概要
『実況パワフルプロ野球2014』、『パワプロアプリ』、『サクセススペシャル』に登場する彼女候補。誕生日は7月7日。
名前は由来はサイコロを意味する英語の「ダイス」(dice)から。
超が付くほどすさまじい強運の持ち主で、じゃんけんで負けなしは当たり前、福引きや懸賞に応募すれば最高賞当選を連発し、射的に挑戦すればたった1発撃っただけでピタゴラスイッチの如き連鎖で店の景品を全て倒して巻き上げてしまうなど、規格外な運気を持つ。
しかし本人は自分の強運に巻き込まれてしまったせいで不幸や不利益を被ってしまう人を間近で見てきた(上記の景品を全て取られた射的屋の店主など)こともあって、自分の幸運を疎ましく思い、周囲に迷惑を掛けることを恐れている。
幼少期の出来事がきっかけで、当時から金魚を飼い続けている。
容姿は色白で紫色の瞳、両頬の朱色が他の彼女キャラと比べてかなり濃い目で描かれている。髪型はかなり色の薄い金髪ロングで、後ろで結っているのか後頭部のあたりから髪が二房飛び出ている。
性格はとても優しく、自分の強運への忌避も元を正せば他者を思いやる彼女の優しさ故といえる。
セリフの語尾に「~」が付くことが多く、かなり間延びした喋り方をしている模様。
実況パワフルプロ野球2014
初登場作品。デフォルト設定ではサクセスシナリオの1つである六面大学のマネージャーを務める。
特製のサイコロ「パワコロ」の出目による運が全てである同大学において、桁外れの強運を持つ彼女の存在感は群を抜いており、大学の学長がその強運を利用するべくグループ会社に入れることを画策するなど、他のシリーズであれば結構シャレにならない展開も描かれる。
イベントを完遂すると超特殊能力(金特)として、投手は「怪童」、野手は「代打の神様」のコツが貰える可能性がある。
マイライフモードでも彼女候補として出演。サクセスから引き継ぐこともできれば、引き継がずにマイライフ内で出会うことも可能。
マイライフでは幼稚園の先生となっており、出会いイベントも幼稚園の子供がきっかけとなる。こちらでは強運については演出程度に収まっており、代わりに先生としての子供たちとの接し方について思い悩む描写がある。園児たちからは慕われており、主人公と結ばれると結婚式で教え子たちからの寄せ書きが贈られる。
パワプロ本編シリーズでは『2020』のサクセスとパワフェスモードにも六面大学が登場するが、残念ながら真実は出演していない。
パワプロアプリ、サクセススペシャル
パワプロアプリでは2017年1月5日の『パワプロ王座決定戦攻略応援団ガチャ』で期間限定キャラとしてデビュー。サクセススペシャルでは同年8月14日の『パワプロの日第1弾!野手&彼女セレクションガチャ』でのデビューとなった。
2014では作品の都合上、ゲーム内の彼女の姿は全て3D絵(パワター)で描かれていたが、こちらは立ち絵もカード絵もちゃんと2D絵で描かれている。
前イベのマネージャー兼彼女候補キャラで、レアリティがSR以上であればデートイベントの5回目で金特として、投手は「ミスターゼロ」、野手は「超ラッキーボーイ」のコツが確定で手に入る。ただし獲得経験点が精神に偏っているため、それなりに育成環境やデッキを選ぶ性能となっている。
告白イベントでは、ある夜に主人公から告白を受ける夢を見てしまい、それをクラスメイトの友人(モブ女子)に話した所、その子が主人公に想いを寄せていることを告げられ、それなら2人が上手くいくように協力すると申し出ると、相手から「そんな夢を見るってことはあなたも彼に恋してるのよ」と返されて自分の恋心を自覚することとなり、図らずも恋のライバルという形になってしまう。
抜け駆けなしの正々堂々の勝負を誓い合うも、その後真実は持ち前の強運によって主人公と2人きりになるシチュエーションが頻発してしまう。そのうちに主人公の方が真実に惚れてしまって夢の通りに告白されることとなり、真実は後ろめたさを感じつつも主人公の想いを受け入れる。
デートイベントでは自分の強運によって主人公や周囲の人が迷惑を被っていることに耐えかねて「私、運なんていらない!」と叫ぶまで思い詰めるが、主人公から「マミちゃんのラッキーは周りの人に幸せをおすそ分けしてる」と励まされたことで、幾分か前向きに捉えられるようになった。
エピローグではデートイベントを3回以上進めた状態であればグッドエンドとなり、告白イベントで登場した友人に抜け掛けする形となってしまったことを謝りに行くも、その友人はすでに(主人公よりもイケメンな)彼氏を手に入れており、真実が戸惑いながらも「これも幸せのおすそ分けかな~?」と述べ、主人公は同意しつつも「自分よりイケメン」という話に内心少し悔しがるという若干ギャグテイストな結末になる。
デート消化が3回未満の場合はノーマルエンドとなる。こちらは友人に彼氏ができておらず、結果的に抜け駆けする形になった真実を友人が責める展開となり、彼女が気にしていた「真実の強運が他人に迷惑を掛ける」という点にまで踏み込んでしまう。しかしそこで真実を庇った主人公が発した「迷惑なんていくらでも来い!だって俺は、マミちゃんのことが大好きだからだーっ!!!」という言葉を聞いたことで友人は毒気を抜かれて真実を許し、真実も自分を受け入れてくれた主人公に寄り添って「ありがとう…私、今が一番幸せかも」と感謝の言葉を告げるという結末になる。
アプリやサクスペの彼女候補はデート回数によってエンディング内容が変化するキャラが多くいるが、一定回数未満の場合は失恋や恋愛関係に至らないというパターンが大半である中、真実の場合は逆にノーマルエンドの方がグッドエンドよりも主人公と親密な雰囲気で終わるというかなり特異な演出となっている。
2014のキャラとのコンボなどは現状存在しないが、2014のマイライフで幼稚園の先生をしていた関係か、R・PR限定のランダムイベントでは子供と戯れる話が描かれている。