概要
天草翔とはバンオウ-盤王-に登場するプロ棋士の一人。
作中中盤で、主人公月山元の強敵として描かれる。
人物
茶色のストレートヘアに垂れ目気味の緑色の瞳、長いまつ毛の高校生。師と同じくそのルックスのレベルの高さから女性ファンも多いことが描かれている。
新堂誠二郎竜王の唯一の弟子であり、自他ともに認める将棋の天才。
月山と作中初めて対面で指したプロ棋士であり、唯一三度指した人物である。
天才ゆえの傲慢さか、師である新堂に「師匠(せんせい)を倒すのは僕なので」と言い放ったり、まだプロになっていない年上の棋士に対して「早くプロの世界で戦いましょう」と悪意なく言ったりと謙虚さには欠ける一面がある。
経歴
五歳の時に祖父に教わる形で将棋に夢中になり、小学生の時点で並の大人では敵わないほどの棋力を持っていた。
子供向けの大会で優勝し、新堂の指導対局を受けて敗北するもさらに将棋に夢中になり棋士の道へ。中学三年生の時にプロ入りを果たし作中初期では五段に、さらに竜王戦本戦時には昇段し六段になった。