概要
cv:尾身美詞 演:尾野真千子(TBSドラマ版)、りょう(日テレドラマ版)
活発で基本的には面倒見のいい人物。
この時代の女性にしては自己主張の強いはっきりした性格。
その性格故か大陸的かつ天然のすずとは波長が合わず、やかましく小姑ぶりを発揮している。(もっとも悪意はないので義姉妹としての関係自体はまずまず良好。序盤でかなり直接的にすずに「弟と別れて実家に帰れ」と言っているが、これはすずが憎いとか気に入らないからではなく、「人に決められた人生を生きるだけでいいのか?嫌ならまだやり直せるから戻りたいなら戻れ」という嫁ぎ先との確執に基づく経験からくる彼女なりの気遣い。ただすずを含めその場にいた全員が天然だった為、「家事は私がするからしばらく里帰りしてきたらどう?」という意味に取られてしまったが)
料理や手芸の類は苦手。(ごはんを炊くとほぼ毎回焦がす、他にも草鞋を上手く作れず「片手じゃ上手くできなくて歯がゆい」と言っているすずに「そりゃ嫌味かね」とこぼしたりもしている)
結婚前はモガであり、当時としては珍しい恋愛結婚で時計店の若主人に嫁いだが、とある経緯から娘の晴美を連れて北條家に出戻ってくる。
久夫という息子が晴美の上にいたが、跡取りのため元婚家に置いてきている。
原作では近くの寺院で働いており、寺の門徒から持ち込まれる様々な人生相談に対し、持ち前の頭の回転の速さを発揮してパンチの効いたアドバイスで応じている。