『心を受け取る』と書いて『愛』と読むのだす。
概要
釣りが大好きで、日本全国良い穴場を求めている。あまりにもマイペース過ぎて黒の軍に捕まるが、網走刑務所でも最も劣悪と称されるC館で唯一、生き延びていた。
東北の訛りが強い独特の話し方をする。基本的に無欲で飄々とした性格。相当な剣の腕前を持っているが、人を傷つけることを嫌い、作中でまともに戦ったことはない。若い頃に幼馴染である増永と剣の訓練をしていたが、防戦一方であった。
革命後は相変わらず釣りばかりしていて、既婚者である増永に独身であることを心配されている。
10月10日生まれ。名前の由来は、仏教の四天王である毘沙門天の別名「多聞天」から。多聞天は「全てを聞き漏らさぬ知恵者」とされている。
玄武の刀
タタラたちの世代から4世代前に国家の革命を望む4人の若者が手に入れた刀の一つ、特別な力は無い。
朝彦という青年が持っていたが、刀の切れ味に酔い痴れて人斬りを重ねた挙句、当時の王の罠に嵌り、生き別れの妹を自らの手で殺してしまい、自責の念から地下に封じられる。継承者は代わりに竹光を持つのが慣習となっている。