概要
該当する国のすべての居住者及び世帯を対象として、人口・世帯・産業などの実態を明らかにすることを目的として行われる調査。英語では「センサス(Census)」。
日本では1920年(大正9年)を第1回として、1945年(終戦直後の混乱のため実施せず、1947年に臨時調査を実施)を除き5年毎(西暦末尾が0・5となる年)に10月1日を基準日として実施されてきている。
1990年実施の平成2年国勢調査より、イメージキャラクターの「センサスくん」が登場した。
Pixivサービス開始後に日本で行われた国勢調査
- 2010年:「平成22年国勢調査」。第19回目、大規模調査(調査項目が多く設定される)。調査票の封入・郵送用封筒が全世帯に配布されるようになった。
- 2015年:「平成27年国勢調査」。第20回目、簡易調査。今回よりインターネットを利用した回答が可能となった。
- 2020年:「令和2年国勢調査」。第21回目、大規模調査。第1回から100年目となる。COVID-19流行の影響により調査票を対面せずに配布する、インターネット利用あるいは郵送での回答を推奨する等の方策がとられた。
協力しなかったらどうなるの?
ウソの回答をしたり、調査に協力しなかったりすると50万円以下の罰金が科される(統計法第61条)。
処罰されないまでも回答しなかったりウソの回答をしたり黒塗りで提出したりすると人口等の統計が不正確になり、その分行政サービスが手薄になる…ということもあるかもしれないので真面目に回答しよう。
関連タグ
役所が病気
京都府はここ3回連続して府作成の国勢調査広報ポスターにアニメキャラクターを起用している。
けいおん!:平成22年調査で起用。
いなり、こんこん、恋いろは。:平成27年調査で起用。
響け!ユーフォニアム:令和2年調査で起用。
…いずれも主役は世帯主ではないはずの学生さんだったり、平成27年調査では神様がタブレットで回答してたりするのだが、こまけぇこたぁいいんだよ。