鶏口となるも牛後となるなかれ

けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ

故事成語のひとつ。鶏口牛後。

概要

大物・実力者の下（牛後=牛の肛門）にいるよりも、独立した小さな組織（鶏口=鶏の口）のリーダーの方がいい、ということ。

『戦国策』中で、蘇秦が韓の襄王に合従策を説いた言葉「寧為雞口 無為牛後」より。

　

人の下につけるような奴でなければそうすべきだろうが、逆に人の下につくなら大物の下につけという意味で「犬になるなら大家の犬になれ」「寄らば大樹の陰」というのもある。