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天誅紅

てんちゅうくれない

『天誅紅』とはステルスアクションゲーム『天誅』シリーズの第四作。

概要編集

天誅シリーズの第四作ではあるが、続編ではなく外伝に近い。

時間軸としては『天誅壱』と『天誅参』の中間に位置する。

始末屋を主人公とした物語で、それに本編の主人公彩女が関与したという形をとっている。

もう一人の本編主人公である力丸や、宿敵鬼陰は登場しない。


システムはほとんど前作である『天誅参』と同じ。箱庭形式のステルスゲームで、敵をいかに発見されずに排除するかに重点が置かれている。次々と敵を忍殺(気付かれずに殺害すること)する『忍殺乱舞』が登場した。ハードはPS2だが、後にPSPに移植された。

ストーリー編集

時は戦国。

郷田家に仕える忍び彩女は、行方不明となった兄弟子力丸に代わり郷田の国周辺の諜報活動を行っていた。その道中、彩女は何者かに襲撃されて全滅した集落を発見する。

そこは忍び集落『葉隠れの里』。瀕死の村人を助けようとする彩女だったが、村人は『黒屋』という名前を口にして絶命してしまう。状況が把握できないまま集落を後にしようとした彩女に、一人の少女が襲いかかる。

少女の名は『凛』。この里の出身である彼女は、修行から帰ってきて故郷が焼き討ちされているのを発見し、彩女を犯人と誤解して襲いかかってきたのだ。

対峙する二人。

こうして『彩女』、『凛』そして『黒屋』の数奇な運命が幕を上げる‥‥。

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