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漢字のひとつ。「してはいけない」「ない」「否定」の意味がある。チーターマンに登場する『エイプマン』の、日本語話者の間で用いられる通称でもある。

漢字の概要

概説

 漢字の一つ。日本語中国語朝鮮語ベトナム語で使用が認められる。当記事では原則、日本語に限定して扱う。

 象形文字であり、を二つに斬るさまを象ったものを起源としている。

 日本語の音読みは、呉音『モチ』、漢音『ブツ』であり、訓読みでは『ない』、または「」を送り仮名として伴い『なかれ』である。

 日本語の意味は「なかれ、ない」「慌ただしく、心なしか落ち着きがない、何かに気を取られて目的に注意を向けられないさま」のいずれか、ないし両方の意味を受け持つ。漢文では「存在を否定」する意味を持つ。より古典的な漢文では「禁止」を意味していた。

 日本語で一般的な「勿」を用いた熟語に『勿論』『もったいない』などがあるが、常用漢字ではない事情から平仮名表記されることが多いため、影が薄いと感じられるだろう。

参考

エイプマンの概要

 チーターマン界隈での「勿」は、『エイプマン』を指す日本語話者の間のインターネットスラングでもある。プレイヤーから見て横向きに進むためゲーム画面では横顔として映るのだが、その見た目メイン画像のように漢字の勿と似ていることが由来。

 『エイプマン』はチーターマン2に登場する、毛むくじゃらともゴリラともつかない敵キャラクターであり、「チーターマンを倒すために、Dr.モービスが作り出した怪人」の肩書きで4面のボスキャラクターとして扱われている。ところが、チーターマン2はソフトウェアの品質があまりにも悪く、その欠陥から事実上ラスボスとなっている。独特かつ奇妙ドット絵アニメーションからネタにされることが多い。

 前後はねるような動きでプレイヤーに攻撃(?)を仕掛けてくる。非常に強いが、勝手に画面外に出て戻ってこなくなるバグがある。そのままクリアとなり、エンディングなしでタイトル画面に戻される。正攻法で戦って倒すこともできるが、ゲームの進行が不可能になってしまう。なお、復刻版チーターマン2ではバグが修正され画面内に戻ってくるようになったので、正攻法で倒せるようになっている。また、復刻版チーターマン2では続きのステージがあるので、エイプマンがラスボスではなくなった。いずれにしてもエンディングなどないことに変わりはなかった模様。

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