概要
代表的なものに小学校で習う「畑」がある。
中国をはじめとしたほかの漢字圏の国では使われていない。一時期「働」が使われていたことがあったが、現在では簡体字に吸収されて消滅した。
また、日本に帰化した外国人が名前にこれらの文字を使う事が出来ない。
国訓
国字とは異なるが、日本で中国などとは全く別の意味で使われている場合「国訓」と呼ばれる。
例えば「沖」は本来「水がわく」「とぶ」といった意味だが、日本では「おき」を表す。当初は国字だと思われていたが、中国でこれらの意味で使用されていたことが分かり、現在では国訓という扱いになっている。
また、明治期に西洋から入ってきた単位を表すのに漢字を当て、「米」を「メートル」、「頁」を「ページ」と読むようになったが、これも国訓の一種である。