概要
「囲碁を打つ」は、「下围棋(シアウェイチー)」という。
「下」は、「(囲碁を)打つ」のほかにも「(象棋や将棋を)指す」や動作の回数など、いろいろな意味がある。
囲碁用語は、日本語の発音がそのままになっているのも多い。(例:sente/先手、nigiri/握り、komi/込みなど)
中国と日本では、囲碁のルールが微妙に異なる。
日本では、(囲んだ陣地)ー(取られた石や死んだ石/アゲハマ)が得点。
中国では、(囲んだ陣地)+(盤面に生き残っている石)が得点。そのためかアゲハマを入れる容器がないのもある。
後手である白は不利なので、「込み」とよばれるハンディキャップが存在する。
これにより、先手の黒と五分五分の勝率になる。
現在の日本では、6目半(6.5目)。そして、中国では7目半(7.5目)である。
6目半の場合、黒は7目以上の差で勝る必要がある。