから泣け!(滝沢賢治)

第23話、下町なヒーロー

  1. あの人たちはラグビーを心から楽しんでいる!しかも、熱心なのはオレたち以上だ!…………彼らは仕事に追い捲られていて、練習する暇もロクにない!そりゃあ清川も似た様なもんだ!それだけにラグビーを存分に楽しんでいる。オレたちはなまじ毎日練習出来るばかりに、練習がいつの間にか義務になってしまっている!それがスランプの原因だと思う!………オレはおまえたちを気合いが入っていないと今までシゴイてきた!しかし、明日からは少々なミスは目を瞑る!いいか、ラグビーボールに初めて触った感激を思い出して、明日からは思いっ切り楽しめ!それでいい!(滝沢賢治)
  2. 先生、オレはマスターの心をラグビーに活かします!(清川誠一)
  3. オレは敢えて言いたい!マスターもまた、立派なラガーマンだと!何故ならば、ラグビーを本当に楽しむことを教えてくれた人だからだ!どんなに辛い時でも人を励まし、暴力には身をもって戦う勇気も示してくれた人だからだ!……そうだ、みんなその心を受け継ごうな!マスターはおまえたち全員が花園でトライするのを夢に見たそうだ!だが、応援にはもう来てもらえない!だからここ(川浜高校)を花園だと思って、おまえたちがどんな風にトライするのか、マスターに見せてあげよう!(滝沢賢治)

第24話、花園へ飛べ千羽鶴

  1. オレはチームワーク、チームワークとおまえたちに普段から言ってきた!だが、監督のオレが本当な意味でのチームワークをおまえたちに伝えてやることが出来なかった!それが原因だと思う!隣を見な!隣にいるのは歴とした人間だ!オレも含めて、誤解もすればヘマもやる!欠点だらけで自分勝手な人間なんだ!オレたちは基本的にバラバラだ!しかしバラバラでも、手をこうやって繋いでいると、お互いな手からジンジン伝わってくる何かがあるだろう!一つくらいは共感できる糸が、一本あるんだ!オレたちにとって、それはラグビーだ!ラグビーを愛する心だ!うむ、赤な他人のオレたちを繋ぎ止めている細い一本の心の糸…それだけは、どんなことがあっても二度と見失うまい!それがチームワークだと思う!欠点がお互いにあっても、信じ抜く心を一つにやっていこう!(滝沢賢治)
  2. (神奈川)県大会決勝戦!そこには、負傷癒えて復帰した平山の勇姿があった!この試合に於いても、賢治は不調なバックスの一人に換え、好調な矢木を起用した!選手交代に当たり、軋轢はもはや無かった!川浜高校の勢いに引き替え、相模一高には昔日な強豪の面影は全くなかった!試合は川浜高校の圧勝であったが、賢治は正直寂しかった!勝又が率いる相模一高と戦い、勝ちたかったのである!(ナレーター)

第25話、微笑む女神

  1. 明日の試合はな、おまえが勝つと信じれば勝つ!いいな、まずおまえが信じることだ!忘れるな、「信は力なり」ということを!(大北達之助)

第26話、花園よ永遠なれ

  1. (1985年)1月7日大阪花園ラグビー場、天候曇り、気温摂氏7℃、北西な風やや強し……高校ラグビーの王者を決する熱戦な火蓋は切って落とされた!(ナレーター)
  2. こんなに嬉しいことはもうありません!「勝てる」……そう信じていても、正直不安でした!でも、彼らがこんなに素晴らしい試合をやってくれて、信は力なりです!泣かせて下さい!今日は思いっきり泣かせて下さい! 勝ったぞーーーーー!!(滝沢賢治)
  3. 奥さん(節子)!奥さん、顔を上げて、ご主人(賢治)をよく見てあげなさい。日本一なご主人ですぞ!奥さん!(山城晋平)


  1. ラグビーの基本精神はね、ワンフォーオール、オールフォーワンなんだよ!ねえ、わかる?ラグビーに、一人のヒーローは要らない!全員がヒーローにならなきゃ勝てないんだよ!(奥寺浩)
  2. 月謝さえ払って、子供を学校に行かせれば、親の務めがそれで果たせると思っているんですか?お金だけで、子供が教育できると思っているんですか?(滝沢賢治)
  3. ハッキリ言ってイソップには部を辞めて欲しいですね。いえ、イソップが辞めないなら俺が辞めます。(星高彦)
  4. あの少年(イソップ)はこう言った!イソップ談:「ボクはラグビーが好きです!滝沢先生が好きです!だから、ラグビーは死んでも辞めません!」ってね!アンタ、思ったよりいい先生なんだね!昨日言った事を撤回するよ!悪かった!許してくれ!()
  5. おまえたちにも言っておく!ラグビーにとって一番大切な物は、思いやりだ!(滝沢賢治)
  6. 滝沢先生、ボクも手伝いますよ!滝沢先生の姿を見ているうちに、何だか、教えられた様な気がするんですよ!教師は単なる勉強の教え屋じゃあいけないという事をね!(甘利信之)
  7. (滝沢)先生がいつも言っているじゃないか!どんなことがあっても諦めない心、それが大きな勝利に繋がるんだって!例え負けると分かっている戦いでも、最後な最後まで戦い抜く!それが男だろ!ラガーマンだろ!(奥寺浩)
  8. そりゃあ!まだまだ、そんなんじゃ小学生も倒れねえぞ!起きろ、ほらぁ!いいか、相手をよく見るんだ!(内田勝)
  9. 良いセンスをいくら持っていても、勇気がなければラガーマンの資格はありません。(滝沢賢治)
  10. 金で人の心が買えますか?(滝沢賢治)
  11. イソップは、懸垂がタダな1回も出来ないんだぞ!たったな3回と言っても、他な者の100回にも200回にも当るんだ!おまえ(大助)の条件は無理だ!(滝沢賢治)
  12. どうだ、参ったのか?オラァ、辛いのか?苦しいのか?オラァ、苦しかったら考えてみろ!きさまの為に、どれだけな人間が苦しんだのか!(滝沢賢治)
  13. 練習でミスをどうすれば直せるのか、おまえらにはそれを工夫する気が全くない!オレはそれが悲しいんだ!だから、怒っているんだ!(滝沢賢治)
  14. そうじゃないんですよ!今日からボクは一年の担任なんですがね、生徒の中に、川浜一なワル(大木大助)がいるんですよ!それを思うと、頭がどうかなりそうで…………(甘利信之)
  15. ジャパンはスポーツが盛んな国に見えます!スポーツ新聞も沢山売れているし、デモどうして、ジャパンな選手は学生と実業団と自衛隊の人たちばかりなんでしょうか?(マーク・ジョンソン)

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