解説
ほのかにお互いを想い合っていたが、縁なく結ばれない……
そんな儚い2人を描いた作品に貼られるコンビ・カップリングタグ。
余談
ネタバレを避けるため詳細は説明しないが、作中にこの2人が一夜を過ごす場面がある。
そのアフレコの際、
「このシーン、哲という人をどう理解したらいいんでしょう?」
また数ヶ月後、すず役のオファーを受けたのんからも…
「ここ私、すずさんの気持ちがよく分からないんです」
同じシーンの収録中、同じ質問を受ける。
それぞれに監督は自分の考えを説明され、理解して貰ったが…
「お互いに同じ所を表裏一体で悩む。
この瞬間、2人の気持ちの中でどんな想いが交差しているのだろう?」
そう、時を違えて2人の役者が鏡のように悩んだ事を大変興味深く思われた。
そして後日、『君の名は。』を鑑賞された片渕監督は、
「新海君って、こういう事をやっていたんだ!」
そう作品の意図を理解し、新海誠監督を称賛されたという。