概要
人体必要な塩分を摂取し、補うこと。
塩分は体液の浸透圧の調整、電気信号の生成、消化液の原料など様々な役割をになっており、塩分が不足すると疲れや血液の異常といった症状が発生し、場合によっては命の危機につながる。
但し、日本人は基本的に塩分を摂りすぎているので、敢えて塩分を追加で摂取する必要はほとんどない。過剰摂取は逆に腎臓病などを招くとされているため注意。
「夏バテ予防に塩分補給」なんて謳い文句はバレンタインと同様の食品メーカーの商業戦略である。
熱中症の切迫した危険があるような労働環境だったり、滝のように汗をかくようなハードトレーニングをしているなら別だが、その場合も接種する水分量に対し0.1~0.2%程度が推奨されている。
スポーツドリンクも一般的にはこの程度の塩分濃度である(但し糖分が甚だしく過剰なので頻繁に飲むべきではない)。