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『青年グレゴール・ザムザはある朝起きると、自分が巨大な蟲に変わっている事に気付いた』


概要

フランツ・カフカの代表作である小説。

今でいうサラリーマンの主人公は年老いた両親と大学を目指す妹のために必死で働く中、業績不振ゆえついに不正を起こして金を手に入れていった。

彼は苦悩し、外に出ることを拒む気持ちが積もる日々を送る中ついにその願いはかなった!?


巨大な蟲となって部屋にこもる一方、両親は再び働き始め妹も進学を諦め内職に取り組むこととなった・・・


フランツ・カフカは絶対に舞台芝居や映像にする事を拒んでいたとされる。

かってはカフカ自身、小説創作に取り組む中ほぼ部屋にこもりきりとなる日々を過ごした。

そこから「変身」のアイディアを発想したとされる。

ちなみに、カフカ自身はチェコの人であるが、この小説はドイツ語で書かれている。

これは、チェコとドイツが隣同士であり、カフカはチェコ国内に一定数いた「ドイツ語を話すチェコ人」だったためである。


イースト・プレス社より小学生にも解る漫画版が出されてる。

続いて双葉社から中堅漫画家による父親の視点から描かれたリイマジネーション版がある。

近年になって映像化もされた。




近代小説家・東野圭吾もまた『変身』なる同名作品を出している。内容は別物。


関連タグ

フランツ・カフカ グレゴール・ザムザ


Limbus_Company」:作品内にて「グレゴール」という囚人(いわゆる仲間)が存在。全身が虫、とまではいかないが、右腕は確かに虫らしき生物に置き換わっている。作品内の地獄編第1章は彼にスポットライトを当てたストーリーとなっている。

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