「碁石」とは、囲碁を打つ為に使われる平たい円盤状の、小さい石のこと。ガラス、貝、プラスチック、栗、紙……いろいろな物で作られる。単に「石」ともいわれる。碁笥とよばれる入れ物にある。
公式戦の囲碁では、19本の縦線と、19本の横線が交わった19路盤とよばれる碁盤を使う。そのため、先番の黒石は181個、後手の白石は180個ある。実際には、すべての石を使い切ることはほとんどない。また、石が数個紛失しても差し支えないこともある。
数え方は囲碁では、1子(もく/し)、2子(もく/し)…。連珠では、1珠、2珠…と数える。
黒石の方が白石よりもわずかに大きく作られる。それは、同じ大きさだと、白石の方が大きく見られるからである。黒石をわずかに大きく作ることで、同じ大きさに見ることができる。
黒いものと白いものとがあり、黒白で人揃いとなる。