もったいない

「性能や能力、機会をうまく使えず惜しい」「無駄遣いせず残しておきたい」などの意味を持つ日本語。※『もったいない』にまつわるタグや記事を紹介・誘導する記事です。

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目次 [非表示]

1 概要

1.1 文法的特徴と注意点

1.2 意味

1.3 参考ウェブサイト

2 pixivでの傾向

3 関連項目

3.1 表記ゆれ

3.2 類語・類似タグ

3.3 「もったいない」とつく記事一覧

3.4 関連タグ

4 親記事に戻る

概要

文法的特徴と注意点

　『勿体無い』を平仮名表記した「もったいない」は日本語の言葉、および表現の一つ。態度や品格、風格を意味する二字熟語「勿体」の意味を、形容詞の単語「無い」が打ち消している合成語である。「もったいない」にまつわる作品や記事を調べたい場合は活用の存在を考慮しなければならず、つまり下に記載する言葉の組み合わせすべてを併せて検索することを推奨する(漢字表記を含む)。

品詞区分	活用分類	語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
転成名詞	-	もったいなさ	-	-	-	-	-	-
転成動詞(がる)	ラ行五段活用	もったいなが	ら　ろ	り　っ	る	る	れ	れ
形容詞	?	もったいな	かろ	かっ　く	い	い	けれ	-
転成形容動詞	ダ活用	もったいなげ	だろ	だっ　で　に	だ	な	なら	-
転成形容動詞	タルト活用	-	-	と	-	たる	-	-

※転成名詞には活用はないが、案内のためのせた。また古典日本語では下二段活用をもつ転成動詞もあるが、当記事では省略とした。

意味

有効に使うことができず、惜しいと感じる。
1. 本来であれば有用だが、むだにしてしまうことが惜しい。
2. 性能や能力を十分に使うことができず惜しい。
3. 機会を活用できず惜しい。また避けられるはずだった失敗をしてしまい惜しい。
4. 無駄遣いをせず、使わないで残しておきたい。
身に過ぎて恐れ多い。ありがたい。贅沢。
神仏などにたいして不敬、または恐れ多い。
(古典日本語のみ)不届き、不都合、もってのほかだ。

　　〈転載元:ウィクショナリー日本語版　勿体ない〉※URLは後述

　日常生活でよく使われるこの言葉には「もったいない」という悔しさや、何かを大切にする心情が込められている。例えば、食べ物を捨てることや、物を粗末に扱うことが「もったいない」と言われることがある。また、私たちが支え合って生かされていることを意識させてくれる大切な精神を持つ言葉でもある。

　「Sushi(寿司)」「Tsunami(津波)」などのように世界共通語となった日本語のひとつで、外国語でも「Mottainai」という。これはケニア出身の環境保護活動家、故ワンガリ・マータイが2008年に国際連合を通じて行った啓蒙活動でピックアップされたことが発端で、その後の環境意識の高まりも手伝って世界共通語として浸透するに至った。