プロフィール
誕生日 | 5月16日 |
---|---|
血液型 | O型 |
身長 | 165cm |
体重 | 51kg |
スリーサイズ | B77/W58/H79 |
概要
CV:今井麻美
再生不良性貧血という病気で入院してきた患者である。
沢井かおりにとって初めての担当患者であるが、何故か沢井かおりと藤沢なぎさに対して異常なまでの憎悪をぶつけてくる。
元々かおりと同じ看護学校に所属していたのだが、入院をきっかけに休学中である。そのため、本職の看護師である沢井かおりさえも凌駕する程の知識と技術を持っており、看護の不出来を厳しく指摘することが多い。かおりに対しては敵心的だが、かおり自身には全く身に覚えがない。
以下物語のネタバレを含みます
彼女がかおりを嫌っているのは、看護学校で一年違いのかおりが教官に呼び出されるたびに「名前の響きが似ている」ということで自分まで恥をかいてきた…というのと「劣等生だった彼女は夢をかなえたのに、なんで私は…」という半ば嫉妬のような思いがあるため。だからこそ序盤では未熟なかおり相手にキレるシーンも多いが、ストーカーの一件辺りからはかおりの努力も認めていくようになる。
なぎさに関する悪感情は、とにかく「プロ意識が足りない」という点に起因する所が大きい。能力はあるのにムラっ気のせいで発揮しようとしない、その気まぐれな感じを好まないらしい。
主任に対しては、看護師としての能力の高さと「大人の女性」としての凛とした姿に好感を持っている。しかし恋愛感情とは方向が違うらしく、主任ルートのエピローグで関係を誤解された際も「尊敬できる人」とは言いつつも否定している。
グッドエンドでは寛解後再び看護師の道へ戻り、かおりと同棲しながら勉強を続けている。看護学校で友達も増えたようで、イタズラした肉じゃがを作って見せたりもしていた。
初恋の人は学校の先生だが、「特定生徒への依怙贔屓」を理由に他所へと転属させられてしまった。これを自分の責任と思うあまり、他人へ強い気持ちを持つことに怯えている部分がある。一部バッドルートでは「愛されているのが怖い」という感情が悲劇の引き金になってしまう。
ヒロインの中で唯一、バッドルートでの「死」が確認できる。最期の声にならない「キスして」や、ラストでの入水など良くも悪くも本作が「重い百合作品」として語られる大きな要因がやはり彼女だろう。