CV:岡本信彦
キャラクター
表向きは品行方正の優等生。だが、その正体は法で裁けぬ悪を裁く「CODE:BREAKER」のコード:06。
本性は冷酷非情で、無感情に人を殺し続けている。今まで殺した人間の人数は100人を超えている。
だが、その裏には悪に対する激しい憎悪や、悲劇をきっかけに悪に堕ちた者への憐みの感情も見え隠れしている。
実は過激で感情的で、捜シ者が絡むと我を忘れる。しかし、その一方で彼の事を誰よりも尊敬していた。彼の決め台詞は元は捜シ者のものである。
異能
異能は「煉獄の炎(サタン・ブレイズ)」という青い炎。左手から異能を発する。
青い炎を一気に燃焼させ、気化熱によって乱流を作り出し空気の渦で物を引き寄せる「塵旋風(ダストデビル)」や、炎の熱によってガラスを歪ませ、脆くすることもできる。
死者の魂を結晶化したもの。幼いころ、コード:エンペラーの左腕を移植されたことにより獲得した。
異能をうまく制御できないため指輪をつけており、捜シ者からもらった黒い手袋を自戒のために身につけている。
ロストすると、体温が急激に下がり異能が24時間使えなくなる。だが、人見との戦いの際、指輪が外れた瞬間復活し、人見を圧倒した。
エンペラーが目覚めたときは、「体が透ける」という真のロストに変わった。
遊騎との戦いで一度死亡するも、コード:エンペラーに「辺獄烈火(ベルフェゴール)」という黒い炎を与えられる。
それは異能だけに作用する。
実はコード:エンペラーに異能を与えられる度に一つ対価を与えていた。
「煉獄の炎(サタン・ブレイズ)」の対価は味覚。「辺獄烈火(ベルフェゴール)」の対価は音(遊騎との戦いの際に遊騎が大神の体に流し込んだ異能である)。
異能のほかにも剣術を会得しており、達人級である。
悪を裁くときの決め台詞は「目には目を、歯には歯を、悪には悪を」。
実は純文学や城のプラモデル製作が大好き。
刻が広めた噂のせいでクラスメイト(または作者から)「エロ神」の称号をもらっているが、リリィの色仕掛けに全く反応しないなどあまり女性の体には興味は無い様子。
だが、桜と密着した際に胸が当たったときに動揺するあたりは、健全な男性のようである。
桜小路桜
青い炎で燃やすことのできなかった桜を「珍種」と呼び、観察している。
初めは観察対象としか見ていなかったが、桜が雪比奈の一件でロストしてしまった時、そのことを強く自分を責め、それをきっかけに桜を「存在しない者」には絶対にしないと言い、自分の身を犠牲にしてでも桜を守ろうと決意する。
桜が捜シ者に連れ去られたときには放心状態になり、学ランの中にパジャマを着て登校する、教科書と間違えて缶詰を持ってくる、古典の時間に数学の問題を答える、女子トイレに入ろうとするなど、クラスメイトから驚愕されるほどの奇行を繰り返した。
最近は桜を自ら抱きしめたり、手を握るなど相当心を開いていおり、彼女を異性として見ている描写が多々ある。
実は彼女とは小さい頃に出会っており、彼女に命の尊さやハグを教えたのも大神本人である。また、その頃に彼女に「大人になったら結婚するか!」という約束をしてしまっている。
余談
中の人や青い炎+日本刀など、青の祓魔師の奥村燐と被る点が多い。